近年は、弟子を取っていなかった、北島三郎(きたじま さぶろう)さんですが、その熱意におされて、例外的に、弟子となられた人がいました。今回は、その弟子・北山たけしさんについてご紹介します。
「北島三郎の息子が死後1週間で発見!死因は心不全?孤独死だった?」からの続き
弟子は北山たけし
北島さんを「弟子」で、多くの人が調べられているようです。
というのも、北島さんの弟子の、歌手・北山たけしさんが、北島さんの次女・大野智子(おおの さとこ)さんと結婚されているのです。
北山さんは、演歌歌手を目指し、高校を1年で中退すると、憧れだった北島さんの自宅に何度も通い詰めて弟子入りを志願し続けるも、その都度、北島さんに断られ続けるのですが、
最終的には、
歌手への夢は捨てなさい。弟子になったからといって歌手になれるわけではない。俺のことが好きで、人生の勉強がしたい、ということであれば付いてきなさい。
と、北島さんに弟子入りを許されたそうで、
北山さんは、北島さんとの初対面の時のことを、
師匠は、真っ赤なガウンに、足元にも、ふさふさした真っ赤なスリッパを履いて出てこられて、とにかくそれが衝撃的でした。「すげえ、真っ赤だよ…」って(笑)。
後々わかることなんですけど、普段は普通にパジャマ姿なのが、自分を慕う者が来ているということで、わざわざ着替えてくださったようです。
と、後に語っておられます。
(左から)北島さんの三女・水町レイコさん、北島さん、北山たけしさん。
デビュー曲「片道切符」がヒット
その後、北山さんは、8年もの間、北島さんの付き人として働かれているのですが、
2003年11月、突然、
そろそろ船出をしてみるか?今は海もそんなに荒れていないし、一人で船を漕いでみるか?
と、北島さんに言われたそうで、
翌年の2004年4月、ついに、「片道切符」でデビューすると、たちまちヒットを記録。「ベストヒット歌謡祭新人賞」「第37回日本有線大賞新人賞」など、数々の賞を受賞されたのでした。
(実は、北山さんは、北島さんに弟子入りする前、「大平幸一」名義で演歌歌手デビューされているため(芽が出ず、ほとんど活動されていなかったそうですが)、実際には再デビューとなります)
「片道切符」
また、翌年の2005年には、セカンドシングル「男の出船」で、その年の「第56回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たすと、以降、コンスタントに新曲を発表し、順調に活動されています。
弟子・北山たけしと次女が結婚
そんな北山さんは、2009年、北島さんの次女・智子さんと結婚されています。
実は、北山さんが北島さんの弟子となって3年目のこと、北島家の草刈りをしている際、芝刈り機で左の人差し指の腱をケガされたそうですが、
その時、智子さんが看病してくれたことで、好意を抱くようになり、交際に発展。結婚に至ったそうです。
弟子・北山たけしと次女に離婚の噂
ただ、北山さんと智子さんの間には、離婚の噂が流れています。
というのも、智子さんは、お父さんである北島さんの個人事務所の社員として働かれていることから、北島さんのコンサートに同行し全国を飛び回っているほか、なんと、実家暮らしされているとのこと。
そんな別居生活や、お二人の間にまだお子さんがいないことから、離婚の噂が流れたようです。
ちなみに、北山さんは、イベントやコンサートでは奥さんの話をよくされており、実際には仲睦まじいとの話もありますが、真偽は不明です。