北島三郎さんの付き人を経て、29歳の時、「片道切符」でブレイクされた、演歌歌手の北山たけし(きたやま たけし)さん。現在は、演歌歌手としての活動ほか、バラエティ番組などにも出演されています。


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プロフィール!

北山さんは、1974年2月25日生まれ、
福岡県柳川市のご出身です。

身長168センチ、
体重60キロ、

血液型はA型、

本名は、
渡辺 毅(わたなべ たけし)、

学歴は、
柳川高等学校中退、

特技は、
和太鼓、造園作業、尺八、

好きなスポーツは、
ゴルフ、空手、柔道、

だそうです♪

演歌歌手を目指す

北山さんは、もともとお父さんが、
プロの演歌歌手を目指されていたそうですが、

その果たせなかった夢を、
息子のたけしさんに託されたそうで、

北山さんは、物心ついた頃から、ずっと演歌を聴いて育ち、
自然と演歌が歌えるようになっていったそうです。

また、お父さんは、特に、
北島三郎さんの大ファンだったことから、

北山さんが初めて歌った演歌も、
北島三郎さんの「風雪ながれ旅」だそうで、

北山さんは、9歳の時、
KBC(九州朝日放送)の「ちびっ子のど自慢」で、
この「風雪ながれ旅」を歌い、見事、優勝されています。

北島三郎に弟子入りを志願するも・・・

その後、北山さんは、
演歌歌手を目指し、高校を1年で自主退学。

そして、北島さんの自宅に行き、
弟子入りを志願されるのですが・・・

北山さんはその時のことを振り返り、

自分でも、ちょっとは歌えるという自信もあったし、
周りの人たちに「それだけうまかったら歌手になれるよ!」
なんて言われて調子に乗っていたんでしょうね。

すぐ弟子になれると思い、
16歳で高校を自主退学してご自宅にうかがったのですが、

その時は未成年ということもあり、
帰りなさいと言われて断念しました。
つくづく世間知らずだったなと思います。

と、明かされています。

その後、どのような経緯かは分かりませんでしたが、
北山さんは「大平幸一」名義で、演歌歌手デビュー。

しかし、芽が出ず、
実家に戻られたのでした。

再び、北島三郎に弟子入りを志願

そして、21歳の時、再び上京されると、
改めて、北島さんに弟子入りを志願。

しかし、またしても、

「もう弟子は取ってないから、申し訳ないけど帰りなさい」

と、断られてしまったのでした。

それでも、北山さんは諦めず、
バイトで貯めた50万円がなくなるまで粘ろうと、

八王子の駅前のカプセルホテルに泊まり、
昼と夕方1時間ずつ、門の前で待ち続けていると、
途中、インターホン越しに何度も断られたのですが、

とうとう、10日目の夕方に、
大きな鉄の門が開くと、

遠くの方で、北島さんの奥さんが、
手招きしながら立っていたそうで、
北山さんは、応接間に通してもらったのでした。

ついに、弟子入りを果たす

こうして、北山さんは、
ついに、北島さんとの初対面を果たされるのですが、

北山さんは、北島さんの印象を、

師匠は、真っ赤なガウンに、足元にも、
ふさふさした真っ赤なスリッパを履いて出てこられて、
とにかくそれが衝撃的でした。「すげえ、真っ赤だよ…」って(笑)。

後々わかることなんですけど、普段は普通にパジャマ姿なのが、
自分を慕う者が来ているということで、わざわざ着替えてくださったようです。

と、明かされていました。

ただ、すんなり、
弟子入を果たされたわけではなく、

北島さんからは、

歌手への夢は捨てなさい。
弟子になったからといって歌手になれるわけではない。

俺のことが好きで、人生の勉強がしたい、
ということであれば付いてきなさい。

と、言われたそうで、

それでも、北山さんは、
北島さんのもとで勉強したいと思われ、
弟子にしてもらったのだそうです。

その後、北山さんは、8年間、
北島さんの付き人として働かれるのですが、

チャンスがあれば、歌手になりたい、
という気持ちは当然あったものの、

なんと、その間、一切、
歌を歌うことはなかったのだとか。

「片道切符」で再デビュー!

そして、2003年11月、
北山さんは、北島さんに呼ばれ、
一緒にテレビを見ていると、

突然、北島さんに、

そろそろ船出をしてみるか?
今は海もそんなに荒れていないし、
一人で船を漕いでみるか?

と、言われたそうで、

ついに、翌年の2004年4月、
シングル「片道切符」で再デビュー。

「片道切符」

すると、たちまちヒットを記録し、

「ベストヒット歌謡祭新人賞」
「第37回日本有線大賞新人賞」
「第46回日本レコード大賞新人賞」
「第18回日本ゴールドディスク大賞新人賞」

など、数々の賞を受賞されたのでした。

また、翌年の2005年に、
セカンドシングル「男の出船」をリリースされると、
「第56回NHK紅白歌合戦」に初出場を果たし、

「男の出船」

以降、コンスタントに新曲を発表し、
順調に活動されています。

「NHK紅白歌合戦」は、2009年まで、
 5年連続で出場されています。)

嫁は?

そんな北山さんの、
気になるプライベートですが、

北山さんは、2009年、北島さんの次女、
智子(さとこ)さんと結婚されています。

きっかけは、北山さんが、
北島さんの弟子となられて3年目の頃、

北島家の草刈りをされている際、
芝刈り機で、左手の人差し指の腱を怪我されるのですが、

その時、智子さんが看病してくれたことで、
北山さんが智子さんに好意を持つようになり、
交際に発展。結婚に至ったのだとか。

ただ、相手は師匠の娘ということで、
恐れ多くて、周りの人には、一切、
交際されていることを言い出せず、
結果的に数年間、黙っていたとのことでした♪

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離婚?

ところが、そんな北山さんに、
離婚の噂が立っています。

というのも、奥さんである智子さんは、
お父さんである北島さんの、
個人事務所の社員として忙しく働かれており、

北島さんのコンサートツアーにも同行され、
全国を飛び回っているというのです。

しかも、智子さんは、
実家暮らしをされているとのことで、

別居とスレ違いの生活で、
このようなうわさが出たのでしょうね。

さらに、お子さんがいらっしゃらないこともあり、
ますます、疎遠な印象を与えているようです。

さて、いかがでしたでしょうか?

苦労の末、子どもの頃からの憧れだった、
人気演歌歌手になられた北山さん。

北山さんは、今後の夢について、

若い世代の方に演歌を聴いていただくには、
どのように取り組めばよいのか。

そのためには、演歌の要素を含みつつ、
若い方にも興味を持っていただけるような作品が必要かなと思います。

師匠で言えば「与作」などは、
まさにどの世代の方にも愛されている作品で、

僕も「かたくりの花」をそのように育てていきたいですね。
(北山さんの16枚目のシングルのタイトルで、
7年間土の中にいて芽を出すことから)

と、語っておられるのですが、

まさに、演歌を心の底から愛しておられる、
北山さんにふさわしい役目ですね!

日本人が、日本の心を忘れないように、
これからも、素晴らしい演歌を歌い続けてほしいですね。

応援しています!!

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