リゾートホテルの経営の失敗で抱えた23億円もの借金を10年で見事完済した、加山雄三(かやま ゆうぞう)さんですが、またしても、経営するスキー場が閉鎖に追い込まれ、巨額の借金を背負っているとの話が飛び出します。
「加山雄三は昔「ぼくの妹に」と「帰ってきた若大将」で借金を完済していた!」からの続き
スキー場閉鎖でも多額の借金を抱えていた
加山さんは、1991年、新潟県南魚沼郡湯沢町に、総工費100億円といわれる「加山キャプテンコーストスキー場」をオープンされているのですが、これがまたしても、2011年の東日本大震災のほか、若者のスキー離れなどにより経営が悪化し、2011年7月には閉鎖。
加山さんは、当時、
開場以来、赤字続きだった。東日本大震災の影響で運営資金の調達が困難になり、閉鎖することにした。
と、語っているほか、
2012年、「週刊女性」(5月29日号)のインタビューでは、
(スキー場に)20年で数十億円つぎ込んだね。家だけじゃなくて、船も手放したよ。
と、語っていることから、愛船も売却したと報道されたのですが、
2015年、「NEWS ポストセブン」によると、
ある芸能関係者は、
最近、売却したはずの船での遊びをまた満喫しているようです。愛船「光進丸」の甲板で料理を振る舞ったり、ヨットレースを開催したりしている
と、証言しているとのこと。
「光進丸」の船体価格は4億円とも言われていたのですが、加山さんの借金はいったい、どうなったのでしょうか。
加山さんと愛船「光進丸」
借金は完済していた
そこで、「NEWS ポストセブン」の記者が、借金の真相を聞くべく、加山さんに取材を申し込むと、なんと、加山さんご本人から電話がかかってきたそうで、
借金ならほぼ全部解決した。ローンでちょこちょこ払っているけど、最悪な状況から脱し、楽しく仕事をさせていただいているよ
と、ハリのある声で答えられたとのこと。
借金の総額については、
まぁいろいろやってねえ……
と、言葉を濁されたそうですが(記者が尋ねた「数十億円の借金」という言葉は否定されなかったそうです)、
結局、借金して苦労すると責任感が強くなる。人間、逃げたら終わりだからね。
試練だと思って、“何クソ!”って土下座してでも乗り越えないと。逃げたらダメ!それがパワフルに、エネルギッシュに生きるコツなんだ。
と、数十億円はあったであろう借金の返済はほぼ済んだと、明かされたというのです。
(莫大な借金がむしろ、人生のモチベーションになったと豪快に笑っておられたそうです)
愛船「光進丸」は売却していなかった?名義変更?
また、売却したと報じられた愛船「光進丸」についても、
あの報道は誤報なんだよ。 売りに出したのではなく、造船所の社長に名義変更しただけ。
そのほうが船の点検をするのに都合がいいんだ。34年前に進水した船だけど、船の寿命は30年。
よくメンテナンスしてもらっているから、 年齢より若くいられるんだ。俺と同じだよ、ハッハッハ!
と、豪快に笑っておられたとのことでした。
「加山雄三は借金を「若大将のゆうゆう散歩」と「CR加山雄三」で完済していた!」に続く
在りし日の「加山キャプテンコーストスキー場」。