お笑いだけではなく、数々のテレビドラマや映画に出演し、俳優としての才能も発揮されている、明石家さんま(あかしや さんま)さんですが、意外な人物と強い信頼関係で結ばれているといいます。
「明石家さんまのデビューからの出演映画ドラマ舞台を画像で!」からの続き
木村拓哉とは初共演ドラマ「空から降る一億の星」で意気投合
さんまさんは、2002年、悲しくも切ないラブサスペンス「空から降る一億の星」で木村拓哉さんと初共演されると、
さんまさんは過去があるワケアリの独身刑事を、木村さんは瞬間記憶と言う特殊な能力を持つも、自身の過去をあまり覚えていない、フレンチレストランの見習いコックを演じ、ドラマは平均視聴率22.6%の大ヒットを記録しているのですが、
撮影中、お二人は意気投合し、LINEのやりとりをするなど、公私ともに交流を深められたといいます。
「空から降る一億の星」でのさんまさん(左)と木村拓哉さん(右)のオフショット。
木村拓哉と冠番組「さんタク」
そして、打ち上げの席では、木村さんとの新たな共演の企画が持ち上がり、2003年のお正月、新春特別番組として、お二人の冠番組である「さんタク」が放送されると、以降、毎年、お正月に放送されているのですが、
この「さんタク」、「明石家さんまと木村拓哉がやりたいことをやる」をコンセプトに、まず、「やりたいこと」をスタジオでトークし、それを実際に行うためロケで収録する、という形で番組が進行。
飛行機が苦手なさんまさんがスカイダイビングに挑戦するなど、お互い苦手なものや、やったことのないものを選ぶことが多く、素のお二人の姿が垣間見られると、視聴者の間で好評のようです。
ちなみに、さんまさんによると、トークの部分は、さんまさんと木村さんのスケジュールの都合を合わせなければならず、その後に、ロケの収録も行う必要があるため、放送前年の11月中に収録が行われるそうで、新春特番史上、最も収録が早いのだそうです。
(「さんタク」は、一旦、2016年で終了しているのですが、2017年4月にゴールデン・プライム枠で放送されると、2018年からは、再び、例年どおり、元旦の夕方枠で放送されています。)
「さんタク」出演中のさんまさん(左)と木村拓哉さん(右)。
さんまは「キムタク派」
ところで、さんまさんは、2016年、自身の冠番組「さんまのお笑い向上委員会」に出演された際、年内解散を発表した「SMAP」の話題となり、「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんに、
SMAPは何で解散したんですか
さんま・中居の27時間(「FNS27時間テレビ」の恒例企画「さんま・中居の今夜も眠れない」)の時は師匠はもう知ってはったんですか
と、振られると、
俺はなんにも知らないよ、そんなの
と、かわしていたのですが、
宮迫さんが、
中居派かキムタク派かどっちなんですか
と、さらに迫ると、
派閥でいくと、ハッキリ言うわ。俺は木村派や。中居も知ってる、(俺が)木村派やというのは。そして毎週、あの2人は、これ(この番組)を見てる
と、木村派であることを断言されています。
(ちなみに、プライベートで中居さんと親交のある宮迫さんは、「オレは中居派やぞ」と、笑顔で手を振られていました♪)
明石家さんまが雑誌「UOMO」の木村拓哉の連載に登場
また、さんまさんは、2019年12月、男性ファッション雑誌「UOMO」の木村さんの連載「Session」にゲストとして登場しているのですが、
実は、さんまさんは、40年を超える芸歴の中で、雑誌取材は数えるほどしか受けたことがないそうで、今回は、親交の深い木村さんの頼みということで出演されたそうです。
「さんタク」(2020年元旦放送)の収録現場で「UOMO」の対談をされる木村拓哉さんとさんまさん。
木村拓哉に絶大な信頼
ちなみに、この対談では、お二人が初共演したドラマ「空から降る一億の星」で意気投合したエピソードや、プライベートでされているLINEのやりとり、「さんタク」の誕生秘話ほか、将来、さんまさんが木村さんとやりたいドラマの構想まで、お二人ならではの貴重な話が盛りだくさんとなっているのですが、
木村さんが、
お笑いの流派でいうと、自分の好みはやっぱり明石家流ですね
と、言うと、
さんまさんも、
この人だけわかってくれたらいいかというのが何人かいて、(ビート)たけしさんもそうだし、所(ジョージ)さんもそうだし、タモリさんもそう。木村もその中の一人。だから、お願いされたら断れない
と、返すなど、お二人が、いかに強い信頼関係と絆で結ばれていることが伺えます。
「明石家さんまは元嫁・大竹しのぶを亡夫から託されていた?」に続く