1958年、NHK連続ドラマ「バス通り裏」で女優デビューされると、若い頃は清純派女優として、年を経ると実力派女優として、60年以上に渡って女優を続け、プライベートでも、数多くの俳優たちと噂になるなど、華やかな人生を送られてきた、十朱幸代(とあけ ゆきよ)さんですが、ネット上で、「半身不随」説が流れました。今回は、そんな十朱さんの「半身不随」の真相についてご紹介します。

「十朱幸代と西城秀樹の破局理由は?」からの続き

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くるぶしの骨が変形していた

十朱さんは、20代の頃から舞台出演で捻挫を繰り返していたそうですが、完治していない状態で次々にハードな動きを伴う舞台をこなしていたことから、徐々に両足のくるぶしが悪化していき、40代からは痛みを感じるようになったそうで、

寝ていても、ズキン、ズキンと痛み、冷やすなどしてごまかしていたそうですが、それでも痛みが増していき、舞台で履く靴は、痛みを緩和するよう、特注するまでになっていったそうです。

両足21時間に及ぶ手術を受ける

そんな中、十朱さんの骨は、いつの間にか変形していたそうで、

医師から、

このままでは歩けなくなる

10年前の足に戻してあげます

と、言われたことから、67歳の時、自身の腰の骨を一部切り取り、それを足首に接ぐという骨移植手術をすることを決断。

2011年、舞台「ジョン・ガブリエルと呼ばれた男」の公演が終了した2日後に入院されると、まず、片足を手術し、もう片方は1ヶ月後に手術されているのですが、左右合わせて21時間に及ぶ手術は無事成功。

その後、5ヶ月間入院され、さらに、リハビリのため1年間休養されると、水中ウォーキングなどのリハビリに励み、無事完治されたのでした。

舞台「姑は推理作家」で復帰

実際、十朱さんは、2011年8月には、舞台「姑は推理作家」の山吹蘭子役で、見事、現場復帰を果たされているのですが、

リハビリ前には、半年間の車いす生活で、すっかり下半身の筋力が落ちてしまっており、

二度とお客さまの前に立てないかもしれない

と、一時は不安になったこともあったそうで、

長期間仕事を休んで、その後復帰できるかどうかというよりも、本当に元に戻って歩けるようになるのか、その不安の方が大きかった。

死ぬまで舞台に立ち続けたい。それにはまず歩けなくてはならないでしょう。ちゃんと歩ける足になりたい、その一心でした。

と、懸命にリハビリに励み、

私から女優を取ったら何も残らないですからね。お芝居は、同じ役を何度やっても、その時、その時で新しい発見があります。

今は舞台に立てることのありがたさを身に染みて感じてますね。

と、再び大好きな舞台に復帰できた喜びを語っておられました。

(ちなみに、十朱さんは、手術からほぼ1年後には、普通に歩けるまでに回復し、2015年9月には、ヒールを履くと少し疲れると感じる程度にまでなられたそうです。)

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現在は高校時代の旧友たちと会食も

そんな中、十朱さんは、仕事や子育てに忙しく、疎遠になっていた、高校時代の旧友たちと頻繁に会うようになったそうで、

集まるとすぐに学生時代の自分に戻れますからね。みんなで会うと気が休まるというか、緊張しないで自然になれるというか。とにかく、一番うれしい時間です。

と、時々食事会を開かれるほか、2015年4月には、数人の仲間とアメリカへ旅行されたことも明かされています。

実は、その背景には、2012年に、唯一の身内だった妹さんが60代の若さで他界されたことがあったそうで(ご両親とお兄さんもすでに他界)、

父や母を送るのは、子供としては普通のことだと思ってました。年齢の順番ですからね。でも、兄も60代でしたし、3年前に亡くなった妹もそうだったですからね。若かっただけに余計にショックだったですね。

と、高校時代の友人たちと会うことで、心が救われているとのことでした。

さて、いかがでしたでしょうか。

十朱さんの、

  • 年齢は?出身は?身長は?本名は?
  • 父親は俳優の十朱久雄
  • 父・十朱久雄は酒を飲むと暴れていた
  • 少女時代はおてんばだった
  • NHKの連続ドラマ「バス通り裏」で一躍人気を博す
  • 「バス通り裏」は遊びに行っている感覚だった
  • 木下惠介監督に見初められ「惜春鳥」で映画デビュー
  • 「座頭市」「男はつらいよ」でヒロインに抜擢
  • 出演作品(映画)
  • 出演作品(テレビドラマ)
  • 「魚影の群れ」で新境地を開拓
  • 受賞・受章歴
  • 小坂一也にベタ惚れだった
  • 家族ぐるみの交際
  • 結婚しないことを前提とした交際だった
  • 内輪だけの結婚式(未入籍)
  • 突然の破局
  • 破局理由
  • 小坂一也の松坂慶子との浮気が原因だった
  • 仕事のおかげで大失恋を乗り越えた
  • 西城秀樹と交際が写真週刊誌にスクープされる
  • 12歳の年の差も順調な交際
  • 西城秀樹と破局
  • 破局理由は双方の家族の反対?
  • 破局の真相は?
  • 自叙伝「愛し続ける私」の発売記念イベントで西城秀樹について言及
  • くるぶしの骨が変形していた
  • 両足21時間に及ぶ手術を受ける
  • 舞台「姑は推理作家」で復帰
  • 現在は高校時代の旧友たちと頻繁に会食

について、まとめてみました。

両足のくるぶしを大手術された後、

以前から少しずつしていた服やハンドバッグ、靴の整理を本格的に始めたんです。最近は私服でマスコミの前に出ることも少ないし、そんなにいらないの。

だからといって、古い人間がいかにも古く見えたら、職業上まずいじゃない?(笑) 若い人たちの店で、かすかに自分に似合うものを探すのよ。

と、終活を始められたことを明かされていた十朱さんですが、

それでも、2018年には、バラエティ番組「今夜くらべてみました」に出演し、「チュートリアル」徳井義実さんへ熱烈なラブコールを送られるなど、70歳をとっくに回っているとは思えない美しさを維持されていますので、これからも、まだまだお元気な姿を見せ続けてほしいものです。

「十朱幸代の父親は俳優の十朱久雄!」

「今夜くらべてみました」より。徳井義実さんと十朱さん。後列は、(左から)田畑智子さん、由美かおるさん、田中みな実さん。

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