テレビドラマ「半沢直樹」での怪演ぶりが大きな話題となるなど、70代となっても第一線で活躍されている、柄本明(えもと あきら)さんですが、今回は、そんな柄本さんの奥さんについてご紹介します。

「柄本明の「半沢直樹」での怪演が凄すぎる!そのモデルとは?」からの続き

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妻・角替和枝との馴れ初めは?

柄本さんは、1981年、女優の角替和枝さんと結婚されているのですが、

実は、柄本さんが「東京乾電池」を結成して間もない頃、柄本さんが角替さんに客演を依頼されたことをきっかけに、柄本さんが角替さんに一目惚れして交際に発展し、やがて、柄本さんが角替さんのアパートに転がり込む形で同棲し、結婚に至ったそうで、

柄本さんは、

皆さんがかわいいと言ってくれてありがたいですが、僕が一目ぼれですから一番かわいいと思っていた

と、明かしておられます♪


結婚披露宴での柄本さんと角替さん。

(角替さんも、後に「東京乾電池」に移籍されています)

おしどり夫婦

そんなお二人は、結婚後、東京・下北沢に新居を構えると、お互いを「えもっちゃん」「和枝ちゃん」と呼び合っていたほか、

近所の喫茶店「cafe Canaan」に毎朝のように出かけては、長時間、お芝居のことを語り合っていたそうで、おしどり夫婦として有名だったそうです。

妻・角替和枝が女優を続けることを希望していた

そして、その後、お二人の間には、男の子が2人誕生しているのですが(長男は柄本佑さん、次男は柄本時生さん)、

角替さんは、佑さんを出産された時、

もう仕事は辞めたほうがいいんじゃないか

と、家庭に入ることを考えたそうですが、

出産してから3ヶ月ほど経った頃、柄本さんから、

そろそろ仕事できるんじゃない?

と、促されたそうで、

結局、家庭には入らずに、舞台に復帰されており、

角替さんは、後に、

とにかく芝居のことしか考えられない人だから。私が家に入ってしまって、話が合わなくなるのがつまらなかったんじゃないかしら(笑)

と、おっしゃっていました♪

妻・角替和枝がうつ病を患う

こうして、2人のお子さんにも恵まれ、夫婦仲も良く、公私ともに順調かと思われた柄本さん・角替さんご夫婦でしたが、

角替さんは、2009年、ニューヨークに行く飛行機に乗った際、突然、胸が痛くなったそうで、その時は、そのまま旅行を続けられたそうですが、帰国後、検査入院。

すると、心臓に問題はなかったことから、精神科に行くように言われたそうですが、医師から、「うつ病」と診断されたのでした。

妻・角替和枝はうつ病は2年前から症状が現れていた

角替さんは、医師から、

あぁうつだよ、辛かったねぇ

と、「うつ病」と診断された時、声をあげて泣いたそうですが、

実は、角替さんは、その2年前のある日、突然、まったく眠れなくなかったそうで、これを皮切りに、やがて、「死にたい」と思うようになるなどの症状に見舞われるようになっていたそうで、

(駅に行くと、電車に飛び込んでしまいそうで、そんな自分が恐ろしく、プラットホームの柱につかまっていたこともあったそうです)

それでも、

こんな軽い症状で(病院に)来るなと怒られるんじゃないか

と、病院へは行かず、柄本さんや息子さんたちにも打ち明けられずにいたそうで、

ニューヨーク旅行の際に胸が痛くなったことをきっかけに検査入院したことで、ようやく、「うつ病」と診断されたのでした。

妻・角替和枝を献身的に看病していた

ただ、投薬治療がスタートすると、柄本さんが角替さんを一人にしないように気遣い、見守られたそうで、

医師の、

とにかく朝6時に起きて、夜10時には横になりなさい

という指示どおり、

角替さんを時間どおりに起こして寝かすことを日課とするほか、家事も以前は「やってやってる」という感じ丸出しだったのが、さりげなくされたそうで、その甲斐あってか、角替さんの「うつ病」は2年で完治したのでした。

妻・角替和枝のうつ病の原因は積もり積もったストレスだった

ちなみに、角替さんが「うつ病」になった理由について、

柄本さんは、

10年ぐらいの間にいろんなことがあったから

と、長い年月の間に積もり積もったストレスだったのではないかと、おっしゃっているのですが、

角替さんは、

優しくなったというか、優しさの深みが増しましたね。さすがに私がいなくなったら困ると思ったのかも

と、闘病中、支えてくれた柄本さんに感謝されていました。

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夫婦で英会話を楽しむ

さておき、その後、お二人は、「英会話」という共通の趣味ができたそうですが、

角替さんは、

40年間、夫婦の会話といえば芝居と映画だけだったのが、それ以外のことで話せる日が来るなんて。あぁ、生きててよかったーというくらいうれしいのよ

と、おっしゃっており、

さすがに、女性としては、お芝居の話だけではきつかったのかもしれませんね。

「柄本明が妻・角替和枝に贈った弔辞は「最後のラブレター」!」に続く

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