テレビドラマ「渡る世間は鬼ばかり」では、岡倉家の長女で、5人姉妹の中では一番控えめながらも芯の強い、野田弥生役を演じられた、長山藍子(ながやま あいこ)さんですが、実生活はどうなのでしょう。今回は、そんな長山さんのプライベートをご紹介します。

「長山藍子が坂上忍から感謝されている理由とは?」からの続き

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新克利と不倫関係だった?

長山さんは、56歳で初めて結婚されているのですが、長きに渡る独身生活の中では、石井ふく子さんの作品の常連俳優だった新克利(あたらし かつとし)さんとの交際(不倫)の噂があったそうで(一部週刊誌により報じられたそうです)、

それまで、誠実な役が多かった新さんは、このスキャンダルでイメージダウンし、以降、出演が激減したといわれています。


「ストーンウェル第34回公演 結婚する手続き」(平成3年11月)のパンフレットより。新克利さんと長山さん。

夫は俳優の武正忠明

そんな長山さんは、1997年、56歳の時、「劇団俳優座」の後輩で、16歳年下の俳優・武正忠明(たけまさ ただあき)さんと結婚されているのですが、

お二人は、石井ふく子さんプロデュースの三越劇場での舞台「華やかな女」での共演で、知り合われたそうで、

長山さんは、武正さんについて、

自分で言うのもなんですが、私のほうが年上で、キャリアもあった。でも私のことをちゃんと理解してくれて。どっちが大人かっていえば、彼のほうが大人です。本当に。私は車の運転もできないし、道も迷うし。

最初は「結婚」するなんて思ってもいなかった。でも彼と結婚してよかったです。彼と結婚していなかったら、今どうなっていたかなんて想像したこともありません。だって、結婚したんだもの。

わかんないわよね、男と女なんて。あんまり真剣に考えたこともないですね。一緒にいるのが自然だったんでしょう。支え合ってこれからも歩んでいきたいと思っています。

と、語っておられました♪

大晦日は夫婦でそば打ち

また、長山さんは、読売新聞の「お品書き」というコーナーで、ご主人への思いを語られているのですが、それを、記者がエッセイ風の記事にまとめられていますので、抜粋してご紹介しましょう。

夫婦だけの共同作業

12年前(1997年)に、俳優の武正忠明(たけまさ ただあき)さんと結婚してから夫婦で始めたことがある。そば打ちだ。テラスから富士山が見える別荘で休暇を過ごす時、「やってみようか」と武正さんが言いだし、今でも続いている。

今年(2009年)6月、総勢26人の親族で旅行に行ったとき。「あいちゃーん、お誕生日おめでとう」誕生日をみんなが覚えていてくれて、弟と妹の孫たちが歌を歌い、画用紙に描いた絵をプレゼントしてくれた。

祝福の笑顔の中には、夫の武正さんもいた。ずっと(弟や妹の)母親役だったのに、家族の中に夫が加わり、自分は妻にもなったことを実感した。

年末の大みそか。結婚してからは、ほとんど、富士山の別荘で夫と2人だけで過ごす。もちろん、年越し用のそばを打つためだ。昼間から準備を進め、夜、テレビの、「紅白歌合戦」が終わるころ、そばをゆでる。

除夜の鐘が聞こえてくるころ、冬場の冷水でキュッと引き締めたそばを2人ですすり、「おめでとう。今年も細く長く生きていこうね」大家族もいいが、人生を共有するパートナーの存在もいい。「夫婦水入らずの共同作業」と位置づけるそば打ちは、それを意識できる瞬間だ。

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結婚したことに自分自身が一番驚いていた

そんな長山さんは、中学生の時にお父さん(45歳)、20代でお母さん(50歳)を亡くされているのですが、両親が亡くなった年齢を超えてからご主人と出会ったことに、

まさかこの歳で結婚するとは・・・

と、自分自身、驚いたそうです。

また、ご主人の両親と仲良く過ごせることに、とても感動されているとのことですが、ご主人と同時に、30年超ぶりとなるお父さんとお母さんが出来たことも、長山さんにとっては、とても大きなことだったようです。

さて、いかがでしたでしょうか。

長山さんの、

  • 年齢は?出身は?身長は?本名は?
  • 父親の赴任地である中国内モンゴル・フフホトで誕生
  • 疎開先の北朝鮮では厳しい生活を強いられていた
  • 帰国のため南北朝鮮を分ける38度線を目指す
  • 引き揚げ船の中で友達が他界
  • 幼少期から読書が好きだった
  • 中2の時に父親が急死
  • 成蹊学園時代の恩師の勧めで「俳優座」の俳優養成所を受験
  • 「俳優座」の俳優養成所に合格
  • 東芝日曜劇場「女と味噌汁」で人気を博す
  • 山岡久乃と池内淳子は親友
  • 山本學らと「第二次劇団新人会」を設立
  • 「渡る世間は鬼ばかり」ほか石井ふく子プロデュース作品に多数出演
  • 出演作品(映画)
  • 出演作品(テレビドラマ)
  • 受賞歴
  • 「男はつらいよ」でさくら役の倍賞千恵子と共演
  • 子役時代の坂上忍は長山藍子に救われていた
  • 坂上忍が今でも忘れられない長山藍子の優しさとは?
  • 坂上忍と感動の再会
  • 坂上忍が赤ちゃんの時に会っていた
  • 新克利と不倫関係だった?
  • 夫は俳優の武正忠明
  • 大晦日は夫婦でそば打ち
  • 結婚したことに自分自身が一番驚いていた

について、まとめてみました。

「渡る世間は鬼ばかり」では、岡倉家のしっかり者の長女を長く演じてこられた長山さんですが、実生活でも、両親亡き後は、弟さんと妹さんの親代わりとなって、お二人が結婚するのを見届けた後、自身も結婚。

そんな長山さんだからこそ、幼い坂上忍さんに対しても、本当のお母さんのような気持ちになられたのでしょうね。

そして、素敵なご主人とその両親に出会えたのも、長山さんのお人柄だからこそ。

これからも、末永くお幸せに♪

「長山藍子はモンゴル生まれ!幼少期は北朝鮮に疎開も!」

武正忠明さんと長山さん。

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