1969年、23歳で俳優デビューして以来、70歳を過ぎた現在も現役バリバリで活躍されている、シルベスター・スタローン(Sylvester Stallone)さんですが、プライベートはどのようなものだったのでしょう。今回は、そんなスタローンさんのプライベートをご紹介します。
「シルベスター・スタローンのデビューからの出演映画ドラマを画像で!」からの続き
最初の妻はサーシャ・チャック
スタローンさんは、1974年、28歳の時、写真家・映画監督・作家・女優のサーシャ・チャック(Sasha Czack)さんと結婚されています。
サーシャ・チャックさんとスタローンさん。
お二人がいつ頃から交際し、どのような経緯で結婚に至ったかは不明ですが、サーシャさんは、アメリカ・ペンシルベニア州で育ち、地元の高校を卒業後、ノートルダム大学でメディア研究の学士号を取得すると、
その後、エンターテイメントの世界に入り、「ラブ・オブ・ライフ」などのテレビシリーズに出演するほか、1972年には、映画「PlayItAs It Lays」で主演女優としてオファーを受けるのですが、
当時、婚約者だったスタローンさんのサポートのため、辞退するほか、スタローンさんを一躍スターダムに押し上げた映画「ロッキー」のスチールカメラマンを務めるなど、スタローンさんの下積み時代を公私ともにサポート。
実際、映画「ロッキー」のヒロイン・エイドリアンは、サーシャさんを投影したものだったといいます。
(「ロッキー」がオスカーを受賞したことで、サーシャさんもハリウッドにおける著名人としての地位を確立しています)
サーシャ・チャックとは次男の脳機能障害が原因で離婚
そんなお二人の間には2人の男の子が誕生し、1982年には、映画「ランボー」の大ヒットと、公私ともに順調と思われたのですが、1985年には離婚。
ちなみに、離婚理由は、映画「ランボー」が大ヒットした直後、次男のセルジオさんが先天性の脳機能障害(自閉症)と診断されてしまい、サーシャさんがこれからの自分の人生を子供のために捧げたいと願い、離婚となったそうです。
(サーシャさんは、現在もセルジオさんの世話をしており、自閉症財団に所属されているそうです。また、スタローンさんも当時、「ビバリーヒルズ・コップ」の出演オファーを受けていたのですが、これを理由に辞退されています。)
2番目の妻はデンマーク女優のブリジット・ニールセン
さておき、スタローンさんは、サーシャさんと離婚した直後の1985年12月には、17歳年下のデンマークの女優、ブリジット・ニールセンさんとスピード再婚。
スタローンさんとブリジット・ニールセンさん。
ニールセンさんは、スタローンさんが監督・主演の「ロッキー」シリーズ第4作目「ロッキー4/炎の友情」(1985)に出演されているのですが、スタローンさんに熱烈なファンレター(写真入り)を送っていたとのことで、このことが縁だったのかもしれません。
そして、結婚後の1986年には、映画「コブラ」で夫婦共演されているのですが、1987年には、またしても離婚。
離婚の理由は不明ですが、ニールセンさんは、2011年に出版した自伝「You Only Get One Life」で、映画「レッドソニア」(1985)の共演者、アーノルド・シュワルツェネッガーさんとの不倫や、「ビバリーヒルズ・コップ2」(1987)の監督のトニー・スコットさんとの不倫を告白しているので、このことが原因だったのかもしれません。
「シルベスター・スタローンの現在の嫁は?息子は?娘は?」に続く