1970年代、小劇場ブームの立役者として活躍された、俳優の佐藤B作(さとう びーさく)さん。その圧倒的な演技力と気さくなキャラで、人気を博され、誰もが認める演技派俳優としての地位を確立されました。
佐藤さんは、早稲田大学在学中に、演劇研究会「劇団木霊」に入られ、
演技のキャリアをスタートされました。
あまりに演劇活動に没頭しすぎたせいでしょうか、
早稲田大学を中退されました。
その後、1973年に、
劇団「東京ヴォードヴィルショー」を結成。
現在も座長を務めておられるというから、
とても息の長い活動をされているのですね!
そんな佐藤さんについて、
プライベートを中心に調べてみました!
妻は?
佐藤さんは、2001年に、
「東京ヴォードヴィルショー」の劇団員である、
あめくみちこさんと結婚されています。
奥さんは、1983年に、
「東京ヴォードヴィルショー」に入団され、
当初は、本名の「天久 美智子」名義で活動されていたそうです。
当時のバラエティ番組「オレたちひょうきん族」に、
薬師丸ひろこさんのそっくりさんとして、
出演されたこともあるようです。
しかも、これを見て、
薬師丸さん本人と勘違いしていた視聴者も多かったとか!
確かに、よく似ていますね~
勘違いする人が続出してもおかしくないですね。
そんな、あめくさんと佐藤さんは、
俳優同士なので、昔はよくぶつかり合ったのだとか。
同じ芝居をやってると、
本当に24時間一緒なんですよね。
家でも一緒、稽古場でも一緒、
終わって飲みに行っても一緒。
と、奥さんがおっしゃるように、ずっと、一緒なので、
セリフを覚えるときも、声を出して覚えるのでうるさく、
B作さんが、
俺も覚えてんだよ!
という感じで喧嘩が始まるのだそう(^^;)
昔は、二言目には、
「出て行け!」と言っていたそうで、
奥さんも「わかりました!」と言って、
パッと荷物をまとめて出て行かれたのだそう!
しかし、ホテルで1泊すると、
たいてい、次の朝に、
B作さんから、「悪かった」と電話があるのだそうです。
喧嘩では奥さんにかなわないと、B作さん。
それで、「出て行け」としか言えなかったのだそうです。
しかし、最近は、
喧嘩しても、ばかばかしくて出て行かなくなったと、奥さん。
強いですね!
そんな夫婦げんかで、
上の階の人から注意されたこともあったのだとか。
ご夫婦で役者というのは本当に大変ですね!
でも、喧嘩しながらも仲が良さそうなお二人です(^^)
結婚歴は?前妻は?
佐藤さんは、なんと、
4度も離婚されているというのです!
1998年には、5人目の奥さんだった人と、
死別されたということです。
過去の奥さんについて、調べてみましたが、
残念ながら情報がなく、わかりませんでした。
過去に、細木数子さんの番組「スバリ言うわよ!」に、
ご夫婦で出演された際、
奥さんが亡くなる数年前から、
あめくさんとも関係があったことを告白されていたそうです。
座長と劇団員の関係として、
お互い気が合ったのかもしれません。
しかし、佐藤さんのモテ男ぶりは有名で、
週刊誌「女性自身」の対談で、
若い頃は、女優をとっかえひっかえしていたと、
俳優の柄本明さんが明かされていたことがありました。
稽古が終わると、安い飲み屋で有り金全部飲んで、
あとは金持ちの女を見つけてはたかって飲むという(笑)。
大事なのは笑いを取ること。
笑いを取るといちばん綺麗な女をゲットできたんだ。
口説くためなら何でもしたさ。
と佐藤さんご本人もおっしゃっています。
これは、20代前半の若い時のエピソードですが、
その後6回も結婚されているわけですから、
佐藤さんは、さぞかし、
才能溢れ、ユーモアがあり、魅力的だったんでしょうね~
がん?
佐藤さんは、2007年、
2年ぶりに受診された人間ドッグで、
胃がんが発見されたそうです。
佐藤さんの身内にがんの方はおらず、
ご本人も、
血圧には気をつけていたけれど、
まさか、がんとは。
酒もごはんもうまい。信じられなかった。
と振り返っておられました。
すぐに手術が必要だったのですが、
地方公演があったため、
座長の僕がいなくなるのはまずいと思いました。
僕の頭には降板という文字はなかった。
自覚症状もなかったし、
当時は、まだがんの怖さを知らなかったから。
という理由で、
手術は、2008年4月に千秋楽を終えて、
すぐにされたそうです。
それは、胃の3分2を摘出するという大手術だったそうです。
それでも、大手術を乗り越え、
お仕事に復帰された佐藤さんですが、
2010年に、再び、
定期検査で、お腹の中に小さな肉芽(にくげ)が
発見されてしまいました。
良性か悪性かもわからない状態だったそうですが、
大きくなっているということで、
治療に専念するために、
当時出演中の舞台を降板されたとのことです。
現在の詳しい状況は分かりませんでしたが、
少しづつお仕事をされているようなので、
まずは安心といったところでしょうか。
「日本における喜劇」を追求されてこられた佐藤さん。
体調管理には気をつけながら、
また、あの全開スマイルを見せてほしいですね。
これからも末永いご活躍を期待しています!!