「オロナミンC」のCMに出演し、「元気はつらつオロナミンC!」の台詞でおなじみの、大村崑(おおむら こん)さんですが、なんと、2018年、86歳にして、「ライザップ」のプログラムに挑戦してダイエットに成功すると、2021年現在も、健康のため続けているといいます。
「ライザップ」筋トレでウエスト9センチ減に成功
大村さんは、2018年5月、86歳にして、「ライザップ」のプログラムに挑戦すると、約3ヶ月の筋力トレーニングと食事の改善で、91センチのウエストが9センチ減、65キロの体重が5キロ減(体脂肪率は5%減)と、ダイエットに成功しており、
面白いと思ったのは、お年寄りってよくヨタついてひっくり返ったり、蹴つまづいたりするでしょ。それがだんだんなくなってくる気がするんですね。
以前は、よく家内に言われたんですよ。「あなた、足を引きずっているわよ」って。それはつま先を引きずって歩いているんですね。絨毯に足を引っ掛けたりね。トレーニングを続けるとそういうのが少なくなった気がします
周りの年寄りは“ケガをする”だの“骨が折れる”だのと心配していましたが、ボクはこの歳で筋肉痛を覚える喜びを知りました。今ではお腹も見事にへこみ、履けなかったズボンも全部履けるようになった。
いつまでも若々しく健康でいたいというのは、高齢者共通の夢。ボクみたいな80歳過ぎのおじいちゃんが、カッコいい体で登場したら日本中のみんなが元気になるんやないかな(笑)
と、語りつつ、
ボクはCMで「元気ハツラツ!」とやって人気者になりました。だから、ボクに元気がなくなったらもう「大村崑」やめなあかんと思いますね、はっきり言って。
声も出なくなって、ヨタヨタして杖ついて歩いているようじゃ「元気ハツラツの大村崑、あんなんなっちゃったのか」と皆さんに言われたら情けないでしょ?
と、語っており、
2021年、90歳になろうとする現在も、健康と筋力をつけるために、「ライザップ」に通い続けているそうです。
「ライザップ」でトレーニングに励む大村さん。
「ライザップ」挑戦はお腹が出てきたのがきっかけ
ちなみに、なぜ、大村さんが、「ライザップ」を始めたかというと、お腹が出てきたことがきっかけだったそうで、
2018年4月からジム通いを始めるほか、自宅のトレーニングマシーンも使って運動を欠かさなかったそうですが、それでもお腹が出てきてしまい、奥さんに内緒で何度もズボンを直すも、サイズを広げた分だけお腹が出てきたそうで、
テレビドラマ「赤い霊柩車」シリーズで26年間着続けている「石原葬儀社」のジャンパーもだんだんきつくなってきて、ロケ現場では、スタッフ2人がかりでチャックを閉めてもらっていたそうで、
衣装さんからも、
師匠、これ1着しかないんで、チャック閉まらなくなったらこのシーンは撮れませんよ!
と、脅かされていたのだそうです(笑)
「ライザップ江坂店」に夫婦で入会
そんなある日のこと、夫婦でデパートに出かけたところ、いつものように、妻・瑤子さんが大村さんの洋服を選んでくれていたそうですが、
大村さんのウエストは1メートル近くもあったことから、ウエストに合わせたジーンズをはくと、ものすごく不格好になってしまい、
瑤子さんから、
お腹をへこまさないと洋服を選んであげられない
と、言われたそうで、
(大村さんは、お腹が出ていることをずっと隠していたため、瑤子さんは、この時初めて、大村さんのお腹が出ていることを知ったそうです)
その後、瑤子さんが、当時、梅沢富美男さんが出演するCMで知った「ライザップ」の店舗が、自宅マンション近くにあることに気づき、その日のうちに、スタジオ見学すると、2018年5月、夫婦そろって、「ライザップ江坂店」に入会したのだそうです。
(大村さんは、特に興味はなかったそうですが、瑤子さんに誘われて仕方なく入会したのだそうです)
「ライザップ」でトレーニングに励む大村さん。