1975年頃には、女優の十朱幸代さんと事実婚だった、ウェスタン歌手で俳優の小坂一也さんと交際し、「略奪愛」と悪女扱いされた、松坂慶子(まつざか けいこ)さんですが、その後、映画監督の深作欣二さんとも不倫関係になっていたといわれています。

「松坂慶子が若い頃は十朱幸代から小坂一也を略奪し悪女扱いされていた!」からの続き

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深作欣二監督と不倫関係だった?

松坂さんは、1981年、蔵原惟繕&深作欣二監督作品「青春の門」に出演したのを皮切りに、「道頓堀川」「蒲田行進曲」「人生劇場」「里見八犬伝」(声の出演)「上海バンスキング」「火宅の人」「華の乱」と、次々と深作監督の作品に出演しているのですが、

1982年、映画「道頓堀川」の撮影の頃から深作監督と交際していたと言われています。(深作さんは妻子のいる既婚者)


「道頓堀川」より。松坂さんと真田広之さん。

スタッフが新宿のホテルの部屋を二泊分用意したのが原因?

実は、この「道頓堀川」、深作監督に「東映」から「松竹」に連れてこられた真田広之さんと、「松竹」の看板女優だった松坂さんが主演の映画で、松坂さんは、自分が、深作監督と真田さんの潤滑油になろうと張り切っていたそうですが、

松坂さんが4日遅れで現場に入ると、すでに、深作さんと真田さんが現場で打ち解けていたそうで、それを見た松坂さんはすねてしまったのだそうです。

そこで、現場の雰囲気が悪くなったのを見かねたスタッフが、このままでは映画が作れないと、深作監督に、松坂さんと一度ちゃんと話してほしいとお願いし、新宿のホテルの部屋を二泊分用意したそうですが・・・

二人はそのまま男女の関係になってしまったというのです。

深作欣二監督の才能に惚れ込んでいた

その後、松坂さんは、深作さんの監督としての才能に心底惚れ込み、

(「深作監督のお陰で本当の女優になれました」と語っていたほどだったそうです)

深作監督もまた、すっかり松坂さんに惹かれて、二人は深い仲になり、以来、二人の関係は、業界では公然の秘密となり、不倫関係は長く続いたと言われています。


「道頓堀川」撮影中の松坂さんと深作欣二監督。

深作監督の映画「人生劇場」では永島敏行と濃厚なラブシーンを演じていた

ちなみに、深作監督の映画「人生劇場」で、松坂さんは相手役の永島敏行さんと濃厚なラブシーンを演じているのですが、

映画評論家の秋本鉄次氏は、

メガホンを取った深作欣二監督と松坂は不倫関係が噂された仲。“あうんの呼吸”で撮れる濃密な関係だからこそ、このような濡れ場が実現したのではないでしょうか

と、語っています。

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双方の親族が不倫の事実を語るも決定的な証拠写真はなし

また、松坂さんのお父さんが、交際中の費用は全て松坂さん持ちで、挙句の果てには、深作監督の息子の入院費用まで、30万、50万と、言われるままに松坂さんが支払っていたと明かして、

娘はあの監督にボロボロにされた

と、激怒しているほか

深作さんの妻で女優の中原早苗さんも、

M・Kのせいで深作家がめちゃくちゃになった

と、語っており、二人の不倫は、公然の事実となっていたようです。

ただ、当時、松坂さんと深作さんを張り込んでいた記者によると、

深作の奥さんは元「東映」の女優。映画関係者にパイプはある。京都市内での夫の動きはキャッチされやすい。「会うなら松坂の住む東京だろう」と都内に網を張った。

東京のどこで密会するのか、行きつけと聞いた飯倉にあった客の大半が外国人というバーに行ったが、日本人のほうが逆に浮いてしまうような店だった。

「こういう店の常連になればバレにくいだろう」と思いながらも、聞き込みどころではなく退散した。確かな成果もないうちに、世紀の不倫もやがて収束。

と、決定的な証拠写真(ツーショット)は、結局、撮られることはなかったようです。

「松坂慶子の夫はジャズギタリストの高内春彦で子供(娘)は2人!」に続く

当時の深作欣二監督と松坂さん。

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