「笑っていいとも!」初出演から10年ほど経った頃、一度は降板を考えるも、MCのタモリさんに熱心に引き留められ、以来、27年の長きに渡り、「笑っていいとも!」に出演し続けた、笑福亭鶴瓶(しょうふくてい つるべ)さんですが、タモリさんからの信頼と尊敬は相当厚かったようです。
「笑福亭鶴瓶はタモリに「笑っていいとも!」降板を強く引き留められていた!」からの続き
「笑っていいとも!」終了発表のきっかけを作る大役を担う
「笑っていいとも!」のレギュラーになって10年程経った頃、降板を申し出るも、タモリさんに強く引き留められたという鶴瓶さんですが、
2013年10月、「笑っていいとも!」の終了が決定した時には、
鶴瓶さんが、
俺、聞いたんやけど「いいとも!」終わるってホンマ?
と、振り、
タモリさんが、
来年の3月で「いいとも!」終わる
と、淡々と答えるという、終了発表のきっかけを作る大役を担っています。
(当時、観客はもちろん、出演者たちも驚きの声を上げました)
「笑っていいとも!」終了発表の為、タモリに火曜に呼ばれていた
実は、「笑っていいとも!」終了を知らされていたのは、舞台上では、鶴瓶さんと中居正広さんだけだったのですが、
(番組のプロデューサーですら、当日にそのことを知ったそうです)
鶴瓶さんは、発表の前日に、タモリさんから直接電話で、
火曜日に発表するから来てくれ
と、告げられていたそうで、
鶴瓶さんがレギュラーを務めていた木曜日に発表するのではなく、火曜日に鶴瓶さんをわざわざ「乱入」させて発表するという形が取られており、タモリさんがいかに鶴瓶さんを信頼し、仁義を通していたかが伺えます。
(タモリさんは、生放送のハプニング性を「乱入」と言う形で演出することを大事にしていたそうです)
タモリが鶴瓶を絶賛
実際、タモリさんは、様々なインタビューで、
鶴瓶は歳が近いこともあって、共感する部分も多いし、話も楽
若い頃に観てきたものも、ちょっとした古いギャグも共有できているし、安心感もある。たくさん話する訳じゃなくても、一番分かり合えている
彼は人間としての芯というか、男気みたいなものを持っている。だからちゃんと話せますよね。
話っていうのは、そこを認めていないとどうしても上滑りというか、「この人にはここまで言っても分かんないだろうし、話す必要もないだろう」ってことになるんですよ。でも彼とはそれが全くない
(鶴瓶さんの番組「家族に乾杯」について)人を見る眼差しが優しい。だから人にスッと入っていける。僕は人間がちっちゃいし、どちらかと言うと軽く、人間が好きじゃない(笑)
(中略)
だから本当に全体的な人間力で彼には勝てないなと思いますよ
と、鶴瓶さんを絶賛しています。
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