一目惚れして結婚した妻のみさをさんには、まだ売れずにいた頃から、経済的にも精神的にも支えてもらっていたという、毒蝮三太夫(どくまむし さんだゆう)さんですが、結婚してから60年近く経つ今もメロメロで、愛妻家だといいます。

「毒蝮三太夫の嫁が「できた嫁」過ぎる!」からの続き

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妻は奥ゆかしい美人

毒蝮さんがまだ仕事がなかった頃に、一目惚れし、猛アタックの末に口説き落として、交際、結婚に至ったという、妻のみさをさんは、毒蝮さんの親友で落語家の立川談志さんも認めるほどの美人だといいます。

ただ、みさをさんは、恥ずかしいということを理由に、テレビに出ることを嫌がり、結婚当初こそ、毒蝮さんと共に1~2本ほどテレビに出たものの、以降はテレビには出ていないそうで、

談志さんにも、

お前、出たがる女より、よっぽどいいよ

と、言われた、奥ゆかしい女性のようです。

1ヶ月に2~3回は妻宛てにハガキをしたためてポストに投函

ちなみに、毒蝮さんは、そんなみさをさんに、月に2~3回はハガキを書いてポストに投函しているそうで、2020年3月、トーク番組「徹子の部屋」に出演した際には、

そのハガキの内容が、

寒くなりましたね。お互い風邪をひかないように気をつけましょう

〇〇に行きましょう

など、日常のちょっとしたことだということを明かしています。

ハガキは妻が入院している時に手紙を書いたのがきっかけ

実は、結婚前、みさをさんが入院したことがあったそうですが、毒蝮さんは、お見舞いに行くたびに、アイスクリームや花などのお見舞いの品物と一緒に手紙をつけていたそうで、

それを、みさをさんは、

あの手紙が私にとっては最高のお薬だったわ

と、喜び、今でも、その手紙をジュエリーボックスに入れて、大切に保管しているとのことで、

毒蝮さんは、手紙を書くことの大切さについて、

手紙だといろんなことが書けるんですよ。口で言えないこともね。うちのが俺の手紙のおかげで病気が治ったって言うのを聞いて、「見舞いに行くんだったらちょっとした手紙を添えるのがとてもいい見舞いになりますよ」って人に言ってあげたりしてるんですよ。

電話だとかメールとかは残らないじゃない。手紙と違って筆跡がないでしょう? 手紙だったら残るからね。それに手紙を書いている時間は、その人のことを思って書いているわけだからさ。

と、語っています。

クジで言えば大当たりの妻

そんな毒蝮さんは、今でもみさをさんに対する気持ちは変わらないそうで、

そう。本当によくできた人ですよ。だから1日いくらって報酬を払っていたら、何十億って払ってなきゃなんないね(笑)。洗濯したり、料理作ったり、それから俺のおやじとおふくろのことも介護して看病してくれたからね。

だから1日でも俺より長く元気でいてほしいと思うね。俺が先にあの世に行きたいなと思うんだけど。まぁ俺も元気だからね(笑)

1日でもいいから俺より長く生きて欲しいなぁって思いますけどね。まあ、クジで言えば大当たりですよ(笑)。

などと、インタビューで語っています。

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子供は?

ちなみに、毒蝮さんとみさをさんの間に子供はいないそうですが、作らなかったわけではなく、できなかったそうです。

毒蝮さんは子供の頃、チフスにかかって高熱を出したことがあったそうで、その際、医師から、将来、子供ができないかもしれない、と言われたことがあったそうですが、検査を受けて調べたわけではないとのことでした。

「毒蝮三太夫は「腸閉塞」と「大腸ガン」を併発していた!」に続く

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