ジョン・レノンさんとのラブラブなイメージが強い、オノ・ヨーコさんですが、実は、プライベートでは、3回結婚しており、子供も2人出産しています。今回は、2番目の夫・アンソニー・コックスさんとの間に生まれた娘(長女)についてご紹介します。
「オノ・ヨーコは「imagine(イマジン)」の共作者だった!」からの続き
娘(長女)はキョーコ・コックス
オノさんは、1956年、23歳の時、当時、ニューヨーク・ジュリアード音楽院の学生だった一柳慧さんと結婚しているのですが(一柳さんとの間に子供はいません)、
1963年6月(30歳)には、アメリカのジャズミュージシャンで映像作家のアンソニー・コックス(Anthony Cox)さんとの間に子供が妊娠していることが分かり、既に別居していた一柳さんと離婚し、アンソニーさんと結婚。8月8日には、娘(長女)の、キョーコ・チャン・コックスさんを出産しています。
娘(長女)のキョーコ・コックスさん。
5歳の娘(長女)のキョーコ・コックスから絶縁されていた
しかし、オノさんは、1966年にジョン・レノンさんと知り合うと、たちまち、ジョンさんと不倫関係となり、1969年2月にはアンソニーさんと離婚。
(オノさんは、ジョンさんとの子供を1968年11月21日に流産しています)
にもかかわらず、オノさんは、キョーコさんの親権を取ろうと、法廷闘争まで行ったそうですが、当時、5歳だったキョーコさんからは、「あなたにはもう会いたくない」と言われ、完全に連絡を絶たれてしまったのだそうです。
というのも、キョーコさんはまだ5歳だったにもかかわらず、母親であるオノさんの身勝手さを感じ、また、そのことがお父さんのアンソニーさんを苦しめていることを理解していたのだそうです。
(アンソニーさんは、一時、オノさんとジョン・レノンさんから身を隠すため、キョーコさんを連れて、カリフォルニアのカルト集団に身を寄せていた、との話もあるようですが、真偽は不明です)
娘(長女)のキョーコ・コックスと和解
ただ、それから長い年月が経ち、キョーコさんが20代の時に結婚すると、ご主人の勧めでオノさんに連絡を取ったそうで、
(また、子供におばあちゃんとの接点がないのはかわいそうだと思ったとのこと)
それからは、2人は頻繁に会うようになったそうです。
現在は娘(長女)のキョーコ・コックスと良好な関係
また、オノさんは、ジョン・レノンさんが他界した後は、キョーコさんの図らいで、元夫のアンソニーさんとも再び連絡を取るようになったそうで、現在は、孫たち(キョーコさんの子供たち)とも仲良くしているとのことでした。
(キョーコさんは、2012年現在、アメリカ・コロラド州で暮らしているそうです)
(左から)娘(長女)のキョーコさん、オノさん、息子(長男)のショーンさん。