放送作家、作詞家のほか、タレントとしてもテレビ番組に出演するなど、精力的に活動していた、永六輔(えい ろくすけ)さんですが、実は、2010年、77歳の時、「パーキンソン病」と診断されていたといいます。
新聞の投書欄でろれつが回っていないことを指摘される
永さんは、2010年、77歳の時、「パーキンソン病」と診断されたことを公表しているのですが、
実は、2009年、某新聞の投書欄に、永さんのラジオ番組を聞いた主婦から、
ろれつが回らなくなっていて、大変聴きづらかったです。そろそろ後輩に道を譲る時なのではないでしょうか
との投書が掲載されたことをきっかけに、
ろれつが回っていないことと激ヤセぶりが、「週刊女性」(7月14日号)により、「永六輔『回らないろれつ』『激やせ15キロ』の孤独生活」との見出しで報じられていました。
「週刊女性」に隠し撮りされていた
ちなみに、「週刊女性」の記事には、
(永さんの自宅付近で隠し撮りしていると)角刈りのヘアスタイルは昔と変わりなかったが、その体形は、まるで別人と見間違えるほどやせ細っていた
ほか、
近所の飲食店店主の、
奥さんに先立たれて、少し孤独そうに見えました
などの証言も掲載されていたそうです。
篠田博之との対談で指摘されると加齢と入歯のせいだと言っていた
また、永さんと衛星放送の番組で2年間一緒に仕事をしたことがあったという、月刊「創」の編集長である篠田博之さんによると、2009年頃の永さんは、確かに、記事で報じられているようにやせ細り、また、話し方も、立石に水のようだった、かつてのイメージとは随分変わってしまっていたそうで、
篠田さんは、永さんとの対談の時、週刊誌の記事の話を持ち出したそうですが、永さん本人は知らなかったそうで、
(永さんの周囲は記事で報じられていることに気づいていたそうですが、永さんに気遣い、「週刊女性」の記事は見せないようにしていたそうで、篠田さんは、そのことを知らなかったそうです)
一瞬、ひやっとしたものの、永さんは、記事を見ながら、
あははは、余計なお世話だ
ろれつが回らないというのはごもっともで、入れ歯のせいもあるけど、これはもう歳をとったからとしかいいようがない
と、笑いながら、ろれつが回っていないことは率直に認めたものの、加齢と入れ歯のせいだと言っていたのだそうです。
「永六輔の死因は?最後まで復帰に向けてリハビリをしていた!」に続く