知人の主催するダンスパーティで、福本喜代子さんに一目惚れし、その後、5年の交際を経て、結婚に至ったという、高木ブー(たかぎ ぶー)さんですが、喜代子さんには、結婚後、金銭面、精神面共に支えてもらっていたといいます。

「高木ブーの妻との馴れ初めは?一目惚れだった!」からの続き

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しっかり者の妻にいつも支えられていた

喜代子さんの家族が結婚を猛反対する中、喜代子さんの揺るがぬ決心と、喜代子さんのおばあちゃんの賛成で、結婚することができたという高木さんですが、

新婚時代はアパート住まい、結婚3年目からは、喜代子さんの実家の庭にある小さな家に家賃を払いつつ、住まわせてもらっていたそうで、

(結婚に反対していた義両親が隣の家にいたため、最初は肩身の狭い思いをしたそうです)

しばらくは、収入が不安定だった高木さんに代わり、喜代子さんが洋裁の内職で家計を支えてくれるほか、

(高木さんも、喜代子さんから洋裁を習って手伝っていたそうで、そのため、今でもズボンの裾上げならできるそうです)

高木さんがいかりや長介さんから「ザ・ドリフターズ」に誘われ、加入するかどうかで悩んでいる時も、

新しいことに挑戦してみたら

と、背中を押してくれるなど、いつも、高木さんは、しっかり者で決断力のある喜代子さんに支えられていたそうです。


結婚式での高木さんと喜代子さん。

妻は「8時だョ!全員集合」を祈るような気持ちで見ていた

そんな高木さんも、やがて、「8時だョ!全員集合」が人気番組となったことで、日本中に顔と名前が知られるほどの人気者となり、ようやく経済的に安定した生活が送れるようになると、義両親の手前、気が楽になったそうですが、

一方、喜代子さんはというと、(気は楽にはなったものの)「8時だョ!全員集合」は生放送だったことから、不安で仕方がなく、テレビを見ながら、いつも、「ケガや失敗がありませんように」と、祈るような気持ちだったのだそうです。

妻は「雷様」に出演したことがあった

ちなみに、「8時だョ!全員集合」が終了した後に放送が始まった、「火曜ワイドスペシャル ドリフ大爆笑」内のコーナー「長介・工事・ブー おなじみ雷様」の本番中、いかりやさんが、喜代子さんに電話をかけて、急遽、喜代子さんが出演したことがあったそうですが、

いかりやさんが、

奥さんがこのコントに出てくださるって、ブーさんが言ってるんですけど

などと、言うと、

奥さんは、

いえいえ、私には無理です

と、必死で断っていたそうで、

高木さんには、そんな喜代子さんの姿も、とてもかわいいと思って見ていたのだそうです♪

「8時だョ!全員集合」終了後は「妻孝行」しようと決意していた

ところで、高木さんは、「8時だョ!全員集合」に出演していた頃は、仕事が忙し過ぎて、ほとんど家で過ごすことができず、子育ても家のことも全て喜代子さんに任せきりだったため、

「8時だョ!全員集合」の放送が終了した時には、

少しは家族の時間を取り戻そう。毎年、妻をハワイに連れていってあげよう

と、思い、

1990年1月には、一泊二日で豪華客船クイーン・エリザベス2世号に乗り、夫婦水入らずでおいしいディナーを食べて、豪華なショーを楽しんだそうですが、

喜代子さんは、ツーショットの記念写真の裏に、

パパ57歳、ママ54歳、夢のようです

と、書き添えるなど、とても喜んでくれたのだそうです。

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妻との他愛のない世間話を楽しんでいた

また、毎朝6時に起きて、ペアのトレーナーを着て近所の江戸川公園まで散歩し、ラジオ体操をするのが、夫婦の日課だったそうで、高木さんは、散歩しながら喜代子さんのおしゃべりを聞くのが楽しかったそうですが、喜代子さんもまた、とてもうれしそうにしていたそうで、

高木さんは、そんな喜代子さんを見て、

今までママのこういう話を聞いてあげる時間がなかったんだな、とつくづく思いました

と、語っています。

「高木ブーの妻は脳腫瘍で余命宣告され他界していた!」に続く


豪華客船クイーン・エリザベス2世号での高木さんと喜代子さん。

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