主に主役を引き立てる脇役として、2時間ドラマなどで活躍されている、女優の遊井亮子(ゆうい りょうこ)さん。安定した確かな演技力で、女優としての地位を確立され、静かな人気のある女優さんです。
フジテレビビジュアルクィーン
遊井さんの、はっきりとした、
デビューの年は分かりませんでしたが、
1994年から、ちょっとした役で、
ドラマに出演されていたようです。
そして、1995年には、
「フジテレビビジュアルクィーン」に
選ばれています。
これは、
将来性があると思われる、
グラビアアイドルを、毎年数名選び、
フジテレビのマスコットキャラクターとして、
イベントやテレビに出演させる。
という企画の名称だそうです。
2002年でこの企画は終了しているようですが、
ほかに、現在活躍されている方では、
内田有紀さん、稲森いずみさん、華原朋美さん、
市川由衣さん、香里奈さん、沢尻エリカさん
などがいらっしゃいます。
女優としてキャリアを積まれる前は、
このような活動で、下積みをされていたんですね。
白線流し!
遊井さんを一躍有名にし、
かつ、代表作となったのは、
1996年のテレビドラマ「白線流し」です。
白線流しとは、
岐阜県高山市にある高校の、
卒業式に行う伝統行事で、
卒業生たちが、
学帽の白線とセーラー服のスカーフを、
1本に結びつけて、
学校の前を流れる川に流すのだそう。
この行事は70年以上続いており、
これをヒントにドラマが作られました。
長瀬智也さん主演のこのドラマは、
高校生男女7人の恋愛や友情、そして、進路に揺れる心を、
長野県松本市の美しい風景を舞台に綴った、
青春物語ということで、
遊井さんは、このドラマで、
長瀬さん演じる大河内渉(おおこうち わたる)に恋心を抱く、
工場勤務の少女、汐田茅乃(しおた かやの)役を演じられました。
この汐田茅乃という役柄は、
不良少女ということで、
今でこそ、悪女役もさらりとこなす遊井さんですが、
この当時の、清楚なイメージの遊井さんからは、
想像がつきませんね。
ちょっと興味深いです。
当初、ドラマの視聴率は芳しくなかったようですが、
放送終了後に、同世代の視聴者を中心に大反響を呼び、
続編がスペシャル番組として放送されたそうです。
主題歌は?
スピッツの「空も飛べるはず」
が主題歌に使われ、こちらも大ヒット。
ストーリーのイメージに合った瑞々しい曲で、
ドラマを一層、盛り立てましたね。
「スポニチ」の記事によると、
番組制作者側が、一度スピッツに、
主題歌のオファーを出したものの断られ、
新しい曲が難しいならと、
もともと、売れずに終わった、
この「空も飛べるはず」を使わせてほしいと、
具体的にお願いした結果、
ドラマのヒットと共に、CDが飛ぶように売れた、
というエピソードがありました。
「ロビンソン」のヒットで、人気が出たスピッツでしたが、
この「空も飛べるはず」の大ヒットで、
さらに人気を拡大したようです。
マイペースなスピッツは、
あまり商売っ気がなかったようですが、
結果的には、棚ぼたで大ヒットして良かったですね。
ドラマのイメージ上、
「どうしても、スピッツの曲が使いたかった」
という、製作者側の執念の勝利ということで、
ドラマづくりにかける意気込みも伝わってきます。
当時は、とても純粋な、
良いドラマを作っていましたね。
独身?
遊井さんは、結婚されておらず、
独身のようです。
熱愛報道もありませんでした。
インタビュー記事なども少ないですし、
あまり、プライベートなことは、
明かされていないようです。
アラフォーとは思えないほど、綺麗なので、
きっと彼氏はいらっしゃるでしょうね。
読書!
遊井さんは、趣味の一つに、
読書を挙げられています。
本のサイト「STAR★の1冊」
のインタビューによると、
幼いころ、お母さんに、寝る前によく、
アンデルセン童話の「人魚姫」を読んでもらっていたそうです。
そして、お父さんの影響で、
物心ついた時、すでにファンになっていたのが、
西村京太郎さんのサスペンス
「十津川警部シリーズ」だったとか!
小学校3、4年生くらいの時だったそうですが、
その年令で西村京太郎さんのサスペンスを読むなんて、
シブいですね!
このインタビューは、
2006年と古いですが、
恩田陸さん、折原一さん、小野不由美さん
の作品を好まれて読んでいたようです。
やっぱりサスペンスや、ミステリー、
そして、「ハリー・ポッター」シリーズのような
ファンタジーがお好きなようです。
想像力がかきたてられるのが、
面白いのでしょうね~
ご自身も2時間ドラマなどのサスペンスに、
よく出演されていますね♪
コツコツと女優としてのキャリアを、
積んでこられた遊井さん。
これからも頑張ってほしいですね。
応援しています!!