1992年、野村克也監督率いるヤクルトスワローズとの日本シリーズでは、第1戦は敗れるも、第2戦、第3戦と連勝し、2勝1敗とした、森祇晶(もり まさあき)さんは、第4戦も、秋山幸二選手のソロホームランの1点を守り抜いて3勝1敗とし、日本一に王手をかけます。

「森祇晶は野村ヤクルトとの日本シリーズ第2戦・第3戦は連勝していた!」からの続き

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野村ヤクルトとの日本シリーズ第4戦では、2回無死一二塁のピンチを切り抜けていた

1992年10月22日に行われた、野村克也監督率いるヤクルトスワローズとの日本シリーズ第4戦では、森西武は、先発の渡辺智男投手が、2回表、ジャック・ハウエル選手、杉浦享選手の連続四球で無死一・二塁とピンチを招くのですが、続く池山隆寛選手のバントがピッチャーゴロ併殺となり、ピンチを切り抜けます。

野村ヤクルトとの日本シリーズ第4戦では、先発・渡辺智男を3回途中で降板させて鹿取義隆にスイッチし一死一三塁のピンチを切り抜けていた

また、3回表も、先頭の笘篠賢選手を三塁手・石毛宏典選手の失策で出塁させると、笘篠選手は盗塁で刺すも、飯田哲也選手には四球、荒井幸雄選手には右前打され、またしても、一死一三塁のピンチを招くのですが、

森さんが、先発の渡辺智投手を早々に諦め、鹿取義隆投手をマウンドに送ると、鹿取投手は、続く古田敦也選手、広沢克己選手ともに打ち取り、無失点で切り抜けます。

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野村ヤクルトとの日本シリーズ第4戦は、秋山幸二のソロホームランの1点を守り抜き1対0で勝利していた

すると、4回裏、一死から、秋山幸二選手が、岡林洋一投手の肩口から入るカーブをジャストミート。打球はレフトスタンドに突き刺さるソロホームランとなります。(西武が1対0と先制)

その後は、鹿取投手が8回まで二塁を踏ませぬ好投で無失点に抑えると、9回表は、潮崎哲也投手が、ハウエル選手、杉浦選手、池山選手を3者連続三振で斬り、西武が1対0で勝利したのでした。(3勝1敗)

ちなみに、森さんは、

投手陣の頑張りに尽きる

と、語り、

野村監督は、

打のチームなのに、投手が踏ん張っている。皮肉なことだ

と、語っています。

「森祇晶は野村ヤクルトとの日本シリーズ第5戦・第6戦で連敗していた!」に続く

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