2010年12月7日夜に開いた謝罪会見では、「相手が酒に酔っている様子で倒れていたので起こすようにして介抱した」と、暴力を振るったり、挑発はしていないと断言するほか、「どなたも面識はなかった。その日に初めて会った」と語っていた、十三代目市川團十郎白猿(じゅうさんだいめ いちかわ だんじゅうろう はくえん)ですが、実際は少し違っていたようで、異なる証言をする関係者がいたといいます。
「市川團十郎(13代目)は海老蔵時代に元関東連合リーダーに暴行されていた!」からの続き
暴行事件の原因は十三代目市川團十郎が泥酔状態で絡んだから?
團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんは、
飲んでいて具合が悪くなった人を介抱していたら、そばにいた知らない人から一方的に暴行された
と、語っていたのですが、
暴行現場のビル関係者によると、
悪酔いした海老蔵がI(伊藤リオン氏)の先輩格にあたるA氏の知人に絡んだのが原因のようですね。Iは目の前で先輩が愚弄(ぐろう)されたことにキレてしまった。
海老蔵の酒グセの悪さは六本木中に知れ渡っていましたから、『懲らしめてやろう』という気持ちもあったのでしょう
とのことで、
具体的には、
- 泥酔状態の團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんが、A氏に灰皿でテキーラを飲ませようとした
- 酔ったA氏を介抱していた團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんが、乱暴な態度をとった
- 團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんがA氏に頭突きをした
などを見て怒った伊藤リオン氏が、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんに暴行したのだそうです。
(團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんが、当初、警視庁の事情聴取に対して、伊藤氏らを「見知らぬグループ」「どなたも面識はなかった。その日に初めて会った」などと話していたのは、こうした人々との交際が公になることを恐れたためだったと言われてます)
伊藤リオンは「六本木の闇組織を取り仕切る男A」の後輩だった
ちなみに、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんを暴行した被疑者として逮捕された伊藤リオン氏は、中学2年頃からグレ始め、ケンカに明け暮れるなど、非行を重ねるうち、「六本木の闇組織を取り仕切る男」と関係を持つようになったと言われているのですが、
この「六本木の闇組織を取り仕切る男」というのは、六本木で複数の飲食店を経営するA氏で、薬物事件で逮捕された女優の酒井法子さんや元俳優の押尾学さんとの関係が取り沙汰されるほか、大相撲の元横綱・朝青龍さんの暴行事件でも名前が挙がった人物だったそうで、
伊藤氏は、このA氏と先輩・後輩の関係で、A氏が経営する六本木のクラブで用心棒として働いていたこともあったそうで、今回の團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さん暴行事件でもA氏の組織の関係者が現場にいたといいます。
「六本木の闇組織を取り仕切る男A」と知り合いだった
そんなA氏や伊藤さんが、なぜ、團十郎(十一代目市川海老蔵)さんと関わりを持っていたかというと、A氏は自身でも芸能プロダクションを経営するなど、芸能界に太い人脈があったそうで、それが縁で、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんとも知り合い、事件当日も、一緒に飲酒していたのだそうです。
(事件の現場となったビルは、芸能人御用達の会員制の店が集中しており、團十郎(当時は十一代目市川海老蔵)さんもここの常連だったそうです)
「市川團十郎(13代目)は暴行事件時トーヨーボール事件の主犯と飲んでいた!」に続く