１９８５年の阪神タイガースのリーグ優勝と日本一に大きく貢献した、「史上最強の助っ人」こと、ランディ・バース（Randy Bass）さん。実は、本当の名前は、バースではなくバスだったといいます。
年齢は？出身は？身長は？
バースさんは、１９５４年３月１３日生まれ、
アメリカ合衆国オクラホマ州ロートンの出身、
身長１８４センチ、
体重９５キロ、
学歴は、
ロートン高等学校
だそうです。
本名はバースではなくバス
バースさんの本名は、ランディ・ウィリアム・バス（Randy William Bass）で、バースではありません。
というのも、バースさんの名字の綴りは「Bass」なので、正しい読み方は「バス」で、最初の登録名も「バス」だったそうですが（バースさん獲得を報じた当時のデイリースポーツには「バス」と記載されています）、在阪のスポーツ紙が「阪神がバス購入」と報道したことから、
（球団親会社の阪神電鉄はバス事業（当時は直営）を行っていました）
球団は、バース選手の不調が続いた場合、「阪神バス急ブレーキ」「ポンコツ阪神バス」などと、マスコミに書き立てられることを恐れ、あえて音を伸ばした「バース」という名で登録したのだそうです。
阪神時代に川藤幸三に将棋を教えてもらっていた
川藤幸三さんによると、バースさんが阪神に入団して２年目の１９８４年、川藤さんがロッカールームで将棋を指していると、練習を終えたバースさんが川藤さんの斜め後ろから見てくるようになったそうで、ある時、ついに、将棋を教えて欲しいと言ってきたといいます。
以降、川藤さんはバースさんの将棋の師匠となり、野球用語を交えたりして、身振り手振りで駒の動きと特徴を一つ一つ説明したそうですが、
（例えば、香車（きょうしゃ）は、「やり」とも言い、前にいくらでも進めるのですが、他の駒を飛び越すことはできないため、「これはストレートと一緒や。やりはストレート」などと教えたそうです）
バースさんは、そんな川藤さんの素直に聞いていたのだそうです。
（バースさんは、将棋以外にも麻雀も嗜（たしな）んでいたそうです）
「ランディ･バースは若い頃メジャーリーグでレギュラーになれなかった！」に続く
