1978年に「キャンディーズ」解散後、1983年にはソロ歌手として復帰するも、同年には、結婚を機に芸能界を引退した、藤村美樹(ふじむら みき)さんですが、その後、どうされているのでしょうか。今回は、藤村さんのご主人や娘さんのほか、プライベートをご紹介します。
「藤村美樹はソロシングル「夢恋人」で復帰も結婚を機に芸能界を引退していた!」からの続き
教会での奉仕活動に勤しんでいた
藤村さんは、芸能界引退後は、クリスチャンとしての活動に熱心に取り組んでいるそうで、都内の教会で定期的に行われている勉強会や、清掃活動に積極的に参加しているそうです。
実際、2019年12月24日、普段から通う教会でキリスト教の礼拝「クリスマス・ミサ」が夜9時から行われた際には、藤村さんは、早々に礼拝堂に来て前列に着席し、ミサが始まると、神父の話を真剣に聞いたり、聖歌を合唱し、神父の説教が始まると、神父側に回り、聴覚障害者に向けた手話を始めており、
ミサの参加者によると、
(藤村さんは)長年、手話をたしなんでいるようで、当日も完璧な所作で驚きましたね。約1時間半のミサが終わったあとに行われたパーティーにも顔を出した美樹さんは、多くの参加者たちに挨拶して回っていましたよ
と、奉仕活動に情熱を注いでいるそうです。
夫・尾身善一との馴れ初めは?
そんな藤村さんは、1983年4月、企画制作会社社長の尾身善一さんと結婚しているのですが、二人は、キャンディーズ時代からの知り合いで、尾身さんは、後楽園球場に5万5千人のファンを集めたキャンディーズのサヨナラ公演のスタッフもしていたそうです。
ちなみに、尾身さんは、和光大学出身で、大学時代からフォーク歌手のコンサートを主催し、大学卒業後、ニューミュージックを手掛ける「メロディー・ハウス」という会社を設立。
ツイスト、八神純子さん、中島みゆきさんらの興行も手掛けたそうで、藤村さんと結婚した時は、「スタッフ・ギャング」というニューミュージックの会社の社長を務めていたそうです。
夫・尾身善一と新宿京王プラザホテルで挙式していた
実は、藤村さんは、BOURBONレーベル(徳間音楽工業)から再デビューした1983年1月11日、復帰会見を行った際、同時に婚約者がいることも明かしているのですが、4月4日、その婚約者である尾身さんと新宿京王プラザホテルで結婚式を挙げると、
(この結婚式は、芸能関係者を中心に約400人が参列する盛大なものだったそうです)
式の終わりには、歌番組「ザ・トップテン」の生中継で、初登場10位にランクインした自身のソロシングル「夢・恋・人。」を涙ながらに歌唱しています。
(藤村さんが尾身さんと婚約を発表した際、「週刊新潮」に、尾身さんが2億5千万円の負債を抱えていることが報じられたのですが、その後の詳細は不明です)
娘(長女)は劇団青年座所属の尾身美詞
さておき、藤村さんと尾身さんの間には、3人の子供(女の子2人、男の子1人)が誕生しているそうですが、長女は、劇団青年座に所属し、女優として活動している尾身美詞(おみ みのり)さんです。
長女の尾身美詞さん。
1984年5月30日に誕生した美詞さんは、(時期は不明ですが)青年座研究所30期生として卒業後の2006年、準劇団員として劇団青年座入団すると、2009年には、正式に劇団青年座の劇団員に昇格。
その後は、青年座に在籍しながら、文学座、俳優座、演劇集団 円、テアトル・エコーの同世代の女優7人による演劇ユニット「On7(オンナナ)」に参加するなど、舞台を中心に活動しているそうです。
さて、いかがでしたでしょうか。
藤村美樹さんの、
- 年齢は?出身は?身長は?学歴は?
- 本名は?
- 幼い頃は声楽家だった父親の影響で、レッスンに来る弟子たちと一緒に毎日のように歌を歌っていた
- 歌手に憧れ、東京音楽学院を受験すると合格し「スクールメイツ」のメンバーに選抜されていた
- 田中好子、伊藤蘭と共に「キャンディーズ」結成も・・・
- 「キャンディーズ」は結成当初はアシスタントに過ぎなかった
- スクールメイツ時代は紅白歌合戦で橋幸夫や南沙織のコーラスやバックダンサーを務めていた
- 通説「東京・奥多摩のキャンプ場で知り合った」は事務所の作り話だった?
- 東京音楽学院を訪れていた音楽プロデューサー・松崎澄夫に見出され「キャンディーズ」の歌手デビューが決定
- 「キャンディーズ」として「あなたに夢中」でデビューするもパッとしなかった
- 「アウト・キャスト」でキーボードを担当していた穂口雄右からヴォーカルトレーニングを受けていた
- 絶対音感の持ち主で卓越した歌唱力から音楽面でのリーダーを任されていた
- 「お姉さん的な」伊藤蘭をイメージした5枚目のシングル「年下の男の子」が大ヒット
- 十代の少年たちを中心に人気を確かなものにしていった
- 9枚目のシングル「春一番」で国民的アイドルの座を獲得していた
- ロックバンド「MMP」を専属バックにしライブを重視した活動を展開していた
- 歌謡曲に見向きもしなかった若いファンと深い絆を結ぶようになっていった
- 伊東四朗や小松政夫とともにコントもこなしていた
- 「キャンディーズ」が突然の解散宣言
- 「普通の女の子に戻りたい」発言で気まずい雰囲気となっていた
- ラストシングル「微笑がえし」が初のオリコン1位
- 「キャンディーズ」の解散コンサートには5万5千人の観客が詰めかけていた
- キャンディーズ解散後は芸能活動を休止するも5年後にソロ歌手として復帰
- 1stソロアルバム「夢・恋・人」は細野晴臣、高橋幸宏らが参加した音楽性の高い一枚となっていた
- ソロではアイドル時代のショートカットからロングヘアにするなどイメージチェンジを図っていた
- 結婚を機に芸能界を引退~田中好子の通夜と告別式で33年ぶりに公の場に
- 教会での奉仕活動に勤しんでいた
- 夫・尾身善一との馴れ初めは?
- 夫・尾身善一と新宿京王プラザホテルで挙式していた
- 娘(長女)は劇団青年座所属の尾身美詞
について、まとめてみました。
キャンディーズ解散後は、一時的にソロ歌手として復帰するも、結婚後は芸能界を引退し、一切、芸能活動を行っていなかった藤村さんですが、キャンディーズのメンバーだった伊藤蘭さんとはずっと交流があるとのことで、
伊藤さんによると、自身が、2019年、41年ぶりに音楽活動を再開した際、キャンディーズの歌も披露しようと思いつくも、リハーサルでは、当時の振り付けなどまるで思い出せず、困り果てた挙げ句、藤村さんに連絡し、助けを求めると、藤村さんは快諾してくれてほっとしたそうですが、いざ、二人で練習を始めると、藤村さんも振り付けをすっかり忘れてしまっていたそうで、全く練習にならず、キャンディーズの映像を見てチェックすることにしたそうですが、お菓子を食べながら、ついつい懐かしい映像に見入ってしまったそうで、お陰で二人で楽しい時間を過ごすことができたとのこと。
藤村さんは、「ランさんも大変ね~」と言いながら帰っていったそうですが、藤村さんには、これからも、ゆっくりと穏やかな時間を過ごして欲しいものです。
「藤村美樹は幼少期から声楽家の父親の影響で歌を歌っていた!」