1965年にスタートした「小川宏ショー」では、その穏やかな物腰と語り口調で、お茶の間に親しまれ、ワイドショーの草分けとして一時代を築いた、小川宏(おがわ ひろし)さんですが、プライベートはどのようなものだったのでしょうか。
今回は、そんな小川宏さんの妻・富佐子さんとの馴れ初め、結婚後、子供(息子が1人と娘が2人)について調べてみました。
また、小川宏さんの晩年、闘病生活を一番身近でサポートした、妻・富佐子さんから見た小川宏さんについてもご紹介します。
「【画像】小川宏の若い頃からの経歴を時系列でまとめ!」からの続き
小川宏の妻・富佐子との馴れ初めは?
小川宏さんは、26歳の時、富佐子さん(20歳)と結婚しています。
小川宏さんと富佐子さんは、小川宏さんがNHKの静岡支局時代、NHKのラジオ番組で、司会者と出演者として知り合ったそうで、これをきっかけに交際を始め、結婚に至ったそうです。
小川宏の妻・富佐子は結婚後はわがままで頑固な夫に苦労していた
小川宏さんは、「小川宏ショー」の穏やかで優しいイメージとは裏腹に、家では、わがままで頑固、短期な性格だったそうです。
また、妻・富佐子さんによると、小川宏さんは、競馬など賭け事が好きだったことから、お金はあまり残っていないとのことで、結婚後、富佐子さんは苦労していたようです。
小川宏の妻・富佐子は在宅での老老介護で肉体的にも精神的にも疲れ果てていた
さらに、小川宏さんは、60代を過ぎたあたりから、もともとの糖尿病の持病に加え、精神的な病や内臓疾患などで入退院を繰り返すようになったそうですが、
それが、80代後半には、在宅介護になったそうで、富佐子さん自身も高齢だったことから、老老介護となり、肉体的にも精神的にもほとほと疲れ果ててしまったといいます。
(いつ頃かは不明ですが、小川宏さんがうつ病を患っていた時期、富佐子さんは離婚を切り出したこともあったそうです)
小川宏は妻・富佐子に他界する10日前に謝罪の言葉を口にしていた
ちなみに、小川宏さんは、最後は熱が出て、近所の病院に1ヶ月ほど入院した末に、多臓器不全で安らかに息を引き取ったそうですが、
亡くなる10日前に、富佐子さんに、
ごめん、すまん
と、つぶやいたそうで、
その言葉を聞き、疲れ果てていた富佐子さんも、心の荷が降りた気がしたそうです。
(これが小川宏さんの最後の言葉となったそうです)
また、富佐子さんは、現在、小川宏さんにとても感謝しているそうで、
3人の子供を授かって、働く姿や仕事への姿勢を背中で見せて、ごはんを食べさせてくれた。今はその子たちに私が支えられながら生きているのが、何よりだと思います。
苦楽はありましたが、夫と65年も結婚生活が送れたことは本当に幸せでした。11月の一周忌が終わるまでは(2017年時点)、気持ちの整理はつかないところもありますが、いまは感謝の思いが一層強くなっています。
と、語っています。
小川宏の子供は息子1人と娘2人
そんな小川宏さんと妻・富佐子さんの間には、男の子が1人と女の子が2人誕生しているそうですが、長男と長女については情報がないことから、二人とも芸能人ではなく、一般のお仕事をされているようです。
ただ、次女は、三佐子さんと言い、作詞・作曲家の中山大三郎さんの奥さんで、
三佐子さんは、お父さんの小川宏さんが他界された際、お父さんの最期を伝えるなど、マスコミ対応をしており、
(小川宏さんは)テレビの仕事は緻密でスタッフともよく飲みに行ったようですが、家ではわがままで頑固で短気な父でしたよ
と、家庭でのお父さんの姿も明かしています。
「小川宏の死因は多臓器不全!うつ病で自殺未遂は身内の裏切りが原因だった!」に続く
66歳の時にはうつ病と診断されるも、家族のサポートなどもあり克服すると、その後は、闘病経験を元に、80歳まで、執筆や講演活動を精力的に行っていたという、小川宏(おがわ ひろし)さんですが、晩年は病気の連続で、2016年1 …