1970年、南こうせつさん、森進一郎さんと3人で「南高節とかぐや姫」(第一期「かぐや姫」)を結成すると、同年10月25日には、「酔いどれかぐや姫」でデビューするも、1971年8月には、「かぐや姫」が解散となり、地元・大分に戻ったという、大島三平(おおしま さんぺい)さん。

今回は、そんな大島三平さんの、「南高節とかぐや姫」(第一期「かぐや姫」)時代、解散後、現在についてご紹介します。

大島三平

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大島三平のプロフィール

大島三平さんは、1948年7月29日生まれ、
大分県の出身、

学歴は、
大分上野ヶ丘高校
⇒九州大学工学部卒業

ちなみに、本名は、「大嶋三明」なのですが、芸名の「三平」は、学生時代、クラスにもう一人、同じ名前の「大嶋」という人がいたことから、区別するために学校の先生につけられたものだそうで、そのまま使用しているそうです。

大島三平は高校時代に後輩の森進一郎を誘いピーター・ポール&マリーなどのコピーバンドとして活動していた

大島三平さんは、高校時代、コーラス部に所属していたそうですが、コーラス部としての活動と並行して、コーラス部の1年後輩の森進一郎さんを誘い、ピーター・ポール&マリー(PPM)などのコピーバンドを結成し、ベースを担当していたそうです。

大島三平は22歳の時に「南高節とかぐや姫」として「酔いどれかぐや姫」でデビュー

そんな大島三平さんは、1970年5月、21歳の時、上京すると、隣家で幼馴染だった南こうせつさんと高校のコーラス部の後輩だった森進一郎さんの3人で「南高節とかぐや姫」(第1期かぐや姫)を結成したそうで、

同年7月頃には、とにかく認めてもらおうと、あちこちのオーディションやコンテストを受けたそうで、同年10月25日、22歳の時には、ついに、「酔いどれかぐや姫」でデビューを果たしています。

「酔いどれかぐや姫」
「酔いどれかぐや姫」

大島三平は22歳の時に「南高節とかぐや姫」として「全日本歌謡選手権」で4週勝ち抜きし知名度がアップしていた

とはいえ、「南高節とかぐや姫」は、まだ無名に等しかったことから、知名度を上げるため、テレビの勝ち抜き歌番組「全日本歌謡選手権」に出場すると、見事、4週勝ち抜きを果たしたそうで、

このことがきっかけとなり、他のテレビ局からも次々と声がかかるようになり、「夜のヒットスタジオ」や「ナイト・ショー」などの有名な歌番組にも出演するようになったのだそうです。

第1期かぐや姫
「南高節とかぐや姫」(第一期「かぐや姫」)。(左から)森進一郎さん、南こうせつさん、大島三平さん。

大島三平は22歳の時に「南こうせつとかぐや姫」として「変調田原坂」「ひとり寝のかぐや姫」をリリースしていた

そんな大島三平さんは、その後も、「南高節とかぐや姫」として、

シングルでは、

  • 1971年2月5日(22歳)「変調田原坂」※この時から「南こうせつとかぐや姫」に改名
    「変調田原坂」
  • 1971年6月25日(22歳)「ひとり寝のかぐや姫」
    「ひとり寝のかぐや姫」

アルバムでは、

を、リリースするほか、ラジオやテレビ番組への出演、全国ツアーも精力的に展開したのだそうです。

ちなみに、アルバム「レッツ・ゴー! かぐや姫」に収録されている楽曲「びっこの少年」は、大島三平さんの作詞作曲で、大島三平さんは、リードヴォーカルも担当しています。

大島三平が23歳の時に「南こうせつとかぐや姫」が解散

しかし、「南こうせつとかぐや姫」は、結成から1年半後の1971年8月、中野公会堂と大分文化会館での解散コンサートをもって解散となり、

(もともと1年間という約束だったという話も)

その後、大島三平さんは、地元・大分に戻り、イベンターとして活動していたといいます。

(ちなみに、南こうせつさんは、「南こうせつとかぐや姫」解散後、まもなく、伊勢正三さん、山田パンダさんとともに、新たに「南こうせつとかぐや姫」(第二期「かぐや姫」)を結成し、1971年年9月25日には、シングル「青春」で再デビューしています)

大島三平は50代頃から森進一郎と「初代かぐや姫」として活動

また、大島三平さんは、2000年、52歳頃には、地元・大分で放送関係の仕事をしていたそうですが、

同時期から、森進一郎さんと共に、「初代かぐや姫」としての活動もしているといいます。

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大島三平の現在(70代)は?森進一郎とラジオ番組「フォーク十三夜~まだまだ青春~」のパーソナリティーも

そんな大島三平さんは、現在も、地元大分でライブ活動をしつつ、森進一郎さんとラジオ番組「フォーク十三夜~まだまだ青春~」のパーソナリティーを務めているそうです。

大島三平&森進一郎
「フォーク十三夜~まだまだ青春~」より。大島三平さん(左)と森進一郎さん(右)。

お読みいただきありがとうございました

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