NHKの朝の連ドラ「わかば」で、明るく前向きなヒロインを演じられ、お茶の間の人気者となられた、女優の原田夏希(はらだ なつき)さん。2013年「極道の妻たち Neo」では、女子大生役だった朝ドラヒロインのイメージから一転、同じ人とは思えないほど、妖艶な”オンナ”に変身されています。
年齢は?身長は?本名は?
原田さんは、1984年7月7日生まれ、
静岡県のご出身、
身長は168センチ、
血液型はAB型、
特技はピアノ、
趣味は旅行、
事務所は、ウイングスジャパン ⇒ アイディープランニング
⇒オスカープロモーション(現在)と、移籍されています。
ちなみに、原田夏希は本名です。
静岡でスカウト
原田さんは中学2年生の時、
「大道芸ワールドカップin静岡」を見ているとき、
スカウトされ芸能界に入られました。
この「大道芸ワールドカップin静岡」というのは、
1992年から開催されている、
静岡県の代表的なイベントだそうです。
当時の所属事務所の社長の話によると、
静岡でお祭りがあるというので、
女性スタッフ二人を派遣、
そこで原田さんを見つけられたのだとか!
芸能界入り
原田さんのご両親は、
高校と大学に進学することを条件に、
芸能界入りを許してくれたそうです。
なので、高校時代は、学業を優先にし、
CMなど、夏休みにできるお仕事限定で、
芸能活動を開始されています。
しかし、芸能界に入られた当初は、
原田さん自身、まだ自分の方向性が、
はっきり決まっていなかったようで、
なぜこの世界に入る決心をしたのか、
思い出せないんです。
小学生の時に、静岡市内のミュージカルに出演して、
楽しかったから、そういう世界かなと思ったのかも。
当時は具体的な目標はなかったです。
入ってから徐々にひかれていったという感じでしょうか。
と、当時の気持ちを明かしておられます。
中学生ですから、それが普通ですよね。
お仕事をしていくうちに、
徐々におもしろくなっていかれたようです。
そして、2001年、
映画「ココニイルコト」で女優デビュー、
その後、明治大学文学部文学科演劇学専攻に、
入学されたことをきっかけに上京、
芸能活動を本格的に開始されました。
わかば!
2004年には、NHK朝の連ドラ「わかば」で、
ヒロインの高原若葉役を演じ、注目を集められます。
阪神大震災で父親を亡くした高原若葉は、
造園家になって、街の復興を目指し奮闘していく中、
父親の夢だった理想の住まい「みどり豊かな家」
を造ることに希望を抱くようになるというストーリーで、
疲れた人々が庭先の緑を見てホッとするように、
ヒロインの笑顔を見て元気になってほしい。
それがドラマのテーマということで、
辛い出来事から立ち上がる姿、
そして、いつも前向きで明るい、
という、朝ドラには欠かせないキャラクターのヒロインに、
原田さんはまさにハマり役でした。
原田さんは、若葉を演じるに当たり、
意識されたことを、
もちろん阪神大震災は経験していません。
つらいこと、悲しいこと、
大変な苦労がいっぱいあったと思う。
だからこそ、はたから軽々しく扱ったりしては、
いけないんじゃないかなと思うんです。
本当に体験した人しか分からないことが、
たくさんあるはずだから。
若葉は震災を乗り越えたわけではなく、
乗り越えようと必死になっている娘。
まずはその必死な姿を演じられたらいいと思っています。
と語ってられました。
オーディションでヒロインに決定
応募者1913人の中から、
見事、朝ドラのヒロインに選ばれた原田さんでしたが、
そこまでの道のりは、
決してトントン拍子ではなかったようです。
朝ドラのオーディションには、
すでに、4度落選されており、
5度目の挑戦でのヒロイン決定だったとか。
その時のことを、原田さんはインタビューで、
オーディションは、
いつも2次審査より先に進めなくて、
朝ドラのヒロインは遠い世界に感じました。
気づいたら5度目でした。
と明かしておられました。
過去4回のオーディションでは、
他の参加者の、歌やダンスに圧倒されてしまったそうです。
そこで、原田さんは、他の誰にも真似できない、
原田さんだけができる技を考えられたのでした。
それはなんと、仏像の顔面模写!
ボイスレッスンの先生から、
「一発芸を持て」と勧められたんですよ。
大学の図書館で、こーんな厚い本を借りて練習しました。
怒った鬼の顔、歯をカーッとむき出している顔、
穏やかな顔、目が三角で笑っているような顔の4パターン。
鏡を見ながら練習して「うん、いける。特技にしよう」って。
オーディションで初ネタ公開ですよ。
歯をカーッとむき出すのは、
ちょっと顔の筋肉が疲れるんですけど。
とのことで、これには、
審査員の方々も驚かれたでしょうね。
かわいい原田さんがするからこそ、ですが(^^)
この「わかば」は、2005年、
東京の明治座で舞台化され、
引き続き、原田さんが主演を務められています。
大学卒業と女優業に専念
そして、原田さんは、
「わかば」の後、再び学業を優先させ、
2007年、無事に明治大学を卒業されました。
それ以降は、芸能活動に専念され、
ドラマ、映画、舞台と、多方面で活躍されています。
2008年には、
テレビドラマ「ハチミツとクローバー」で、
民放初のレギュラー出演、
(後列左から)原田さん、向井理さん、
(前列左から)成宮寛貴さん、成海璃子さん、生田斗真さん。
同年、大河ドラマ「篤姫」では、
薩摩藩家老、小松帯刀の側室、お琴役を演じ、
映画「イエスタデイズ」では、
長編映画で初のヒロインを務められたのでした。
2013年「極道の妻たち Neo」では、
体を張った演技を見せられ、
朝ドラヒロインの清純派少女から、
妖艶なオンナに変身、
2015年には、サスペンスドラマに多く出演されるなど、
演技の幅を広げられています。
こうして、順調にキャリアを積まれている原田さんですが、
プライベートの方はどうでしょうか?
結婚は?元彼氏は向井理?
2015年現在、原田さんは、
まだ結婚されておらず、独身のようです。
そして、交際の報道もありませんでした。
そこで、過去にうわさになった人について、
調べてみると、
2012年、俳優の向井理さんと、
熱愛が報道されていました。
お二人は、2008年のドラマ、
「ハチミツとクローバー」で共演されたのですが、
実際の出会いはもっと早く、
明治大学で、先輩と後輩の仲だったとか。
女性週刊誌で、焼き肉デートが報じられたほか、
仲睦まじく食事をされているところが目撃されたりと、
オープンに付き合われていたようです。
しかし、向井さんは、
共演した女優さんとよく飲みに行かれるとのことで、
原田さんもそのうちの1人では?
という見方もありました。
一方で、お二人が実際に交際していた、
という話もありましたが、
2012年夏前、スケジュールがいっぱいで、
一向に結婚話が進まない向井さんに、
原田さんがしびれを切らし、別れを切り出して破局した、
と具体的な話もうわさされています。
原田さんご自身は、
向井さんとの関係について、
「お友達」
「楽しく接してます。(交際は)してないです」
と、きっぱり否定されています。
いずれにしても、向井さんは、2014年12月に、
女優の国仲涼子さんと結婚されているので、
真相は謎のままですね。
さて、清純派美女から、
しっとりとした大人の美女に進化された原田さん。
今度は、どんな演技を見せてくれるのでしょう?
恋愛情報も含め、
原田さんからは目が離せません!!