女優として活動していた1950年代、最初の夫と結婚するも、実態のない夫婦生活を送った末、1966年に離婚したという、湯川れい子(ゆかわ れいこ)さんは、1973年には、電化製品販売会社を経営していた男性と再婚しているのですが、
なんと、世界的スーパースターだったエルビス・プレスリーさんに結婚証明書にサインしてもらったといいます。
今回は、湯川れい子さんの再婚相手(2番目の夫)との馴れ初め、結婚に至った経緯についてご紹介します。
「湯川れい子の前夫(最初の夫)との離婚理由は?婚約中に恋人と逃避行?」からの続き
湯川れい子の再婚相手(2番目の夫)との馴れ初めは?
湯川れい子さんは、1973年、電化製品販売会社を経営していた、田村駿禮(たむら たかのり)さんと再婚しているのですが、田村駿禮さんとは、エルビス・プレスリーさんのコンサートで知り合ったそうで、
(田村駿禮さんは後に「熾鴻」と改名しています)
1973年に、エルビス・プレスリーさんがハワイから衛星放送で全世界36ヶ国に同時生中継するというチャリティーコンサートの企画があり、その前年の1972年11月にリハーサルコンサートがハワイで行われることになった際、
湯川れい子さんが200人を連れて行くことになったそうですが、その中に、田村駿禮さんがいたそうで、リハーサルコンサート終了後、
田村駿禮さんに、
エルビスをハワイで見て、“本当にいいものを見せていただいてありがとうございました!
と、声をかけられたのが、最初の出会いだったそうです。
(湯川れい子さんと田村駿禮さんは、2人共、エルビス・プレスリーさんのファンだったそうです)
湯川れい子は再婚相手(2番目の夫)からビデオデッキを購入したことがきっかけで交際に発展していた
そして、1973年には、ハワイから衛星放送でエルビス・プレスリーさんのコンサートが中継されたそうで、
湯川れい子さんは、そのコンサートの解説書を書く仕事をしていたことから、当日は、メモ取りながら、一生懸命その解説書を書いたそうですが、
その翌日、田村駿禮さんから連絡があり、
いや~昨日は良かったですね!もう一度見たいですか?
と、言われ、
湯川れい子さんが、
もう一度見られるわけないじゃないですか
と、返すと、
実はビデオというものができました。ご覧になりたいですか?
と、言われたことから、
湯川れい子さんが、
見せてもらいたいです
と、言って出かけていくと、
このことがきっかけで、田村駿禮さんと仲良くなり、交際に発展したそうで、
湯川れい子さんは、その時のことを、
ビデオのデッキを売りつけられたんです。高いから2年ローンで買ったんです。その2年ローンを1/4ぐらい払ったところで、おまけに元旦ちゃん(元夫)が付いてきた
と、語っています。
(湯川れい子さんは、田村駿禮さんのことを「元旦(がんたん)ちゃん」と呼んでいます)
湯川れい子は再婚相手(2番目の夫)にプロポーズするも断られていた
やがて、湯川れい子さんは、子供がほしいと思い、湯川れい子さんの方から田村駿禮さんにプロポーズしたそうですが、
田村駿禮さんには、
嫌だ
と、断られたといいます。
理由は、
僕はどっちかと言ったら、上がり目よりも下がり目のアン・ルイスみたいな子が好きなんだ!僕はそういう人と結婚したいと思っている
とのことで、
湯川れい子さんが、
私じゃダメなの?
と、言うと、
あなたは女友だちとしていろいろ相談するにはいいけど、結婚するっていうタイプじゃないんだよな!
と、言われたのだそうです。
湯川れい子は再婚相手(2番目の夫)と結婚するため、エルビス・プレスリーに結婚式に参加するように依頼していた
ただ、田村駿禮さんには、
プレスリーと会わせてくれたら結婚してもいいよ!
と、言われたそうで、
湯川れい子さんは、どうやったら、田村駿禮さんにスーパースターのエルビス・プレスリーさんを会わせることが出来るか真剣に考えた結果、
田村駿禮さんと出会うきっかけとなったエルビス・プレスリーさんのハワイでの衛星放送のコンサートのサウンドトラック(湯川れい子さんがライナーノーツを担当)が日本だけで25万枚売り上げたため、レコード会社にゴールドレコード(ディスク)を作ってほしいとお願いし、
湯川れい子さんがプレゼンターとなって、記念のゴールドレコードをオフィシャルにプレゼントしに行くことを、エルビス・プレスリーさんのマネジメント側に打診すると、
その時に、
その前に結婚式を挙げたいので、エルビスに参加してほしい
と、お願いしたのだそうです。
ただ、それに関しては、さすがに断られたそうで、
湯川れい子さんが、
じゃあ、ゴールドレコードをプレゼントをしに、正式に伺いたい
と、言い、結婚証明書へのサインをお願いすると、
エルビス・プレスリーさん側は、
ではどうぞ!そうならば結婚する相手もお連れください。こちらでちゃんとオフィシャルな写真を用意してお待ちしています
と、快諾してくれたのだそうです。
湯川れい子は再婚相手(2番目の夫)との結婚証明書にエルビス・プレスリーに証人としてサインしてもらっていた
こうして、湯川れい子さんは、1973年8月10日、エルビス・プレスリーさんが公演中だったラスベガスで田村駿禮さんと結婚式を挙げると、
結婚式が終わった後、その足でエルビス・プレスリーさんの控室があったMGMグランドホテルに向かい、エルビス・プレスリーさんに結婚証明書に証人としてサインをしてもらったのだそうです。
(エルビス・プレスリーさんは、ちょうど公演が終わった後で、胸元がはだけたステージ衣装のままだったそうです)
ちなみに、エルビス・プレスリーさんからは、結婚証明書へのサインの後、
何が欲しい?
と、聞かれたそうで、湯川れい子さんがお祝いのキスを求めると、
エルビス・プレスリーさんは、驚いた表情で、ポッと頬を赤く染め、隣にいた夫の田村駿禮さんに、
本当によろしいですか?
と、尋ねたそうで、
田村駿禮さんが、
もちろんです。どうぞどうぞ、ボクがして欲しいくらいです
と、言うと、
エルビス・プレスリーさんは、表情を緩め、握手をしてから、唇にキスをしてくれたのだそうです。
「湯川れい子は再婚相手(2番目の夫)に借金30億と不倫で子供を作られ家出されていた!」に続く
エルビス・プレスリーさんに結婚証明書にサインをしてもらう湯川れい子さん。
1966年、実態のない夫婦生活を送っていたという最初の夫と離婚すると、1973年には、電化製品販売会社を経営する男性と再婚した、湯川れい子(ゆかわ れいこ)さんは、子供にも恵まれ、幸せな日々を送っていたそうですが・・・ …