「PASSPO☆」のメンバーで、女優として活躍する、奥仲麻琴(おくなか まこと)さん。「PASSPO☆」在籍中は、グラビアやバラエティでソロ活動をされていましたが、2015年に「PASSPO☆」卒業後は、女優への道を歩き始められました。


Sponsored Link

プロフィール!

奥仲さんは、1993年11月18日生まれ、
埼玉県のご出身です。

身長は152センチ、
スリーサイズは、上から77-58-80、

靴のサイズは22.5センチ、
血液型はB型、

特技はテニス、走ること、

趣味は、水族館で深海魚を1日中見ることと、
動物取扱者の勉強をすること、

だそうです♪

芸能界入り

奥仲さんは、中学3年生の夏休みに、
渋谷でスカウトされ、
事務所「プラチナム・パスポート」に入られました。

もともと、芸能活動に興味があったものの、
なかなかご両親に言い出せずにいたそうなので、
このスカウトは渡りに船だったようです。

しかも、奥仲さんは、
勉強することが苦手だったそうで、

高校を受験するかどうかを決める、
ギリギリのタイミングで、スカウトされたのは、
とてもラッキーと感じられたようです。

奥仲さんは、その時のことを、

事務所に所属すれば、
芸能学科のある高校に入れるじゃん!

と思われ、
芸能界に入ることを決められたそうです。

芸能活動もできるし、高校にも入学できるので、
一石二鳥というわけですね。

漠然と芸能活動に興味があり、
具体的に、女優やアイドルになりたい、
という目標があったわけではない奥仲さんは、

なんとなくお仕事ができればいいかな、
と思われていたそうですが、

親御さんからは、

事務所に入ってもいいけど、
ちゃんと仕事ができるようになりなさい。

と釘を差されたそうです(^^)

PASSPO☆のメンバーに

そんな軽い気持ちで、
始められた芸能活動でしたが、

アイドルグループ「ぱすぽ☆」(後に「PASSPO☆」に改名)
の候補生が集められることとなり、
奥仲さんも、その中のひとりに選ばれたのでした。

そこで、メンバーの佐久間夏帆さん、槙田紗子さんと出会い、
当初は3人でスタートしたそうですが、

「絶対にライブを成功させてやる!」
「一つのものをちゃんと作り上げていこう!」

といった意気込みはなかったのだとか(^^;)



左から、奥仲さん、佐久間夏帆さん、槙田紗子さん。

学校が終わったら、
レッスンに通われるものの、

学校がない日は、プリクラを撮ったり、アイスを食べたり、
何ら、普通の高校生と変わらない、
生活をされていたようです。

デビュー

そんなこんなで、2009年に、
デビューされることに。

デビュー公演まで、あまり時間がなかったうえ、
奥仲さんは、それまでダンスをしたことがなく、
振付を覚えるのに1ヶ月もかかってしまったのだとか!

代々木公園で、
一人必死に練習されたのだそうです。

公演当日も、緊張で足がガクガク震えたそうですが、
多くのファンが見に来てくれ、終わった後に、

こんなにしっかりとしたパフォーマンスを、
見せてくれるとは思わなかった。

と言ってくれたことが、
とてもうれしかったそうです。

奥仲さんは、公演はこれ1回きりで終わりだと、
勝手に思い込んでおられたそうですが、
そこから、次々とライブが決まったのだそうです。

一方で、毎週末ライブがあるのかと思うと、
不安に駆られたそうですが、
やりたいという気持ちの方が強く、
ずっと続けてこられたそうです。

「少女飛行」でメジャーデビュー

その後、2011年、「PASSPO☆」は、
「少女飛行」でメジャーデビューします。

そして、この曲は、見事、
オリコンシングル週間ランキング1位に輝いたのでした。

この曲は、自分たちの原点となり、
一番知られている曲ということもあり、

奥仲さんが、「PASSPO☆」の曲の中で、
一番好きな曲だそうですが、

当時、奥仲さんは、
手放しで喜んでいたわけではなかったようです。

実力不足を痛感

というのは、「PASSPO☆」を、
どう売りだしていこうかという話の時に、

メジャーデビューシングルは、

「オリコンで良い順位になるようたくさん買おう」

ということになったそうで、

これに対して、奥仲さんは、

でも正直な話、確かに順位は大事だけど・・・
はたしてこれが正解なのかなって私は思ってました。

自分たちの本当の実力ではないというか、
「少女飛行」っていう自分たちが本当に聴いてほしい曲だからこそ、
こういう売り方をするのは・・・
私の中で許せなかった部分はありましたね。

と、この売り出し方に、
疑問を感じられていたのでした。

メジャーデビュー曲だから、
記録に残ることをやったほうがいい、
とは理解しつつ、違和感を持たれたのだそうです。

実際、1位を獲得されてから、
メディアに取り上げられることが多くなり、
たくさんお仕事の話も来たそうですが、
テレビに出ても、何も結果を残せなかったのだとか。

そのときは自分たちの不甲斐なさとか、
後悔でいっぱいになってしまったんですけど、
それについて何も反省会もせずに過ごしてきてしまって。

その当時のことが(PASSPO☆として活動した)
5年間の中で唯一後悔してます。
やり直せるものならもう一度やり直したい。

と、おっしゃっていました。

デビュー曲でオリコン1位は獲得したものの、
やはり、実力がついていかなかったことを、
痛感されたのでした。

ソロ活動を開始

そんな奥仲さんが、
ソロ活動に興味を持たれたのは、意外にも早く、

「少女飛行」をリリースされたくらいの、
時期だったそうです。

自分が出たい雑誌を、事務所の人に相談され、
出版社にあいさつに行かれるなど、
地道な営業活動を続け、

少しづつ、グラビアなどのお仕事が、
増えていったのでした。

しかし、グラビアの仕事は、
恥ずかしくて好きになれなかったそうです。

表情の作り方も分からず、
「研究しなさい」といつも怒られていたのだとか。

そういう感じで、なんとか個人としての活動が増え、
「PASSPO☆」との活動と、
並行してやっていかれたのでした。

「仮面ライダーウィザード」

そんな折、奥仲さんは、
特撮ヒーローもの「仮面ライダーウィザード」の、
ヒロインで謎の美少女、コヨミ役に大抜擢!

ちょうどその頃、奥仲さんは、
高校卒業後、大学へは進学せず、
お仕事1本でやっていくと決められた時で、

「PASSPO☆」だけではダメだと思い、
オーディションを受けさせてください、
と自分からお願いされていたのでした。

この「仮面ライダー」のオーディションは、
初めてもらったオーディションで、

奥仲さんは、見事合格し、
ヒロインの座を射止められたのでした。

奥仲さんは、コヨミ役を演じるにあたり、

コヨミちゃんは常にテンションが低くて、
朝の低血圧の状態なんですよ。

そこが私に似ていて、
やりやすいっていったらなんですけど、
自分が思う「コヨミちゃん」を演じられたらなって思います。

と、役作りについて語っておられました。

そして、「PASSPO☆」と両立して、
1年間、この撮影をされた奥仲さんは、
「PASSPO☆からの卒業」を決意されたのでした。

Sponsored Link

卒業理由は?

奥仲さんは、このドラマの撮影で、
今までの自分の視野が、いかに狭かったかに、
気づかれたのだそうです。

そして、共演され、
主人公を演じられた白石隼也さんから、

まこっちゃん(奥仲さん)の、
本当にやりたいことってなんなの?

と、聞かれたことが、転機となったのだとか。

その言葉がすごく重くて、
ここで積んだ経験を無駄にしてはいけない、
と強く思われたのだそうです。

そして、2015年1月1日、
「TOKYO DOME CITY HALL」のライブをもって、
奥仲さんは「PASSPO☆」を卒業されました。

他のメンバーやスタッフにも、
後押ししてもらう形で卒業できたそうなので、

奥仲さんの誠実で一生懸命だった姿が、
周囲を納得させていたことが分かりますね。

さて、2016年1月23日からスタートする、
テレビドラマ「MARS~ただ、君を愛してる~」では、
東浜亮子役で出演される奥仲さん。

本格的に女優として活動される奥仲さんに
注目です!!

Sponsored Link