1991年、20歳頃、「L⇔R」として、ミニアルバム「L」でレコードデビューした時は、全く売れなかったものの、1994年、「HELLO, IT’S ME」が初のトップテン入りを果たすと、1995年には、「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」がミリオンセラーの大ヒットとなった、黒沢秀樹(くろさわ ひでき)さん。
今回は、黒沢秀樹さんの若い頃(L⇔R時代)から現在までの代表曲やアルバムほか経歴を時系列でご紹介します。
「黒沢秀樹の生い立ちは?高校時代に兄・黒沢健一に誘われラギースに加入!」からの続き
黒沢秀樹は21歳の時に「L⇔R」としてミニアルバム「L」でレコードデビュー
高校生の時、兄の黒沢健一さんに誘われ、バンド「ラギース」に加入するも、メンバーが次々に辞めて、兄弟2人だけになり、田舎に帰ろうとしていたという黒沢秀樹さんですが、
そんな中、1990年(黒沢秀樹さん20歳)、友人の木下裕晴さんに強く誘われ、改めて、3人でバンド活動を始めると、
黒沢健一さんが作ったデモテープが、知り合いだった元「四人囃子」のメンバーで音楽プロデューサーの岡井大二さんの耳に留まり、岡井大二さんがポリスターレコードのプロデューサーの牧村憲一さんに紹介したことがきっかけで、
1991年11月25日には、黒沢秀樹さん、黒沢健一さん、木下裕晴さんの3人で「L⇔R」として、ミニアルバム「L」でレコードデビューを果たしています。
黒沢秀樹は22歳の時「L⇔R」としてリリースした「REMEMBER」が初のオリコンチャート50位以内にランクイン
ただ、1992年5月25日には、ファーストシングル「LAZY GIRL/BYE BYE POPSICLE」をリリースするも、売上はパッとせず、
その後も、
- 1992年9月26日には、「(I WANNA)BE WITH YOU」
- 1993年6月25日には、「恋のタンブリングダウン/君に虹が降りた」
- 1993年12月20日には、「君と夏と僕のブルー・ジーン」
と、コンスタントにシングルを発表するも、売上はパッとしない状態が続いたそうです。
黒沢秀樹は24歳の時に「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」がミリオンセラーの大ヒット
それでも、1994年7月21日にリリースした「REMEMBER」が、オリコン週間ランキングで42位と、初めてトップ50位内のランク入りを果たすと、
「REMEMBER」
同年10月21日にリリースしたシングル「HELLO, IT’S ME」は、ポッキーCM曲とのタイアップや、映画「四姉妹物語」の主題歌に起用されたことで、初のトップ10入り。
「HELLO, IT’S ME」
さらに、1995年5月3日にリリースした7枚目のシングル「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」は、テレビドラマ「僕らに愛を!」の主題歌に起用された効果で、
オリコンチャート1位を記録するほか、ミリオンセラーを達成する大ヒットとなり、「L⇔R」は、デビュー4年目にして、ついにブレイクを果たしたのでした。
「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」
黒沢秀樹は25歳~26歳の時に「BYE」「DAY BY DAY」「GAME」「NICE TO MEET YOU」「アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック」「STAND」をリリース
その後も、黒沢秀樹さんは、「L⇔R」として、
- 1995年10月20日には、「BYE」
- 1995年11月17日は、「DAY BY DAY」
「DAY BY DAY」 - 1996年1月19日には、「GAME」
- 1996年6月21日には、「NICE TO MEET YOU」
- 1997年2月19日には、「アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック」
「アイネ・クライネ・ナハト・ミュージック」 - 1997年3月19日には、「STAND」
と、シングルをリリースしています。
黒沢秀樹は「L⇔R」活動休止後は、ソロ、サポートミュージシャン、プロデューサー、作曲家、編曲家として活動
そんな「L⇔R」も、1997年には活動休止となっているのですが、
その後、黒沢秀樹さんは、ソロとして活動するかたわら、サポートミュージシャン、プロデューサー、作曲家、編曲家など、幅広く活動し、
2009年には、兄・黒沢健一さんとユニット「ハンキー・パンキー」、2010年には、伊藤銀次さんとユニット「uncle-jam」を結成するほか、2012年には、弾き語りライブも開催しています。
(兄・黒沢健一さんは2016年に他界されています)
1991年、弟の黒沢秀樹さんらと「L⇔R」を結成し、「HELLO, IT’S ME」「KNOCKIN’ ON YOUR DOOR」などのヒット曲で90年代のポップスシーンを彩ると、その後もソロや様 …
黒沢秀樹の現在は産業カウンセラーとしても活動
また、黒沢秀樹さんは、2021年には、ユーチューブチャンネル「Walls&Bridges」を開設すると、自身のソロ曲のほか、「L⇔R」の曲も公開しているのですが、
2024年には、産業カウンセラーの資格を取得し、オンラインカウンセリングルーム「アサイラムストレスマネジメントサポートオフィス」代表に就任したことをnoteで公表すると、
インタビューで、
音楽はカウンセリングとはかけ離れているようで、人の心にアプローチする仕事だし、プロデュース業もアーティストの話をよく聞くことが重要なので、カウンセリングに近いんですよ。
産業カウンセラーは100時間以上の講座をフルリモートで受けられ、受験資格が得られたので、子どもが保育園に行っている間や、子どもを寝かしつけた後に勉強していました。
夜はクタクタになってしまい、イスに座ったまま気絶したように眠って朝まで・・・ということが何度もありましたけどね(笑)
と、語っています。
(2025年には、株式会社スターベルズのCCO(執行役員)にも就任しています)
黒沢秀樹のアルバム(ソロ)一覧
それでは、最後に黒沢秀樹さんのアルバム(ソロ)をご紹介しましょう。
- 1999年「Believe」
- 2004年「winter」
- 2004年「spring」
- 2006年「summer」
- 2015年「colorations」
などのアルバムをリリースしています。
「黒沢秀樹の妻・佐藤みゆきとの馴れ初めは?子供は息子が1人!」に続く