1964年、高校在学中に、映画「風と樹と空と」で本格的に女優デビューし、青春スター路線で売り出されると、1967年には、「痴人の愛」で体当たりの演技を披露して人気を博し、以降、演技派女優として長年活躍している、大楠道代(おおくす みちよ)さん。
そんな大楠道代さんは、プライベートでは、「MEN’S BIGI(メンズビギ)」の創設者・大楠祐二さんと結婚しています。
今回は、大楠道代さんの、夫・大楠祐二さんとの結婚後の関係(夫婦仲)、子供についてご紹介します。
「大楠道代は若山富三郎と不倫の末に婚約もしていた!」からの続き
大楠道代の夫は「MEN’S BIGI」の創設者・大楠祐二
大楠道代さんは、1976年、DCブランドの先駆け「MEN’S BIGI(メンズビギ)」の創設者の一人である大楠祐二さんと結婚しています。
大楠道代さんは、大楠祐二さんとの馴れ初めなどについては、ほとんど明かしておらず、大楠祐二さんとどのように知り合い、どのような経緯で結婚に至ったかは不明ですが、
大楠道代さんは、幼少期からファッションが大好きということなので、ファッションが縁で知り合ったのかもしれません。
1964年、18歳の時、日活映画「風と樹と空と」に出演すると、1967年には、「痴人の愛」でヒロインを務め、たちまち、脚光を浴びた、大楠道代(おおくす みちよ)さん。 そんな大楠道代さんは、モデルとして活動していた高校時 …
大楠道代の夫・大楠祐二はビジネスの能力に優れていた
ところで、大楠祐二さんを簡単にご紹介すると、大楠祐二さんは、大学在学中からビジネスの才能を発揮していたそうで、
日本大学芸術学部在籍時には、同期の篠山紀信さんに撮影のアルバイトを紹介し、斡旋(あっせん)料を受け取るというビジネスモデルを確立していたそうで、
その後、大学時代からの友人である、菊池武夫さん(後に「TAKEO KIKUCHI」ブランド)のデザイナーとしての才能を見出し、同じくデザイナーの稲葉賀惠さんと共に、1970年に「MEN’S BIGI」を立ち上げると、
(当時、テレビドラマで主人公が「MEN’S BIGI」のアイテムを着用したことで爆発的なブームとなったそうです)
クリエイションを追求する菊池武夫さんに対し、大楠祐二さんは、社長兼営業として、ビジネスとしてのブランド拡大に注力し、その手腕で、「MEN’S BIGI」は一時代を築き上げています。
(ただ、やがて、菊池武夫さんとは、その方針の違いから溝が生まれていったそうで、菊池武夫さんが「株式会社ワールド」へ移籍すると、大楠祐二さんは、カフェ、ホテル、印刷会社経営など多角的に事業も展開するようになっていったそうです)
大楠道代と夫・大楠祐二の夫婦仲は良好
さておき、大楠道代さんと大楠祐二さんの夫婦仲は良好のようで、
大楠道代さんは、夫婦円満の秘訣について、2020年、桃井かおりさんとの対談で、
とにかく互いに干渉しないのが夫婦円満の秘訣だと思うよ。
(夫に干渉し腋の下までのぞき込んでしまうという桃井かおりさんに対し)それはすごい。うちは一心同体じゃなく二心同体だもの。見ているものは一緒だけど並んで歩いている感じね。夫は私の仕事にも一切口出ししないし、私も同じ。
(全部に干渉するという桃井かおりさんに対し)それでうまくいっているんだもの、いいのよ。結婚生活にしても人生にしても、ワンパターンじゃないから。
私たちは、それぞれが一番気持ちのいい、居心地のいい相手を見つけられたってことよ。
と、語っています。
また、大楠道代さんは、
庭の花をチョンと切って生けるの。楽しいよね
楽しいことって、日々の何気ない暮らしの中にこそ転がっているのかもしれないね。
とも、語っており、
とても幸せそうなご様子で、
桃井かおりさんも、自分の環境の中で、そういうふうに楽しいことを見つけられるのはいいなあ、と思うようになっているといいます。
ちなみに、桃井かおりさんによると、昔から、大楠道代さんは、夫の大楠祐二さんに尽くしているとのことで、朝の8時半から小豆を煮るという話を聞いた時には、とても驚いたといいます。
大楠道代の子供は?
大楠道代さんと夫・大楠祐二さんとの間には、子供はいません。
大楠道代さんは、子供がいない理由について、ほとんど明かしていませんが、大楠道代さんは、付き人をしていた新井浩文さんを、我が子のようにかわいがっていたという話もあることから、決して子供が嫌いなわけではないようです。
とはいえ、子供はいなくても、結婚して50年に差し掛かろうとする現在も、夫・大楠祐二さんと仲が良く、幸せに暮らしているということは、とても素晴らしいことですね。
さて、いかがでしたでしょうか。
大楠道代さんの、
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- 大楠道代の国籍は?本名は?
- 大楠道代は幼い頃からファッションが大好きだった
- 大楠道代は高校時代にスカウトされて「河内ぞろ どけち虫」とその続編に端役で出演していた
- 大楠道代は大学在学中に映画「風と樹と空と」に出演するもその後の女優契約を断っていた
- 大楠道代は短大時代に勝新太郎から直々にオファーを受けて映画界入りしていた
- 【画像】大楠道代の若い頃(デビュー)から現在までの出演映画や経歴は?
- 大楠道代は20歳の時に「処女が見た」で若尾文子とダブルヒロインを務めていた
- 大楠道代は20歳の時に映画「氷点」でヒロインを務めるも酷評されていた
- 大楠道代は21歳の時に「痴人の愛」の体当たりの演技で青春スター路線からの脱皮に成功していた
- 大楠道代が22歳~23歳の時には「秘録おんな」シリーズ、「関東おんな」シリーズなどに出演していた
- 大楠道代は25歳の時に大映を退社しフリーとなっていた
- 大楠道代は29歳の時に結婚により芸能活動を休止していた
- 大楠道代は34歳の時に映画「ツィゴイネルワイゼン」で本格的に女優復帰していた
- 大楠道代が50代の時には数々の賞を受賞し演技派女優としての地位を確立していた
- 大楠道代は70代の現在も現役で活動中
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- 大楠道代の夫・大楠祐二はビジネスの能力に優れていた
- 大楠道代と夫・大楠祐二の夫婦仲は良好
- 大楠道代の子供は?
について、ご紹介しました。
1964年のデビュー以来、大映の看板女優として一時代を築くと、結婚による一時休業を経て「大楠道代」として復帰した後も「ツィゴイネルワイゼン」で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に輝くなど、数々の映画賞を受賞してきた大楠道代さん。
そんな大楠道代さんは、デビューから60年近く経った現在も、その圧倒的な存在感と独特のオーラでスクリーンに深みを与え続けており、今後の活動からも目が離せません!
1964年、18歳の時、日活映画「風と樹と空と」に出演すると、1967年には、「痴人の愛」でヒロインを務め、たちまち、脚光を浴びた、大楠道代(おおくす みちよ)さん。 そんな大楠道代さんは、モデルとして活動していた高校時 …