バラエティ番組「銭形金太郎」に出演し注目を集めた、小説家の中沢健(なかざわ たけし)さん。中沢さんの作品「わが家は自然観察園」が、小学校の道徳の教科書に採用されたり、純文学を得意とする一方で、特撮ヒーローものの脚本も書かれるなど、マルチな才能を発揮されています。


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歩く雑誌!

中沢さんは、
自分自身が月刊雑誌となり、

ご自身が書いた、
小説やイラストを背中に貼り付け、

頭には「動く待ち合わせ場所」と、
書かれた紙を貼り付けたスタイルで、
繁華街を歩く、
というパフォーマンスを行っておられ、

このことから、
「歩く雑誌」と呼ばれているそうです。

しかも、驚くべきことに、中沢さんは、
このスタイルで24時間過ごされているのだとか!

つまり、これが、
中沢さんの普段着というのです!

その理由を、中沢さんは、

一言で言うと、存在そのものとして、
エンターテイナーでありたいと思っているからでしょうか。

僕は24時間、すべての時間において、
エンターテイメントになりたいと思っているんです。

なのでこのような生き方となっています。

と、語っておられました。

なぜこのような「生き方」をされているのか、
中沢さんについて調べてみました!

詩がコンクールで入選

中沢さんは、小学4年生の時、
「道のお話」という詩で、
朝日新聞の詩のコンクールに入選されており、

この時からすでに、
物を書く才能を発揮されていたようです。

中沢さんによると、当時、
女優の黒木瞳さんが絶賛してくれたとのことで、
とても嬉しかったそうです♪

病気だった?

しかし、中沢さんは、中学3年生の卒業式の日、
突然、白血病に発病、
一年間の入院を余儀なくされます。

病室では、同じ病気の子が何人も寝ており、
一人、また一人と消えて行ったのだそうです。

それは、死を意味しており、
中沢さんは、いつ自分の番が来るのかと、

その時、強烈に生と死をというものを、
感じられたというのです。

そして、死を心の底から恐れていた、
病室の子どもたちの姿が、
今でも忘れることができないのだとか。

この時の体験は、中沢さんの後の人生に、
大きな影響を与えたそうで、

中沢さんは、

それ以降だと思います。
僕は心の底から死にたくない!

不老不死になりたい!
という願望を持ちはじめたのは。

そして、それが、
今の生きている限りこの生を楽しみたい!
自分の夢を追求したい!
という生き方につながっているのだと思います。

と、明かされていました。

生死をさまようような、壮絶な体験をしたことで、
ご自分の本当に望んでいるものが、
はっきりと分かったのですね。

作品を世に出すために

中沢さんは、もともと、
自分が作った小説などの作品を、
多くの人に知ってもらいたいとの思いから、

話題性と口コミを狙って、
「歩く雑誌」のパフォーマンスを始められたそうですが、

人見知りで、恥ずかしがり屋の中沢さんにとって、
当初、この行動はとても勇気がいったそうです。

しかし、今では、
やりたいことをやらずに、
人生を終えてしまうことが怖く、

その怖さのほうが、
恥ずかしさや戸惑いを超えてしまうのだそうです。

初恋芸人!

中沢さんは、有名になって、
ご自分の作品を世に出したいと語っておられましたが、

2009年に、
自伝的小説「初恋芸人」を出版され、

大槻ケンヂさん、朱川湊人さん、日日日さん、
切通理作さん、枡野浩一さんらから、
絶賛されています。

そして、その反響の大きさから、
出版元の風塵社は、

著名人や読者からの「初恋芸人」に対する、
感想をまとめた小冊子「かぜのたより」
を発行するに至ったのでした。

また、この小説は、連続ドラマ化も決定し、
2016年3月から、NHK・BSプレミアムで、
放送がスタートすることになっています。

左から、小堺一機さん、柄本時生さん、松井玲奈さん。

彼女は?

中沢さんは、
小説を執筆される一方で、

バラエティ番組への出演や、
特撮ヒーローものの脚本を執筆されるなど、
多方面で活動されているのですが、

プライベートはどうでしょうか?

中沢さんは、2010年、
28歳にして、初めて彼女ができたことを、
ブログで告白されています。

しかも、彼女の方から、
告白してくれたということで、

中沢さんは、
嬉しさと戸惑いを隠しきれなかったようです。

中沢さんは、勝手に、
もし自分に彼女ができるとしたら、

頭がいってしまってる人しかあり得ないだろうと、
思われていたというのです。

そういう人と、傷を舐め合うような、
つきあい方をするのだろうと、
予測されていたそうですが、

彼女は、中沢さんと付き合っていることを除けば、
至極真っ当な人なのだとか。

中沢さんは、ご自分のブログで、

聞いてくれる人が出来たおかげで、
ネガティブなことを口にする、
機会自体は増えてるような気もするんですけど、

本当に無理をすることなく、
自分を騙すことなくお付き合いさせてもらっています。

と、その喜びを綴っておられました。

中沢さんのネガティブな部分を受け止めて、
話を聞いてくれる彼女ができて、
本当に良かったですね!

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破局

と思いきや、

中沢さんは2011年、
彼女にふられてしまったことを、
ブログで明かされています。

中沢さんによると、交際期間は、
だいたい10ヶ月くらいで、

付き合って、最初の8ヶ月は、
楽しいことしかないように感じられたそうです。

しかし、初めて彼女と意見がぶつかってから、
最後の2ヶ月はぎくしゃくしてしまい、

完全に関係を修復できないまま過ごされ、
最終的に、ふられてしまったとのことでした。

振られるのは辛いことですが、
中沢さんのこと、

きっとこの経験を、これからの創作活動に、
活かされることでしょう。

そして、これにめげずに、
新しい恋を見つけてほしいですね。

中沢さんの今後のご活躍とともに、
恋愛事情にも注目です!!

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