お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一(たきざわ しゅういち)さん。芸人として活動する一方で、2013年には執筆した小説で文学賞を受賞され、作家デビューを果たされました。
年齢は?出身は?身長は?本名は?
滝沢さんは1976年9月14日生まれ、
東京都のご出身です。
身長169センチ、
体重62キロ、
血液型はAB型、
趣味は野球観戦(中日ドラゴンズファン)、
特技は器械体操(床、鉄棒)、
資格は書道の特待生、
好きな作家は、
村上龍、中上健次、
出身大学は、
東京成徳大学人文学部英米文化学科、
卒論のテーマは、
「エドガーアランポー」だそうです。
「マシンガンズ」結成
滝沢さんは、お笑いのカルチャースクールで、相方の西堀亮さんと知り合われ、1998年に、お笑いコンビ「マシンガンズ」を結成されました。
長い間、売れない時代が続きましたが、2006~2007年頃、キレ芸や、ひたすらツッコミまくる芸風を確立してブレイクし、
2008年、2009年には、「M-1グランプリ」の準決勝に進出。
さらに、2012年と2014年には、漫才コンテスト「THE MANZAI」の「認定漫才師50組」に認定されるなど、その実力が評価されています。
かごめかごめ
そんな滝沢さんは、文筆業でも才能を開花されており、2013年には、小説「鬼虐め」で作家デビューすると、「E☆エブリスタ電子書籍大賞」の双葉社賞を受賞されています。
この小説は、2014年に改題・加筆修正され、小説「かごめかごめ」として、出版されています。
ざっとあらすじをご紹介すると、
主人公は、ある女性をストーカーしているのですが、同じ女性をストーカーする男の存在に気づきます。
主人公は男を殺し、自分の部屋に一時的に保管するのですが、それ以来、女性が捨てたゴミから主人公に向けたメッセージが出てくるなど、主人公の身辺に不可解なことが起こり始めます。
何者かに見張られているという疑念が湧き上がり、支配しているつもりが、いつの間にか追い詰められ・・・
と、ゾッとする内容ですが、なかなか面白そうです♪
ゴミ収集のバイトがきっかけとなる
滝沢さんは、芸人の仕事だけでは食べていけなかったことから、ゴミの収集のバイトをされていたそうです。
すると、ゴミの出し方で、その建物にどんな住人が住んでいるのかが、だいたい分かってくるというのです!
例えば、ゴミの出し方が汚いから、男性が多く住むアパートだな、など。
そしてある時、請求書などの個人情報が、そのまま捨てられていることがあったようで、もし、これをストーカーが見たら・・・と怖くなり、ストーリーを思いつかれたのだとか。
携帯で執筆
こうして滝沢さんは、執筆に取りかかるのですが、
なんと、ゴミ収集の仕事の休み時間や、芸人としての仕事の移動時間に、携帯を使って執筆されていたのだとか。
そして、2ヶ月ほどで書き上げられたのだそうです。
滝沢さんは、小説が出版された喜びを、
ようやく本になったぁというのが正直な感想です。書き始めたのは昨年(2013年)の年始め。電子書籍大賞に応募し、運良く賞を頂いた。
そこから書籍化に向け担当編集者と打ち合わせを重ね、手元に本が来たときには感動しました。
苦労して書いたので、一人でも多くの人に読んで頂きたいです!芸人らしからぬ真面目な回答ですみません!
と、語っておられました。
滝沢さんが小説を書き始めたのは、大学生の頃だそうで、長い間コツコツと書き溜められ、2006年頃から年に1、2本、文学賞に応募されていたのだとか。
作家デビューが長い間の夢だったそうで、今回の受賞はこういった地道な努力の賜物だったのですね♪
妻は?子どもは?
さて、気になる、滝沢さんのプライベートですが、
滝沢さんは、2008年に一般女性と結婚されているようです。
奥さんは、滝沢さんよりも6歳年上で、歯科院の受付をされていたのだとか。
滝沢さんは、
売れてないときから支えてくれた人。時々(ネタの)「バカヤロー」って言ってます。
と、喜びを語っておられました。
そして、2013年には男の子が誕生。
名前は「武之(たけし)」くんというそうで、滝沢さんが尊敬する、ビートたけしさんにあやかって、名付けられたのだとか。
ちなみに、滝沢さんは、奥さんとお子さんを養うため、毎月22万円を家に入れることを、ご自身に義務付けているそうですが、この費用は、本の印税から出されているのだそうです。
やはり、印税収入は大きい!
と思ってしまったのですが、売れっ子芸人には、大した金額ではないのかもしれませんね。
いずれにせよ、次回作にも期待が寄せられます♪
芸人として、作家として、今後も、滝沢さんからは目が離せません!!