シリアスからコミカルまで、多くのおばちゃんキャラを演じてこられた、女優の木野花(きの はな)さん。女優や演出家として活動される一方で、ワークショップの講師をされるなど、若手俳優の育成にも力を入れておられます。
年齢は?出身は?本名は?
木野さんは、1948年1月8日生まれ、
青森県のご出身、
身長160センチ、
スリーサイズは、
上から、90-67-91センチ、
靴のサイズは24センチ、
血液型はA型、
本名は、木野目 留美子、
出身大学は、
弘前大学教育学部美術学科、
だそうです。
アングラ演劇の代表として
木野さんは、大学卒業後、
中学の美術教師となられますが、
仕事のストレスから、
神経性胃炎や偏頭痛を患い、
わずか1年で退職。
そんなある日、雑誌で見つけた、
「アングラ特集」にひらめくものがあり、
演劇の世界に入られたのだそうです。
(アングラとは、アンダーグラウンドの略で、
商業性を無視した前衛的・実験的な芸術運動のこと)
木野さんは、1971年、23歳の時、
演劇活動を開始するために上京し、
「東京演劇アンサンブル養成所」に入所。
1974年、26歳の時、
そこで知り合われた女性5人で、
劇団「青い鳥」を結成され、
翌年の1975年、
「美しい雲のある墓の前」で、
旗揚げ公演をされています。
以降、1980年代の、
小劇場ブームに乗って活動され、
アングラ演劇の代表的存在となられたのでした。
そして、1986年に、
劇団「青い鳥」を退団。
その後は、「劇団☆新感線」など、
他の舞台にも参加されつつ、
映像の世界にも活動の場を広げられています。
出演ドラマ映画
それでは、ここで、
木野さんの出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
1988年「会社物語 MEMORIES OF YOU」
1989年「北京的西瓜」
1992年「病は気から 病院へ行こう2」
2003年「ばかの箱船」
2004年「ヴィタール」
2007年「世界はときどき美しい」
「素敵な夜、ボクにください」
2009年「童貞放浪記」
2010年「必死剣鳥刺し」
2011年「ホームカミング」
2013年「ウルトラマンギンガ 劇場スペシャル」
2015年「猫侍 南の島へ行く」「娚の一生」
「娚の一生」より。
テレビドラマでは、
2004年~2005年「3年B組金八先生」
2006年 NHK朝の連続テレビ小説「純情きらり」
「マチベン」
2007年 NHK朝の連続テレビ小説「どんど晴れ」
「魂萌え!」
2008年「炎神戦隊ゴーオンジャー」
「炎神戦隊ゴーオンジャー」より。
2009年「ギネ・産婦人科の女たち」
2013年「名もなき毒」
2014年「三匹のおっさん~正義の味方、見参!!」
2015年「銭の戦争」
「三匹のおっさん」より。
などに出演、個性的な役を多く演じられ、
名脇役の地位を確立されています。
そんな木野さんの、
気になる話題について調べてみました!
あまちゃん?
木野さんは、2013年、
NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」で、
長内かつ枝役を演じ、注目を集めました。
かつ枝は、あまちゃから、
「メガネ会計ばばあ」
とアダ名をつけられていたことから、
視聴者の間でも、その呼び名のほうが、
馴染み深いようです♪
「あまちゃん」より、能年玲奈さんと木野さん。
木野さんは、日本中にブームを巻き起こした、
この番組に出演されたことを、
こんな風に皆に支持されるというか、
ブームになるとは思ってなかったんで、割と軽く、こう「朝ドラ」って感じで出ていたから、
何か朝ドラの枠を超えているっていうか、
何なんだろうな、「凄いな」って。
自分も出てるのにファンっていうか、
何か楽しみだったっていうか、
凄い意外でしたね。他の出ていないシーンを見るのが楽しみだったり、
東京編どうなるんだろうとか、
もうほぼ本当に「ただのファン」状態で、
見てたりしてたんですよね。
と、一視聴者としても、
楽しんでおられたようで、
木野さんにとっては、
思い出深い作品になったようです。
もたいまさこと?
木野さんと、女優のもたいまさこさんが似ている、
とネット上で話題となっています。
木野さんともたいさんを、
同一人物だと勘違いされている方も、
いらっしゃるよう(^^;)
確かに、お二人共、若い頃から、
おばさん風な役を多く演じられているなど、
キャラがよく似ていますね。
また、お二人は、1986年、
「金鳥の防虫剤」のCMで共演されており、
「亭主元気で留守がいい」
というフレーズを流行らせておられます♪
(↑このサムネイルの人は、もたいまさこさんです。)
あの、おばちゃんが、
木野さんだったのですね~
というか、ほんと、
雰囲気がよく似ていますね(^^)
結婚は?
さて、気になる、
木野さんのプライベートですが、
現在、木野さんは独身だそうです。
しかし、3回も、
離婚歴があるのだとか。
テレビ番組に出演された時、
さすがに、
「もう、結婚する気がない」
とおっしゃっていたそうです。
それでも、
「シェアハウスみたいのが良いと思う」
と、語っておられたことから、
やはり、ずっと1人というのは、
寂しいということなのでしょう。
娘は?
ところで、木野さんを多くの方が、
「娘」で検索されていましたが、
お子さんがいらっしゃるとの情報は、
ありませんでした。
もしかすると、お子さんは、
いらっしゃらないのかもしれませんね。
さて、4月から始まるテレビドラマ、
「ドクター調査班~医療事故の闇を暴け~」では、
主人公慧(谷原章介さん)の母親で、
活力に満ちた、町の診療所の院長先生役、
華岡育世を演じられる木野さん。
きっと、このサスペンスの中でも、
ほっと一息つけるような、
安定した演技を披露されていることでしょう。
70歳間近とは思えないほど、
いつまでも、若々しい木野さんですが、
お体を労わりながら、まだまだ、
元気な姿を見せていてほしいですね。
応援しています!!