狂言師、俳優、舞台演出家など様々な分野で才能を発揮されている、野村萬斎(のむら まんさい)さん。今回は、そんな野村さんのご家族のことを中心にご紹介します。
「野村萬斎がゴジラ役?デビューからの出演ドラマ映画を画像で!」からの続き
オリンピック
野村さんを「オリンピック」で、多くの人が調べられているようです。
というのも、2020年に開催される東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの開閉会式を演出する総合統括に、野村さんが就任されたことが、2018年7月30日に発表されたのです。
野村さんは、翌日の7月31日、東京都内で行われた記者会見に参加されると、
大役に非常に身の引き締まる思い。シンプルかつ“和の精神”に富んだ式典になるよう全力を尽くしたい
“鎮魂と再生”というのは、能や狂言という我々の芸能の重要な部分。その精神を復興五輪にも生かすことは、非常に意味があるとチームの皆さんに賛同いただいております。何より上質な日本の精神にのっとったものにしたい
と展望を語り、
どのような演出にするのかとの質問には、
百聞は一見にしかず、なるべく観てわかるものにしたい。また、伝統的な発想がありながら、現代に生きる人々の印象に残るようなテクノロジーを含めて盛り上げていきたい
と、意気込みを語っておられました。
嫁は?
そんな野村さんの気になるプライベートですが、野村さんは、1996年、小学校からの知り合いで、大学生の頃から交際されていた、当時キャビンアテンダンドだった千恵子さんと結婚されています。
ちなみに、野村さんは、結婚後、奥さんから、
夜10時になるまで帰ってくるな!
と、言われていると、明かされたことがあるのですが、
これは、決して夫婦仲が悪いわけではなく、夜10時までに野村さんが帰ってくると、せっかく寝る支度の整った子どもたちのテンションが上がってしまい、寝付けなくなるから、というのが理由だそうで、野村さん一家がとても仲が良いことが伺えます♪
長女は野村彩也子
その、お子さんたちなのですが、野村さんには、奥さんとの間に、女の子が2人、男の子が1人いらっしゃるそうで、
1997年に誕生した、長女の彩也子さんは、慶應義塾大学環境情報学部に在籍中の2018年、「ミス慶應SFCコンテスト2018」のグランプリに選出された経歴を持ち、
長女の彩也子さん
2019年2月1日から、野村さんとともに「KUMON」のテレビCMに出演されるほか、ファッションモデルとしても、雑誌「CanCam」や神戸コレクションに登場されるなど、芸能活動をされています。
「KUMON」のCMより。野村さん、弟の裕基さんとともに。
長男は野村裕基
また、1999年生まれの長男・裕基さんは、3歳で初舞台を踏まれると、父親で師匠でもある野村さんからの指導のもと、狂言師として活動されており、
父親を超える狂言師になりたい
と、語っておられます。
長男・裕基さんとお父さんの野村さん。
裕基さんは、メディアでの活動はされていませんでしたが、2019年1月、「KUMON」のCMで、お父さんの野村さん、お姉さんの彩也子さんと親子共演されると、視聴者の間で、イケメンと大きな話題になりました。
ちなみに、野村さんは、2019年、そんな裕基さんについて、
今は技術に邁進する時期ですし、例えば声が大きくなるとか、身体が揺れなくなるなど、邁進した結果が見える時期でもある。身体の使い方を叩き込む時期ですね。
皆さんで言えば、教習所で少しずつ段階が上がっていって、高速道路に乗れるのを目指す感じでしょうか。まだまだ仮免にもいっていませんが(笑)、この夏休みで随分レベルを上げていくことはできたかなと。
裕基と僕は体型や声の感じが似ているんです。僕が苦労した部分を裕基はすぐ習えていいなって(笑)
と、おっしゃっていました♪
次女は一般人
そして、次女は、彩加里さんというそうですが、一般人のようで、現在のところ、詳しいことは分かっていません。
さて、いかがでしたでしょうか。
野村さんの、
- 年齢は?出身は?身長は?本名は?
- 幼少期から厳しい稽古に耐える日々
- 中学時代は狂言に嫌気がさし、バスケやバンド活動
- 高校ではロックバンドを結成
- マイケル・ジャクソンのダンスから狂言に目覚める
- 17歳で黒澤明監督映画「乱」に出演
- 映画「陰陽師」の安倍晴明役でブレイク
- 羽生結弦に陰陽師の振り付けをアドバイスしていた
- 「シン・ゴジラ」でゴジラ役
- 「七つの会議」で初の冴えない役
- 出演作品(テレビドラマ)
- 出演作品(映画)
- オリンピック
- 嫁は?
- 長女は野村彩也子
- 長男は野村裕基
- 次女は一般人
について、まとめてみました。
2019年10月には、大学在学中から主宰する「狂言ござる乃座」が60回目を迎えた野村さん。
元々は、我々のレパートリーの中で自分がやったことがないものをやるということを目指してきましたが、20年くらい続ける中で、最近は「やったことがない曲」というよりは、新たに挑戦したいもの、自分で手がけたという思いがある曲をやらせていただいています。
今回は自分の研鑽と言うより、息子(野村裕基さん)の研鑽という感じですが(笑)
即位に対する自分なりの祝意を表しました。
と、現在は、後継者で息子さんの育成に余念がないようですが、
いずれは、狂言だけではなく、テレビドラマや映画でも親子共演される日がくるかもしれませんね。
「野村萬斎は昔ロックバンド?狂言はマイケルジャクソンで目覚めた?」