1956年、16歳の時、ニッポン放送の「ものまねのど自慢」に優勝したことがきっかけで芸能界入りすると、ベトナムでの人気を経て、「おひまなら来てね」でブレイクされた、五月みどり(さつき みどり)さん。今回は、そんな五月さんのデビューからの出演作品を画像を交えてご紹介します。
「五月みどりの若い頃はおひまならきてねでブレイク!」からの続き
出演作品(テレビドラマ)
それでは、ここで、五月さんの主な出演作品をご紹介しましょう。
テレビドラマでは、
1957年「赤胴鈴之助」
1958年「若君日本晴れ」
1959年「矢車剣之助」
1972年「水戸黄門 第3部」第19話
1975年「花吹雪はしご一家」
1976年「ベルサイユのトラック姐ちゃん」
「欲望の河」
1980年「斬り捨て御免! 」
1981年「三年待った女」
1982年「暁に斬る!」
「欲望の河」より。五月さんと東山敬司さん。
1984年「松本清張スペシャル・黒い福音」
「一億人を敵にした男 復讐するは我にあり」
1985年「気分は名探偵」
「サーティーン・ボーイ」
1986年「早春物語〜私、大人になります〜」
「パパ合格ママは失格」
「な・ま・い・き盛り」
「主夫物語」
「一億人を敵にした男 復讐するは我にあり」より。根津甚八さんと五月さん。
1987年「タッチ」
1995年「八代将軍吉宗」
1998年「弁護士芸者のお座敷事件簿3」
1999年「笑ゥせぇるすまん」
2000年「美容エステ探偵1・2」
「警視庁鑑識班10」
「美容エステ探偵」より。
2002年「下町・銭湯騒動記1」
2003~2005年「箱根湯河原温泉交番1~4」
2007年「監察医・室生亜季子37」
2009年「温泉医ぽっかや事件カルテ7」
2017年「やすらぎの郷」
2019年「やすらぎの刻〜道 」
「やすらぎの郷」より。
出演作品(映画)
映画では、
1959年「怪傑黒頭巾 爆発篇」
「新吾十番勝負 第二部」
1960年「人形佐七捕物帖 ふり袖屋敷」
1961年「花くらべ狸道中」
1962年「仲よし音頭 日本一だよ」
「江戸へ百七十里」
「喜劇 駅前温泉」
1963年「悪名高きろくでなし」
「その結婚異議あり」
「独立美人隊」
「銀座の次郎長」
「関東遊侠伝」
「男の嵐」
「遊侠無頼」
「男の嵐」より。五月さんと村田英雄さん。
1964年「東海遊侠伝」
1965年「日本侠客伝 浪花篇」
1966年「われらの友情」
1975年「五月みどりのかまきり夫人の告白」
1982年「マダム・スキャンダル 10秒死なせて」
「マダム・スキャンダル 10秒死なせて」より。五月さんと西田健さん。
1983年「丑三つの村」
「悪女かまきり」
1984年「海燕ジョーの奇跡」
1986年「オイディプスの刃」
「時計 Adieu l’Hiver」
1987年「愛しのハーフ・ムーン」
「男はつらいよ 寅次郎物語」
1990年「釣りバカ日誌3」
「釣りバカ日誌3」より。(左から)三國連太郎さん、西田敏行さん、五月さん。
ほか、数多くの作品に出演されています。
「昨日、悲別で」で主人公の母親役
ところで、五月さんは、1984年、夢を追いかけて東京に出た若者と、故郷に残って地元で働く若者の心の交流を描いた、テレビドラマ「昨日、悲別で」で、主人公・中込竜一(天宮良さん)の母親役で出演されているのですが、
五月さんが、トーク番組「徹子の部屋」で、最初の離婚の際、子ども2人を置いて来たという、つらい経験を話していたのを、たまたま自宅で観ていた脚本家の倉本聰さんが、執筆中だったドラマの主人公の母親役は「この人しかいない」と、直接、五月さんにオファーされての出演だったそうで、
倉本さんによると、「徹子の部屋」出演時の五月さんは、涙を浮かべながらも微笑み、淡々と辛い体験を語る姿がとても印象的だったとのことでした。
「伊東家の食卓」で母親役
また、五月さんは、1997年10月~2007年3月、日常で使える裏技を紹介する、視聴者投稿型のバラエティ番組「伊東家の食卓」に出演されているのですが、五月さんはこの出演で、すっかリ「伊東家」の母親役として、若い世代にもお馴染みとなられました。
「伊東家の食卓」より。
ちなみに、父親役が伊東四朗さん、長女がRIKACOさん、長女の夫が布施博さん、長男が「V6」の三宅健さん、次女が山口美沙さんという、長寿アニメ「サザエさん」のような家族設定だったそうです。
「五月みどりは昔ポルノ映画かまきり夫人で再ブレイクしていた!」に続く
https://www.youtube.com/watch?v=-yGMBaX1PJ4