２０１７年７月、たった一人の家族である、ご主人の砂川啓介さんに先立たれてしまった、大山のぶよ（おおやま のぶよ）さんですが、その後、どうされているのでしょうか。今回は、その後の大山のぶ代さんについて調べてみました。
「大山のぶ代は夫・砂川啓介の死を理解できず？通夜も葬儀も欠席？」からの続き
夫・砂川啓介は遺言状を作成していた
ご主人の砂川さんが他界したことで、心配されていた、老人ホームで闘病中の大山のぶ代さんですが、大山のぶ代さん・砂川さん夫婦のマネージャーを３０年務められた小林明子さんは、
あの優しい砂川さんのことです。のぶ代さんが1人になってしまったときのために、彼女の行く末をちゃんと考え、できるだけのことはしてあげていると思います
と、語っておられたそうで、
実際、砂川さんが、２０１５年に出版された著書「娘になった妻、のぶ代へ 大山のぶ代「認知症」介護日記」の「遺言状」という章には、
僕がある日突然、倒れてポックリ逝ってしまう可能性だってゼロじゃない。万が一、そうなってしまったときのために、僕は本意ではないが、遺言状の作成に着手した。
（中略）相続税のことや、僕の兄弟のことも考慮しなければならないし、何より彼女が生きていくのに困らないよう、財産の管理方法をきちんと整えなければならない。
と、綴られていたそうです。
夫・砂川啓介によって30年来のマネージャーに託されていた
また、砂川さんの某知人は、
亡き砂川さんの代わりに、今後も小林マネージャーが大山のぶ代さんの身の回りの世話をされると聞いています。プロのヘルパーさんがいるホームに入居しているとはいえ、“身内”にしかできないケアはたくさんありますからね。
在宅介護をしていたとき、嫌がる大山のぶ代さんをお風呂に入れてあげたのも彼女です。ご夫妻のいちばんの理解者で、責任感の強い方ですよ。砂川さんは、彼女にのぶ代さんを託したんです。
と、砂川さんは、亡くなる間際、最も信頼できる小林さんに大山のぶ代さんの今後を託していたと語っているほか、
某芸能関係者も、
砂川さんは口では“決してペコより先に死なない”と言っていましたが、本心では最悪の事態を想定していました。夫婦には子供がいなかったので、砂川さんがいなくなったら誰かが天涯孤独の大山のぶ代さんの面倒を見て、財産を管理する必要がある。
そこで砂川さんは、Aさんにお世話代として毎月一定額のお金を渡して、大山のぶ代さんの面倒を見るようにお願いしたようです。
また、夫婦の財産管理は、『成年後見制度』を利用することにしたそうです。砂川さんの兄弟が成年後見人になったという話を聞いたことがあります
と、語っていたとのこと。
そして、小林さんご自身も、
砂川さんが6月に入院したとき、私に『すまない、頼むよ』と言ったんです。これからもできる限り彼女を支えていくつもりです
大山の今後は、私がサポートしていくつもりです。それは砂川さんの遺志でもあると思うので。以前から『事務所マネジャーじゃなくて、ケアマネだ』と言っていたんですが（笑）
と、砂川さんから大山のぶ代さんを託されたことを明かし、その遺言を全力で守ると語ったのでした。
現在は老人ホームの人気者に
ところで、大山のぶ代さんは、その後、どうされているのでしょうか。
「女性自身」(2017年10月)によると、２０１７年８月下旬に、砂川さんの四十九日の法要が親族で執り行われるも、そこには大山のぶ代さんの姿がなかったため、大山のぶ代さんの近況が心配されていたのですが、
大山のぶ代さんの知人によると、
認知症が進行していく半面、体調はどんどん良くなっているそうです。規則正しい生活のおかげで、最近は食欲旺盛。先日行われた定期健診でも、不調はまったく見つからなかったと聞いています。
と、明るく過ごされ、
ホームではちぎり絵教室や合唱の時間があるのですが、のぶ代さんは仲のよい友人たちと一緒に楽しく取り組んでいるそうです。
彼女は“姉御肌”ですから、あれやこれやとみんなを仕切ってあげるのが上手。いわばリーダー的存在で、いまでは“ホームのジャイアン”になっています（笑）
と、大山のぶ代さんはすっかり老人ホームの人気者になっているとのことでした。
そして、
のぶ代さんは10月16日生まれ。ちょうど1年前の誕生日に、砂川さんは彼女が大好きな花束とホームで着る用のパジャマをプレゼントしてあげたんです。季節に合わせて、可愛い柄物のパジャマを3着。
すでにゴムが伸びてほころびも出てきたのですが、のぶ代さんはいまでもそのパジャマを毎日着続けているそうです。
と、５０年を共に過ごした最愛のご主人のことも、完全に忘れた訳ではなく、記憶の奥底には残っているのかもしれないとのことでした。
「大山のぶ代と夫・砂川啓介の馴れ初めは？子供死去で妊娠恐怖症になっていた！」に続く
