1958年にデビューして以来、数多くのスター俳優の相手役を務められた、佐久間良子(さくま よしこ)さんですが、プライベートでは、1970年、平幹二朗さんとロンドンへ愛の逃避行の末、結婚されています。

「佐久間良子のデビューからの出演ドラマ映画を画像で!」からの続き

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平幹二朗と逃避行の末に結婚

佐久間さんは、1968年、テレビドラマ「皇女和の宮」で、俳優の平幹二朗さんと共演されているのですが、これをきっかけに平さんと交際されると、ロンドンへ愛の逃避行の末、1970年、結婚されています。

ちなみに、平さんは、佐久間さんが俳優の鶴田浩二さんと不倫関係にあったことについては、「日本経済新聞」の連載「私の履歴書」で、

先輩鶴田浩二さんと佐久間良子さんの恋愛に関しては、交際中にも結婚後も良子さんの口から聞いた事は有りませんでした。しかしお2人の噂話は芸能界では有名でしたから、佐久間さんとの交際以前から知ってはいました。

永い年月に及ぶ苦しい恋愛のため女性として磨かれ、大人の女性らしさを漂わせていた良子さんに魅力を感じて恋愛関係になったので、過去のラヴ・アフェアーが2人の間で問題になった事はありませんでした。具体的ななれそめなどについては今度の記事を読んでヘェー! と思った位です

と、語っておられました。

男の子と女の子の双子に恵まれるも早々に仮面夫婦となっていた

そんなお二人は、1974年には、男の子と女の子の双子に恵まれるのですが、仲が良かったのは、初めの4年ほどで、その後はずっと仮面夫婦だったと言われています。

実際、平さんは、1974年、東京・渋谷に仕事場を兼ねたマンションを購入されると、その時から別居生活が始まっていたようで、この頃より、佐久間さんの不倫疑惑や、平さんの男性の噂が出るようになり、1984年にはついに離婚されたのでした。

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芸能史に残る愛憎渦巻く離婚会見

そして、1984年5月28日、東京会館で、お二人そろって離婚会見を開かれると、

平さんは、

(離婚の)原因は、彼女も仕事を大事にする人で生活のずれがあったこと。それが14年間積み重なってしまった

佐久間さんも、

不器用な女なので、母と女優と妻の3役を全うできなかった

と、きれいにまとめて、円満離婚を強調。

そして、質疑応答では、ある芸能レポーターから、

(平さんの)男性問題が原因では?

と、ズバッと聞かれるも、

平さんは、余裕の微笑みを浮かべながら、

僕がお答えするより、彼女に・・・

と、佐久間さんに水を向け、

佐久間さんも、にっこり笑って、

そんなことは全くありません

と、否定されるのですが・・・

佐久間さんが、平さんから求められた握手を拒否する場面もあったそうで、複雑なお二人の関係が露呈した形となったのでした。

(この離婚会見は、後に、マスコミの間で、最後の夫婦共同作業と言われ、芸能史に残る愛憎渦巻く離婚会見として、現在も語り継がれているそうです)

「佐久間良子と平幹二朗の本当の離婚理由とは?」に続く

1984年の離婚会見より。佐久間さんと平幹二朗さん。

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