幼いながらに、自分の家庭がほかの一般家庭とは違うことや、それに伴う様々な諸事情をなんとなく理解し、芸能人であるお母さん(中村メイコさん)を守ろうとする意識があったという、神津カンナ(こうづ かんな)さんですが、幼稚園の時には、持ってくるように言われていた雑巾を縫い忘れたお母さんをかばい、自分が忘れたと嘘をついたこともあったといいます。
「神津カンナは幼くして芸能人の母をかばい嘘をついていた!」からの続き
幼稚園時代には雑巾を縫い忘れた母をかばい自分が忘れたと嘘をついていた
カンナさんが幼稚園に通っていた時のこと、先生から、明日までに雑巾を二枚縫ってくるように言われたそうで、カンナさんは、何度もお母さん(中村メイコさん)に念を押したそうですが、お母さんはすっかり忘れていたそうで、
カンナさんは、次の日の朝、お母さんが雑巾を縫っていなかったことを知っていたそうですが、それでも、「雑巾は?」と言えば、お母さんが困ると思い、そのまま幼稚園に行ったそうで、
幼稚園で、先生から、「カンナちゃん、雑巾は?」と聞かれると、
できてたのに私が忘れてきました
と、嘘を言ったそうです。
幼少期から家庭の事情を察していた
とういうのも、当時は、今と違い、まだ、母親が仕事を持っていることが珍しく、しかも、両親そろって芸能人という、「普通」とは程遠い、特殊な家庭だったことを子供ながらに理解していたからだそうで、
カンナさんは、著書「仕事美人は生き方上手」で、
東京タワーや雑巾の経験を通して、今考えると、子供は親が思っている以上に、親の責任、子供を育てている親の状況を意識し、深い部分で反省したり傷ついたり、知恵を働かせているのです。
と、語っています。
幼少期から母・中村メイコに質問しつつ自分で考える習慣がついていた
ちなみに、お母さんからは、自分で物事を考え、それを説明するということも教わったそうで、
(お母さんは、質問してもほとんど答えられなかったからだそうですが)
カンナさんが、
アリのウエストって、どうしてこんなに細いの?
と、聞くと、
あら本当だ。アリのウエストって細いわネ。こんなにウエストが細かったらママもうれしいワ。オードリー・ヘップバーンみたいネ!!
と、まるで答えになっていない答えが返ってきたそうで(笑)、
いつしか、お母さんに「どうして?」と聞いたそのすぐ後から、自問自答するようになり、
お母さんから、
あら本当だわネ。どうしてかしら。カンナ、どうしてだと思う?
と、聞かれると、
これはですね・・・
と、逆に、お母さんに説明する立場になっていたそうで、
カンナさんは、たとえ、間違っていたとしても、自分で考えて、それを説明してきたことが、今の仕事にもとても役に立っているのだそうです。
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