知り合ってから70年以上経った現在も、妻・純子さんと仲睦まじい姿を見せている、ムツゴロウこと畑正憲(はた まさのり)さんですが、純子さんとの間には女の子(明日美さん)が1人誕生しています。今回は、娘の明日美さんから見たムツゴロウさんの話とその娘(孫娘)をご紹介します。
娘は「ムツ牧場」を経営
ムツゴロウさんと純子さんの間に誕生した一人娘は、明日美さんというそうですが、現在、明日美さんは、北海道東部の中標津町にある「ムツ牧場」の経営に携わっているそうです。
ムツゴロウさんの娘の明日美さん。
明日美さんによると、子供の頃は、お父さん(ムツゴロウさん)とお母さんの3人で横浜で暮らしていたそうですが、生き物を大切に思うあまり、魚が食べられなかったそうで、ある時、お父さんに、「かわいそうで食べられない」とポツリと言うと、お父さん(ムツゴロウさん)は、魚嫌いを克服させようと、なんと、一家で無人島に移住することを決めてしまったのだそうです。
(明日美さんは、嫌だったそうです)
そして、小学5年生の時には、本当に、北海道東部にある厚岸郡浜中町の嶮暮帰(けんぼっき)島に移住したそうですが、島には電気もなく、自給自足の生活だったため、すぐに、魚が食べられるようになったそうで、
明日美さんは
自分で釣ると、食べられるようになっちゃうんですね
と、語っています。
(周りの海には高級食材の花咲ガニもいたそうで、年に一度、花咲ガニが集まる日には風呂桶がいっぱいになるほど獲れたそうです)
娘にとってペットの子熊は恐怖の存在だった
そして、ある日のこと、お父さん(ムツゴロウさん)が全身傷だらけで帰って来ると、ヒグマの子供を連れていたそうで、その子熊は「どんべえ」と名付け、最初は、中型犬くらいの大きさで、ぬいぐみのようにかわいかったそうですが、
数ヶ月で大きくなると、甘噛み(軽く噛むこと)でも激痛だったそうで、
(熊とは同じ室内に暮らしていたそうで、何回もお尻を噛まれたそうです)
どんべえは、明日美さんにとって、「かわいいけど恐怖の存在」だったのだそうです。
無人島で焼き芋屋をやろうとしていた
また、お父さん(ムツゴロウさん)は、
島で焼き芋屋さんをやろう!
と、言い出したこともあったそうで、屋台まで発注したそうですが、
海を越えて運搬する際、島の周りにある流氷に塞がれ、屋台を運び込むことができなかったそうで、最終的には断念したのだそうです。
(集客に関しては、新聞に一行広告を出すつもりだったそうです)
ちなみに、無人島では、冬は室内でも布団の下に霜が張るほどの寒さだったそうですが、そんな生活も、熊との生活を克服することに比べれば、それほどでもなく、最終的には、結構楽しく思えるようになっていたそうです(笑)
(無人島での生活は1年ほどで終わったそうです)
孫娘はタレントの津山舞香
ところで、明日美さんは、「ムツゴロウ動物王国」のスタッフだった津山剛さんという方と結婚し、4人の子供が誕生しているそうで、
長男は森さん、長女は風花さん、次女は舞花さん(1993年12月24日誕生)、次男は飛来さん(1995年10月14日誕生)というそうですが、次女の舞花さんはタレント活動をされています。
ムツゴロウさんの孫娘の津山舞香さん。
「ムツゴロウは象使いになるため家族に無断で1ヶ月スリランカに行っていた!」に続く