1955年、「ママ横をむいてて」で映画デビューすると、以降、数多くのテレビドラマや映画に出演し、テレビドラマ「道頓堀」(1968)や、「あかんたれ」(1976)で、浪花情緒あふれる大阪の女性を演じて注目を集めた、小山明子(こやま あきこ)さん。今回は、そんな小山さんの出演作品(映画、テレビドラマ)と著書を画像を交えてご紹介します。

「小山明子の若い頃は「ママ横をむいてて」で映画デビュー!」からの続き

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出演作品(映画)

それではここで、小山さんの1957年以降の主な出演作品をご紹介しましょう。

映画では、

1957年「逃げだした縁談」
     「勢揃い桃色御殿」
     「白磁の人」
     「娘三羽烏」
     「花くれないに」
     「悪魔の顔」
     「青い花の流れ」
     「情痴の中の処女 天使の時間」
     「女だけの街」
     「花は嘆かず」
     「家庭教師と女生徒」


「花は嘆かず」より。川喜多雄二さんと小山さん。

1958年「“噴水”より 抵抗する年令」
     「渡る世間は鬼ばかり ボロ家の春秋」
     「黒い花粉」
     「その手にのるな」
     「花嫁の抵抗」
     「花のうず潮」
     「女性についての一〇三章より 新妻と女秘書」
     「どろんこ天国」
     「紅蝙蝠」


「花嫁の抵抗」より。小山さんと田村高廣さん。

1959年「大願成就」
     「三羽烏三代記」
     「続々禁男の砂 赤いパンツ」
     「「花粉」より 空かける花嫁」
     「ここに男あり」
     「夫婦合唱」
     「「グッドナイト」より真夜中の処女」
     「愛を誓いし君なれば」
     「幸福な家族」

1960年「禁男の砂 真夏の情事」
     「朱の花粉」
     「白い波涛」
     「痛快なる花婿」
     「断崖に立つ女」
     「死者との結婚」
     「彼女だけが知っている」
     「日本の夜と霧」


「死者との結婚」より。小山さんと渡辺文雄さん。

1961年「飼育」
1962年「三代の盃」
1963年「小さな冒険旅行」
1965年「関東流れ者」
     「続・兵隊やくざ」
     「復讐の牙」


「復讐の牙」より。小山さんと田宮二郎さん。

1966年「若親分喧嘩状」
     「白昼の通り魔」   
     「一万三千人の容疑者」
1967年「旅路」
     「続 浪曲子守唄」
     「花と果実」
     「忍者武芸帳」
     「日本春歌考」


「一万三千人の容疑者」より。

1968年「絞死刑」
     「陸軍中野学校 開戦前夜」
1969年「戦後最大の賭場」
     「続 女の警察」
     「少年」
     「昭和残侠伝シリーズ 人斬り唐獅子」


「少年」より。

1970年「おんな極悪帖」
1971年「喜劇 おめでたい奴」 
     「儀式」
1972年「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」
     「銀蝶渡り鳥」
     「夏の妹」


「女番長ブルース 牝蜂の挑戦」より。

1976年「子連れ殺人拳」
     「愛のコリーダ」
     「狭山裁判」
1977年「犬神の悪霊」
     「霧の旗」


「霧の旗」より。山口百恵さん(左)と小山さん(右)。

1978年「愛の亡霊」
1983年「卍」
     「プルメリアの伝説 天国のキッス」
1987年「瀬戸内少年野球団・青春篇 最後の楽園」
2012年「テレビに挑戦した男・牛山純一」
2013年「インターミッション」


「プルメリアの伝説 天国のキッス」より。(左から)宝田明さん、松田聖子さん、小山さん。

出演作品(テレビドラマ)

1960年「霧の中の少女」
1961年「雪国」
1962年「金色夜叉(後編)赤樫満枝の巻」
1963年「いつか極光の輝く街に」
1964年「女医」

1965年「白い魔魚」
1966年「うしろ姿」
1967年「死者との結婚」
1968年「淵の底」

1970年「裁きの家」
1971年「氷点」
1972年「新・平家物語」
1973~1974年「必殺シリーズ『助け人走る』」
1974年「赤い迷路」

1975年「斬り抜ける」
1976年「あかんたれ」
1977年「横溝正史シリーズ『犬神家の一族』」
1978年「コメットさん」
1979年「じょっぱり」


「横溝正史シリーズ『犬神家の一族』」より。


「コメットさん」より。小山さん(左)と大場久美子さん(右)。

1980年「ライオン奥様劇場 徳川の女たち」第三部
1982年「その時がきた」
1983年「大奥」第1話
1984年「結婚案内ミステリー風」
1985~1986年「真田太平記」
1989年「京一輪」
1992年「珠玉の女」
1994年「織田信長」
2007年「海峡」


「真田太平記」より。

ほか、数多くの作品に出演されています。

著書

また、著書も、

気だて気くばり気ばたらき」(1988年、リヨン社)
いのち、輝く! もう一度メガホンを 大島渚を支えた介護の日々」(2000年、経済界)


いのち、輝く! もう一度メガホンを 大島渚を支えた介護の日々

パパはマイナス50点 介護うつを越えて夫、大島渚を支えた10年」(2005年、集英社)


パパはマイナス50点 介護うつを越えて夫、大島渚を支えた10年

小山明子のしあわせ日和」(2010年、清流出版)


小山明子のしあわせ日和

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著書(共著)

仲よきことは、メイワクか 私たちの人生作法」(1987年、文化出版局)※大島渚と共著
男と女のちょっと気になる話男と女のちょっと気になる話」(1991年、三笠書房)※大島渚と共著

など、出版されています。

「小山明子の夫・大島渚との馴れ初めは?」に続く

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