西武監督時代、1993年オフには、ダイエーとの間で、秋山幸二選手・渡辺智男選手・内山智之選手と、佐々木誠選手・橋本武広選手・村田勝喜選手の3対3のトレードを成立させた、森祇晶(もり まさあき)さんですが、西武の黄金時代を清原和博選手と共に支えた、強打者・秋山選手を放出したことで、秋山選手との不仲が噂されました。

「森祇晶は清原和博から相談を受けていた!」からの続き

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西武の主力打者・秋山幸二を福岡ダイエーホークスとのトレードで放出していた

秋山幸二選手は、1981年、ドラフト外で西武ライオンズに入団すると、1987年には43本塁打で本塁打王、1989年には3割、30本塁打、30盗塁のトリプルスリーを達成するなど、3番打者として、4番の清原和博選手とともに「AK砲」として活躍し、西武ライオンズの8度のリーグ優勝と6度の日本一に貢献していたのですが、1993年オフ、福岡ダイエーホークスにトレードされることが決まると、

11月16日午後6時、西武の球団事務所にスーツ姿で現れ、

トレードの話を最初に聞いた時、何の話かわからなかった。プロだから何も言えない。王さんや長嶋さんみたいに一つの球団で最後までプレーするのが憧れだったから、高校を出てすぐに西武に入ってここで13年育って来たんだからやっぱり寂しい

と、こわばった表情で語っています。

(このトレードは、「最後の大型トレード」と言われ、西武からは、秋山選手のほか、渡辺智男選手、内山智之選手、ダイエーからは、佐々木誠選手、村田勝喜選手、橋本武弘投手という3対3のトレードで、特に、西武が秋山選手を放出したことは世間に衝撃を与えました)

ヤクルトとの日本シリーズに敗戦し、チームの大改造が必要だと考えていた

ちなみに、秋山さんのトレードについて、

西武ライオンズの球団代表は、

パ・リーグを活性化させるためのトレードです。秋山君というスター選手を手放すわけですから、ファンの反応を考えました。しかし、それを乗り越えるしかない。戦力的にはお互い五分五分だと思います。

と、語り、

森さんは、

コーチ時代からずっと見ている選手。付き合いも長い。まだまだやれる選手だと思う。ダイエーの根本監督は秋山と旧知の仲だし、秋山の故郷の熊本に近い球団。秋山が一番活躍できる球団はうちじゃなくてダイエーだと思う

と、語っています。

(森さんは、1993年シーズン、ヤクルトとの日本シリーズに敗れたことで、チームの大改造が必要だと考え、秋山さんを目玉に大型レートを敢行したいと思っていたそうです)

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福岡ダイエーホークスは本拠地・九州出身のスター選手を熱望していた

一方、福岡ダイエーホークスは、1993年は、福岡ドームを新本拠地とし、監督も田淵幸一さんから根本陸夫さんに交代した1年目のシーズンにもかかわらず、最下位に沈んでおり、

来シーズン巻き返しをはかるため、九州出身のスター選手を熱望していたそうで、西武とダイエーの思惑がぴったりと一致したようです。

「森祇晶は秋山幸二の不倫スキャンダルを許すことができなかった?」に続く

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