1966年、NHK大河ドラマ「源義経」で共演したことがきっかけで、8年後の1972年、藤純子(現・富司純子)さんと結婚した、七代目尾上菊五郎(しちだいめ おのえ きくごろう)さんですが、結婚後、家庭に入り、長年、主婦業に専念していた純子さんが、40年ぶりに芸能界に復帰した際には、素直に喜べなかったようです。

「尾上菊五郎(7代目)と妻・富司純子の馴れ初めは?」からの続き

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妻・富司純子の40年ぶりの芸能界復帰が不満だった?

妻の藤純子(現・富司純子)さんは、当時、東映の看板女優として活躍していたにもかかわらず、菊五郎さんとの結婚を機に女優業を引退すると、長年、舞台裏から、菊五郎さんを支え続けていたのですが、2010年には、40年ぶりに芸能界に復帰しています。

ただ、菊五郎さんは、これを快く思わず、息子の五代目尾上菊之助さんには、

結婚相手は一般人にしろ

と、言い続けていたといいます。

(菊之助さんは、2013年、二代目中村吉右衛門さんの四女・波野瓔子さんと結婚しています)

妻・富司純子は菊五郎によって性格形成されていた?

キャリアを封印し、長年、裏から支えてくれた純子さんに対して、少し冷たい気もしますが、

娘の寺島しのぶさんは、そんなお父さんとお母さんの関係について、著書「体内時計」で、

(周囲から結婚を反対されたため)きっと母にとって、父と一緒に生きて、父を愛し続けることは女の意地だったんだと思う。そして、意地で走り抜いているうちに、父にふさわしい女性、父好みの女性になっていったんだと思う。

と、綴っています。


体内時計

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朝ごはんは、鍋、すき焼き、焼肉、中華など、凄いボリュームだった

また、しのぶさんによると、菊五郎さんは、毎朝5時頃に起きて犬の散歩に行っていたそうですが、朝ごはんの時間になると、(コースのように一品一品出てくるレストラン形式が大嫌いなため)食卓は、料理で埋め尽くされるそうで、とりあえず、目の前が料理で埋まっていれば、少々冷めていてもかまわないのだそうです。

そして、その料理というのが、鍋、すき焼き、焼肉は当たり前、春巻きや餃子などの脂っこい料理も平気で食卓に並んでいたそうで、とても朝ごはんとは思えないメニューと量だったそうです。

(昼間は公演があるため昼食をとることは難しく、夜も不規則だったため、しっかり食事がとれるのは朝ごはんの時間しかなかったからだそうです)

ちなみに、食事が終わると、純子さんが洗い物を始め、その間に、しのぶさんがコーヒーを淹れ、家族みんなでコーヒーを飲みながらケーキを食べたそうですが、このコーヒータイムが、純子さんにとっては、一日の中で何よりもお楽しみの時間だったそうで、歌舞伎役者の夫を支える純子さんの苦労がうかがえます。

さすがに菊五郎さんも、2021年、文化勲章に選出された際には、妻・純子さんに対して、

手綱を引っ張ったり、緩めたり、時々放牧してくれたり。感謝の一言です

と、感謝の言葉を述べています。

「尾上菊五郎(7代目)の娘(長女)は寺島しのぶ!」に続く

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