2009年には、日本で上映禁止となった映画「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~」(原題:John Rabe)で、昭和天皇の叔父・朝香宮鳩彦王役で出演し、大きな批判を浴びた、香川照之(かがわ てるゆき)さんですが、翌2010年には、映画「劔岳 点の記」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞、2020年には、テレビドラマ「半沢直樹」で半沢の宿敵・大和田暁常務役を演じて、大ブレイクします。

「香川照之は映画「ジョン・ラーベ」で昭和天皇の叔父を演じ批判されていた!」からの続き

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映画「劔岳 点の記」で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞を受賞

2009年、映画「ジョン・ラーベ~南京のシンドラー~」(原題:John Rabe)で、昭和天皇の叔父・朝香宮鳩彦王役を演じるも、日本国内で大きな批判を浴びた香川さんですが、

翌年の2010年には、明治時代末期、日本地図を完成させるために信念と勇気をもって困難な山岳測量に取り組んだ、陸軍参謀本部陸地測量部(現在の国土地理院)の男たちの姿を描いた、新田次郎さんの同名小説を原作とする、映画「劔岳 点の記」で、測量隊案内人・宇治長次郎役を演じると、その演技が高く評価され、「日本アカデミー賞最優秀助演男優賞」を受賞しています。


「劔岳 点の記」より。香川さん(左)と浅野忠信さん(右)。

映画「劔岳 点の記」では最初の20日間は休みなしという過酷な撮影だった

ちなみに、香川さんは、共演者の浅野忠信さんと共に、2年にも渡る山での撮影に臨んでいたそうですが、特に最初の20日間は休みなしだったそうで、

香川さんは、その時のことを、

つらかったことを挙げれば、1週間くらい話し続けられる

片道9時間歩いて2カットを撮ったときのことは心に残っています。これこそが映画なんだと思いました。朝4時から歩き始めて、もうかなり進んだかなと思ってガイドの方に尋ねたら『10分の2ですちゃ』って言われた瞬間は忘れられません!

と、語っています。

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テレビドラマ「半沢直樹」で大ブレイク

また、香川さんは、2020年には、池井戸潤さんの同名小説を原作とする「半沢直樹」で、東京中央銀行のバンカーとして、行内の不正を暴きながら「倍返しだ!」と巨悪に立ち向かう半沢直樹(堺雅人さん)の宿敵として半沢の前に立ちはだかる大和田暁常務役で出演すると、

首をかき切るポーズをしながら「君はもう、おしまいです。お・し・ま・い・DEATH!」や、「銀行沈没!頭取もチンボォ~ッツ!!」「死んでもヤだねー!」など、子どものようなセリフを連発して、視聴者に大ウケしています。


「半沢直樹」より。「顔芸」を披露する香川さん。

また、香川さんは、セリフに応じて、頬や唇を揺らすほか、眼球、シワ、眉、肩、背中など全身を使い、圧を放ちながらも愛嬌を振りまく演技や顔芸でもドラマを盛り上げているのですが、

特に、半沢によって不正が暴かれ、苦悶(くもん)の表情を浮かべながら土下座したシーンの最終回は、視聴率42.2%を記録しました。


「半沢直樹」より。苦悶の表情で土下座する香川さん。

ちなみに、最終回で香川さんが土下座するシーンは、安田大サーカスの団長・安田さんがモノマネしているのですが、香川さんはそれを見て、留守番電話に「バンバンやってください」と自ら公認し、さらには、安田さんに「土下座のタメが浅い。もっと粘れ!」と熱演指導も行ったそうです(笑)

「香川照之の出演舞台ドラマ映画を画像で!」に続く

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