大学在学中に芸能事務所に所属し、演技のレッスンを受けるようになると、お芝居の楽しさに目覚め、オーディションを受け始めるも、落選し続け、心の中では、「私にだって何かできるんじゃないか、いつか誰かが見つけてくれるのでは」と思いつつ「別に本気で女優になれるとは思ってないし」と、葛藤していたという、篠原ゆき子(しのはら ゆきこ)さんですが、
20代半ばに、山下敦弘監督のワークショップに参加したことがきっかけで、2005年には、山下監督の「中学生日記」で映画デビューしています。(24歳で中学生の役)
「篠原ゆき子が若い頃はオーディションで落選続きだった!」からの続き
篠原ゆき子は映画「リアリズムの宿」を観たのをきっかけに山下敦弘監督のワークショップに参加していた
大学在学中、芸能事務所に履歴書を送ったことがきっかけで、演技のレッスンを受けるようになると、お芝居の面白さに目覚め、オーディションを受け始めるも、落選続きだったという篠原ゆき子さんですが、
大学卒業後、20代半ばになった頃、邦画を見るようになると、「リアリズムの宿」という映画がとてもおもしろいと思ったそうで、ちょうど同時期、監督の山下敦弘さんがワークショップの参加者を募集しているのを見つけ、参加すると、心の底から「演じるって楽しい!」と思えたのだそうです。
(当時の篠原さんには、参加費が高額だったそうですが、思い切って応募したのだそうです)
篠原ゆき子は「中学生日記」の中学生役(24歳)で映画デビューしていた
そして、2005年、24歳の時に、山下敦弘監督の短編映画「中学生日記」(なんと、中学生の役!)で映画デビューすると、以降、篠原さんは、様々なテレビドラマや映画に出演するようになっているのですが、
山下敦弘監督のワークショップに参加したことで、舞台にも積極的に足を運ぶようになっていくと、三浦大輔さんが主宰する劇団「ポツドール」の舞台を初めて見た時には、衝撃を受けたそうで、
篠原さんは、
三浦さんの、いろんな人間の感情を剥(む)き出しにするような作風が、私の中ですごく響いたんです。嘘偽(うそいつわ)りのないリアルな人間がそこにいた。私、とにかくリアルなものが好きみたいなんです(笑)
と、語っています。
「中学生日記」出演時の篠原ゆき子さん。
篠原ゆき子が若い頃は大湯みほとのお笑いコンビ「ガス漏れトンビ」としても活動していた
そんな篠原さんですが、実は、タレントに転向することも模索し、バラエティ番組やスポーツ番組のオーディションを受けようとしたこともあったといいます。
(10年くらいは模索の時期が続いたそうです)
ただ、台本のセリフならスラスラ覚えられるのに、(スポーツ番組などは興味がなかったため)サッカー選手の名前などがなかなか覚えられず、
ああ、やっぱり私はお芝居がやりたいんだ
と、思ったといいます。
そんな中、2011年頃には、演技のレッスンに通っている中、アイドルからお笑い芸人に転向した大湯みほさんから、「芸人になろう」と誘われ、お笑いコンビ「ガス漏れトンビ」を結成すると、舞台や、東京・中野区のスナックでお笑いの流しもやっていたといいます。
ただ、これも、篠原さんによると、篠原さんは「間」が読めないという、芸人としては致命的な欠点があったそうで、芸人はあきらめて女優業に専念することにしたのだそうです。
ちなみに、篠原さんの相方だった大湯みほさんは、2021年5月23日に男の子を出産しており、篠原さんは、「おめでとうございます!」と祝福メッセージを送ったそうですが、
大湯さんはサンケイスポーツの取材で、
篠原さんは私がコンビを組んだ中でも大好きな存在でした
と、なつかしそうに答えています。
(現在、大湯みほさんは、ぬか漬けタレント、ぬか漬けマイスターとして活動しています)
「篠原ゆき子のデビューからの出演ドラマ映画CM舞台を画像で!」に続く
篠原ゆき子さん(左)と大湯みほさん(右)。