「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」解散(散開)後は、ワールドミュージックやアンビエント・ミュージックを深く探求しつつ、他のアーティストへの楽曲提供、プロデュースなど、多岐に渡って活動している、細野晴臣(ほその はるおみ)さん。
今回は、そんな細野晴臣さんの、若い頃(「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」解散(散開)後)からの活動や経歴を時系列でまとめてみました。
「【画像】細野晴臣の若い頃(YMO時代)が凄い!アルバムを時系列まとめ!」からの続き
細野晴臣は37歳の時に2つのレーベル「Non Standard」「Monado」を立ち上げていた
細野晴臣さんは、「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」解散(散開)後の1984年、「Non Standard」と「Monado」という2つのレーベルを立ち上げているのですが、
「Non Standard」レーベルからは、細野晴臣さんのほか、ワールドスタンダード、越美晴さん、MIKADO、アーバン・ダンス、フレンズ・オブ・アース、SHI-SHONEN、ピチカート・ファイヴらを輩出しています。
また、「Monado」レーベルからは、実験的な作品「モナド観光音楽シリーズ」と呼ばれる、
- 「MERCURIC DANCE」
- 「PARADISE VIEW」
- 「THE ENDLESS TALKING」
-
「COINCIDENTAL MUSIC」
の、4枚のアルバムをリリースしています。
細野晴臣が40代の時にはワールドミュージックやアンビエント・ミュージックを深く探求していた
そんな細野晴臣さんは、日本の(バブル崩壊以前の)消費社会に幻滅し、
1980年代後期には、ワールドミュージック(世界の各地域と民族の、多様な音楽を包括する音楽)、1990年代には、アンビエント・ミュージック(環境音楽)を深く探求し、大量消費されない音楽を模索しています。
細野晴臣は45歳の時にYMOを再結成し8枚目のアルバム「テクノドン」をリリース
また、細野晴臣さんは、1993年には、「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」を再結成(再生)すると、
同年5月26日(細野晴臣さん45歳)には、8枚目のアルバム「テクノドン」をリリースしています。
(その後も、時々、3人が集まり、「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」として活動しています)
細野晴臣の50代~現在(70代)は「スケッチ・ショウ」「HAS」「HIS」結成ほか
そんな細野晴臣さんは、その後も、
- 2002年(55歳)には、YMO時代のメンバー・高橋幸宏さんと、「スケッチ・ショウ」 (SKETCH SHOW) を結成し活動
「スケッチ・ショウ」 - 2003年(56歳)には、高橋幸宏さん、坂本龍一さんと共に、音楽ユニット「ヒューマン・オーディオ・スポンジ」 (HAS) を結成し活動
「HAS」 - 2005年(58歳)には、1991年に結成した、忌野清志郎さん、坂本冬美さんとの音楽ユニット「HIS」より、シングル「Oh, My Love ~ラジオから愛のうた~」をリリース
「HIS」
- 2011年(64歳)には、「くるり×細野晴臣 東北ツアー」を開催
- 2013年~2017年(66歳~70歳)には、京都精華大学ポピュラーカルチャー学部の客員教授に就任
- 2018年(71歳)には、是枝裕和監督の映画「万引き家族」のサウンドトラックを手がけ、「第42回日本アカデミー賞」最優秀音楽賞を受賞
- 2019年3月(71歳)には、ファーストソロアルバム「HOSONO HOUSE」を自ら再構築したアルバム「HOCHONO HOUSE」を発表
- 2019年には、自身の半生と音楽活動を振り返ったドキュメンタリー映画「NO SMOKING」が公開
- 2020年11月3日(73歳)の「レコードの日」には、過去6作品、
- 「花に水」(1984年)
- 「omni Sight Seeing」(1989年)
- 「MEDICINE COMPILATION」(1993年)
- 「HoSoNoVa」(2011年)
- 「Heavenly Music」(2013年)
- 「Vu Ja De」(2017年)
のアナログ盤をリリース
- 「花に水」(1984年)
と、作曲、プロデュース、映画音楽など多岐に渡って精力的に活動しています。
「細野晴臣の祖父はタイタニック号から生還するもバッシングされ続けていた!」に続く
コンピュータプログラムによる自動演奏を取り入れた画期的な音楽で一斉を風靡した、細野晴臣(ほその はるおみ)さんですが、実は、祖父の細野正文さんはタイタニック号に乗船した唯一の日本人で、生還を果たすも、帰国後、長きに渡って …