1980年代から1990年代に渡り、小泉今日子さん、光GENJI、中山美穂さん、荻野目洋子さんなどのアイドルを中心に、数多くのヒット曲を手掛けると、2000年代以降も、「AKB48」に提供した「Beginner」「真夏のSounds good!」「Everyday、カチューシャ」などが、ミリオンセラーを含む大ヒットとなった、井上ヨシマサ(いのうえ よしまさ)さん。
今回は、そんな井上ヨシマサさんの、若い頃(「AKB48」担当時代)の代表曲(作曲)や経歴を、秋元康さんとの関係を交えつつ、時系列でご紹介します。
「【画像】井上ヨシマサの若い頃は?AKB前の代表曲(作曲)や経歴は?」からの続き
井上ヨシマサは22歳の時に秋元康と知り合うも初対面の印象は良くなかった
井上ヨシマサさんは、1994年、22歳の時、とんねるずに楽曲を提供したことがきっかけで、秋元康さんと知り合ったそうですが、
実は、初対面での秋元康さんの印象はあまり良くなかったといいます。
というのも、井上ヨシマサさんは、仕事において、コミュニケーションを密にして練り上げていきたいと考えるタイプだそうですが、
秋元康さんはというと、忙しいことから、要点を指示するだけでスタジオに来ないこともあったそうで、井上ヨシマサさんには、そんな秋元康さんが理解できなかったのだそうです。
そこで、井上ヨシマサさんは、初対面にもかかわらず、秋元康さんに文句を言ったそうですが、
逆に、秋元康さんは、井上ヨシマサさんが理解できなかったようで、
何を怒ってるんだ、仕事決まったんだからいいじゃん
というような感じだったのだそうです。
(これまで、作曲家で文句を言って来る人はいなかったそうです)
ただ、秋元康さんは、後日、電話でしっかり話を聞いてくれたそうで、
この時、井上ヨシマサさんは、
僕は仕事だからとか思ってやってないから、迷惑かけちゃうかもしれないけどそれでもよければ一生懸命やります
と、言ったそうですが、
それ以来、秋元康さんと一緒に仕事をすることはなかったのだそうです。
井上ヨシマサは38歳の時に秋元康から「AKB48」の仕事に誘われていた
しかし、それから十数年が経過した、井上ヨシマサさんが38歳の時、秋元康さんに呼ばれて秋葉原に行くと、そこには、メジャーデビュー直後の「AKB48」がおり、
(「AKB48」は2006年に「会いたかった」でデビューしています)
秋元康さんに、
AKB48っていう全く仕事にならないのがあるけど、やるよね、当然
と、言われたそうで、
井上ヨシマサさんは、
やりますよ
と、即答。
実は、井上ヨシマサさんは、この時、渡米を予定していて、何年かアメリカで勝負したいと考えていたそうですが、秋元康さんから誘われたことで、渡米を取りやめたそうで、
もしアメリカに行っていたら、その後のAKBの曲は生まれていなかった
と、語っています。
井上ヨシマサは40歳の時に作曲した「制服が邪魔をする」がAKB48初のトップ10入り
こうして、2007年1月31日、井上ヨシマサさん作曲、秋元康さん作詞で、AKB48の2枚目のシングル「制服が邪魔をする」をリリースすると、AKB48は、初のトップ10入りを果たしています。
「制服が邪魔をする」
井上ヨシマサは42歳の時に作曲した「大声ダイヤモンド」「10年桜」「涙サプライズ」がAKB48のオリコン週間チャート記録を更新していた
さらに、2008年には、「大声ダイヤモンド」(2008年10月22日リリース)がオリコン週間チャート最高3位を記録すると、
2009年には、「10年桜」(2009年3月4日リリース)もオリコン週間チャート最高3位を記録し、続く、「涙サプライズ」(2009年6月24日リリース)は、オリコン週間チャート最高2位を記録しています。
「10年桜」
井上ヨシマサは43歳の時に作曲した「RIVER」がAKB48初のオリコン週間シングルチャート1位の大ヒット
そして、同年(2009年)、「RIVER」(2009年10月21日リリース)は、AKB48初となるオリコン週間シングルチャートで1位を記録する大ヒットとなったのでした。
「RIVER」
井上ヨシマサは44歳の時にAKB48に提供した「Beginner」が100万枚を売り上げる大ヒット
さらに、翌2010年には、「Beginner」(2010年10月27日リリース)が、100万枚を超える大ヒットを記録し、「第52回日本レコード大賞」で優秀作品賞を受賞しています。
「Beginner」
井上ヨシマサは44歳~49歳の時に「Everydayカチューシャ」「真夏のSounds Good!!」「UZA」「希望的リフレイン」「ハロウィンナイト」と大ヒットを連発していた
そして、その後も、井上ヨシマサさんは、
- 2011年5月25日にリリースした「Everydayカチューシャ」が、160万8000枚
- 2012年5月23日にリリースした「真夏のSounds Good!!」が、117万1000枚
- 2012年10月31日にリリースした「UZA」が、88万5000枚
「UZA」 - 2014年11月26日にリリースした「希望的リフレイン」が、113万312枚
- 2015年8月26日にリリースした「ハロウィンナイト」が、118万8000枚
と、手掛けた曲が、次々とミリオンセラーを含む大ヒットとなったのでした。
(AKB48の仕事では、まだ曲を書いている途中にもかかわらず、次のシングルが予約だけで100万枚ということもあったといいます)
「井上ヨシマサの前妻は貴島サリオ!再婚は?子供は?中山美穂と交際していた?」に続く
「AKB48」を始めとする数多くのアイドルの楽曲を手掛け、ミリオンセラーを連発した、井上ヨシマサ(いのうえ よしまさ)さんですが、プライベートはどのようなものだったのでしょうか。 そんな井上ヨシマサさんは、少なくとも結婚 …