1980年代、アイドル歌手として絶大な人気を誇った、小泉今日子(こいずみ きょうこ)さん。アイドル時代と変わらぬ可愛らしい笑顔で、多くの女性達から、憧れの存在として支持を集めています。


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トップアイドルとして

小泉さんは、1981年、
オーディション番組「スター誕生!」に出場し、

石野真子さんの「彼が初恋」を歌って、
見事合格されました。

翌年の1982年には、
「私の16才」で歌手デビューを果たし、

5枚目のシングル、
「まっ赤な女の子」でブレイク!

この時、セミロングからショートカットに、
大胆にイメージチェンジを図られ、

そのキュートさも相まって、
ヒットにつながったのでした。

そして、9枚目のシングル「渚のはいから人魚」で、
一躍、トップアイドルの座に上り詰められ、
その人気は不動のものに。

その後も、新曲をリリースするたびに、
ヒットを記録され、

女性では、松田聖子さんや中森明菜さんに続く、
人気歌手の地位を築かれたのでした。

女優として

その一方で、女優としても、

映画では、

1983年「十階のモスキート」
1986年「ボクの女に手を出すな」
1988年「快盗ルビイ」
1990年「稲村ジェーン」
1991年「超少女REIKO」

「ボクの女に手を出すな」より。小泉さんと石橋凌さん。

1992年「病は気から 病院へ行こう2」
1997年「虹をつかむ男・南国奮斗篇」
1998年「踊る大捜査線 THE MOVIE」
1999年「共犯者」
2001年「風花」

「虹をつかむ男・南国奮斗篇」より。小泉さんと西田敏行さん。

2002年「青い春」
2003年「ロッカーズ ROCKERS」
2004年「SURVIVE STYLE5+『自信過剰なCMプランナーと、人気催眠術師』」
2005年「空中庭園」
2006年「映画監督って何だ!」

2007年「転々」
2008年「グーグーだって猫である」
2009年「劇場版ムーミン パペット・アニメーション
      ~ムーミン谷の夏まつり~」
(ナレーション)
2010年「マザーウォーター」
2011年「毎日かあさん」

「転々」より。小泉さんとオダギリジョーさん。

2012年「贖罪 インターナショナル版」
2013年「リアル~完全なる首長竜の日~」
2016年「ふきげんな過去」
2017年「散歩する侵略者」
2018年「食べる女」

「ふきげんな過去」より。小泉さんと二階堂ふみさん。

テレビドラマでは、

1982年 NHK大河ドラマ「峠の群像」
1983年「あんみつ姫シリーズ」
1985年「少女に何が起ったか」
1986年「花嫁人形は眠らない」
1988年「今日の日をこそ」

1989年「明日はアタシの風が吹く」
1990年「花束」
1991年「パパとなっちゃん」
1992年「あなただけ見えない」
1993年「瞳に星な女たち」

「パパとなっちゃん」より。(左から)田村正和さん、小泉さん、
浜田雅功さん、白川由美さん。

1994年「僕が彼女に、借金をした理由。」
1995年「風を聴く日」
1997年「メロディ」
1998年「終わりのない童話」
1999年「恋愛結婚の法則」

2000年「夫についての情報」
2001年「恋を何年休んでますか」
2002年「私立探偵 濱マイク」
2003年 NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」
2005年「優しい時間」

「恋を何年休んでますか」より。(左から)飯島直子さん、
黒木瞳さん、矢田亜希子さん、小泉さん、仲村トオルさん。

2006年「セーラー服と機関銃」
2007年「ハタチの恋人」
2010年「うぬぼれ刑事」第7話
2012年「最後から二番目の恋」
2013年 NHK連続テレビ小説「あまちゃん」

2014年「極悪がんぼ」第7話
2015年「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」
2016年「トットてれび」
2017年「監獄のお姫さま」

「監獄のお姫さま」より。(左から)小泉さん、坂井真紀さん、
塚本高史さん、森下愛子さん、菅野美穂さん。

ほか、非常に多くの作品に出演されています。

元旦那は?

小泉さんは、1995年、
俳優の永瀬正敏と結婚されています。

お二人の出会いは、1993年、
女性ファッション雑誌「anan」で、
対談を行ったことがきっかけでした。

お二人は、サブカルチャー系の映画の話で、
意気投合されたのだとか。

当時、永瀬さんは、
いくつもの海外作品に出演されており、

世界中の監督やプロデューサーと、
交流されていたことから、

小泉さんのほうが、永瀬さんに対して、
憧れがあったのでは、と言われています。

それから間もなく交際が始まり、
結婚に至ったのだそうです。

結婚生活は?

小泉さんは、古風なところがあり、

「日本の女はかくあるべし」

というイメージをお持ちだったことから、

結婚と同時に、
引退を考えておられたようですが、

それを止めたのが、
夫の永瀬さんだったとか。

それで、小泉さんは、
入籍後は仕事をセーブしていたものの、
芸能活動を続けられ、

次第に、本格的に、
女優としてのキャリアを、
積まれていったのでした。

しかし、仕事で成功すればするほど、
小泉さんは、仕事と家庭の板挟みになり、
とても苦しまれたそうです。

離婚!

そんな中、
お二人の関係にも変化が生まれます。

小泉さんの中で、永瀬さんは、
憧れの存在からライバルへと変わっていき、

結婚生活を続けることが、
難しくなっていったのでした。

小泉さんは、そのことについて、

(永瀬さんは)自ら進んでカメラに、
魂を差し出している。

そこまでやれるのはすごいことだけれど、
私自身は決してそんな状態にはならないから、

心のどこかでやっかみや憧れや、
その不器用さに対しての警告や不安もあって、

「バカじゃないの?」と思ったりもしました。

だから、一緒に住んでいる頃は大変だった。
よく心配もしましたね。

と、語っておられました。

その一方で、永瀬さんは、
お芝居に没頭すると周囲が見えなくなることから、

そんな小泉さんの微妙な変化に、
気づいてはおられなかったようです。

こんなところにも、
お二人の、温度差が感じられますね。

しかし、離婚後もお二人の仲は良く、
映画「毎日かあさん」に夫婦役で共演された時は、
息ぴったりの演技を披露されています♪

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子どもは?

小泉さんには、
お子さんはいらっしゃらないようです。

ネット上では、その理由について、
「子ども嫌い」「不妊症」など、

様々なうわさが流れていたようですが、
どれもうわさに過ぎなかったようです。

というのは、
小泉さんは過去に、読売新聞で、
本の書評を担当されており、

その中で、

四十歳を過ぎた私の人生の中で、
やり残したことがあるとしたら自分の子供を持つことだ。

時間に限りのあることだから、
ある年齢を過ぎた女性なら、
一度は真剣に考えたことがあると思う。

と、綴っておられたことがあったからです。

子どもを持ちたい、と漠然と思いつつ、
その機会を逃されてしまったのかもしれません。

しかし、小泉さんは、

子供がいようがいまいが、
大切な人に惜しみない愛情を注げる人になりたいと思った。

形のあるものじゃなく、
誰かの心の中に、

ほんのりと温かい小さな光のような、
思い出をいくつか残すことが出来たら、

自分の生きた人生に、
ようやく意味を感じられるような気がした。

と、締めくくっておられました。

子どもがいないことで葛藤され、
ようやくたどり着いた、
心境なのかもしれませんね。

すべてが完璧に、
人生を歩んでおられるように思えた、
小泉さんの意外な一面でしたが、

そのような飾らない姿が、
多くの女性達の心をとらえて離さないのでしょう。

これからも、私達の憧れの存在として、
いつまでも輝き続けてほしいですね。

応援しています!!

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