唐十郎さんと共に劇団「状況劇場」を牽引し、看板女優として活躍するも、1988年には、唐十郎さんと離婚していた、李麗仙(り れいせん)さん。

実は、「状況劇場」も離婚と同時に解散していたのですが、2013年には、その権利を巡って、唐十郎さんとその再婚相手を訴えていたといいます。

今回は、李麗仙さんが唐十郎さんとその再婚相手を訴えた理由、その裁判の判決などについて、李麗仙さん本人のコメントを交えてご紹介します。

李麗仙

「李麗仙の死因は?脳梗塞を患いリハビリに励むも悪化の一途を辿っていた!」からの続き

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李麗仙は唐十郎とその再婚相手に裁判を起こしていた

李麗仙さんは、2013年、唐十郎さんと唐十郎さんの再婚相手を相手取り、裁判を起こしています。

李麗仙さんによると、唐十郎さんと離婚した時、婚姻中に2人で買った稽古場兼自宅の譲渡、「状況劇場」の著作権の譲渡、生活費・養育費として毎月30万円支払ってもらうことを承諾してもらったそうですが、

実際には、生活費20万円を3回支払われただけで、著作権の件はうやむやにされ、李麗仙さんも言いそびれていたといいます。

ただ、自身が70歳を回ったことで、財産や権利関係を整理しておきたいと思ったことや、唐十郎さんが2012年5月に自宅で転倒して脳挫傷を負ったことで、

この機会にはっきりさせておきたいと、未払いの生活費と養育費分の支払、著作権の譲渡を求めて、訴訟を起こしたのだそうです。

李麗仙は唐十郎と面会し「状況劇場」の著作権の譲渡を受ける書面を取り交わしていた

そんな李麗仙さんは、まず最初に、この内容の催告書を唐十郎さん夫妻に送ると、その数日後には、唐十郎さん夫婦と面会したしそうで、

李麗仙さんによると、その時、唐十郎さんは、

僕はこれ、サインしようと思うんだけど、どうかな

と、再婚相手に話し、

無事、著作権の譲渡を受ける書面を取り交わして、スムーズに進むように見えたそうですが・・・

李麗仙は後に唐十郎の再婚相手に「状況劇場」の著作権の譲渡を拒否されていた

その後、唐十郎さんの再婚相手が、唐十郎さんの成年後見人となり、これを拒否してきたそうで、

(唐十郎さんの再婚相手が、唐十郎さんの成年後見人になったということは、唐十郎さんが「脳挫傷」の影響で判断能力のない人とみなされたということ)

李麗仙さんは、

著作権と言っても、1ステージ1万円ぐらいで、お金が目的ではありません。作品に私は育てられたし愛情もある。にも拘(かかわ)らず、奥さんは、法律事務所を通して著作権を渡さないと言う。これは許せません。

と、憤ったのでした。

(この時、唐十郎さん本人は、会話をするのも難しい状態だったそうで、「元妻vs現妻」の争いは、完全に泥沼化してしまったのでした)

李麗仙は唐十郎の別荘(乞食城)に勝手に出入りしてポスターも持ち帰っていた

また、李麗仙さんは、唐十郎さんと離婚後も、

乞食城は劇団員の稼ぎで作ったものだから

と、唐十郎さんの”乞食城”と呼ばれる別荘に勝手に出入りしていたそうで、

唐十郎さんが脳挫傷で倒れる前に、劇団「状況劇場」時代の貴重なポスターを明治大学に寄贈する話が出た時には、別荘からポスターをごっそり持ち帰っていたそうですが、

(この李麗仙さんの行動は、唐十郎さんの劇団「唐組」が、警察に通報するという騒ぎになったそうです)

著作権の話も含め、李麗仙さんの一連の行動は、「状況劇場」に対する強い思いだけでなく、唐十郎さんの再婚相手が唐十郎さんを不倫の末に奪ったという、個人的な感情もあったようです。

(唐十郎さんは、李麗仙さんと離婚した翌年に再婚しており、李麗仙さんは、自身との婚姻中に唐十郎さんがこの再婚相手と不倫していたと考えていたようですが、実際に唐十郎さんが不倫していたかどうかは不明です)

李麗仙の訴えは棄却されていた

そんな中、2016年10月、李麗仙さんの訴えが棄却されたことが報じられています。

李麗仙さんによると、2016年12月半ば、富士吉田署から、12月25日に自宅で捜査したい旨連絡があり、

25日午後、自宅に警察官が5人来て、1時間くらい家の中をウロウロすると、最終的には、李麗仙さんが唐十郎さんの別荘”乞食城”から持ち帰っていた「状況劇場」のポスターを2枚(「腰巻お仙」と「ジョン・シルバー」を上演した時のもの)押収されたそうで、

李麗仙さんは、

劇団『唐組』の代表と唐の奥さんに、不法侵入と盗難で被害届を出されていましたからね。稽古場だってポスターだって、状況劇場のみんなでお金を出して作ったものなのに

と、語っています。

また、この時、「状況劇場」時代の看板俳優だった大久保鷹さんも李麗仙さんの自宅に駆け付けていたそうですが、警察によって中には入れてもらえなかったそうで、

大久保鷹さんも、

俺たちが作ったものなのに・・・

と、語っていたといいます。

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李麗仙は持ち帰った「状況劇場」のポスター2枚を「なんでも鑑定団」に出していた

ちなみに、李麗仙さんは、2013年頃、唐十郎さんの別荘”乞食城”から持ち帰った「状況劇場」のポスター2枚をテレビ番組「なんでも鑑定団」に出品していたそうで、

某関係者は、

2枚とも横尾忠則さんがデザインしたもので、評価額は『腰巻お仙』が300万円、『ジョン・シルバー』が200万円の、あわせて500万円でしたよ。やっぱり横尾さんはすごいと思いました

当時、李さんが番組で提示した“本人評価額”は50万円だったんですけどね・・・。

それはさておき、ポスターは他にもあったのに、なぜ押収されたのはこの2枚なのか。大方、警察も価値が分からないから、とりあえず「なんでも鑑定団」で評価されたモノにした、というところでしょう

と、語っています。

一方、被害届を出した唐十郎さんの再婚相手は、

(ポスターが手元に戻ってきたという連絡はまだなく)もうお蔵入りになった件だと思っていたので、どうして今になって動きがあったのかわかりません。こちらとしては警察にお任せしていますので・・・

と、語っており、

唐十郎さんの再婚相手が警察に依頼したわけではなかったようで、その後、このポスター2枚が唐十郎さん側に戻ってきたかどうかは不明です。

「李麗仙の前夫・唐十郎との馴れ初めは?離婚理由は?子供(息子)は大鶴義丹!」に続く

お読みいただきありがとうございました

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