1961年にデビューアルバム「渡辺貞夫」をリリースして以来、実に86作品に及ぶアルバムをリリースするほか、60年以上に渡り、充実した音楽活動を続けている、渡辺貞夫(わたなべ さだお)さんですが、
そんな渡辺貞夫さんのプライベートはどのようなものだったのでしょうか。
今回は、渡辺貞夫さんの、妻との馴れ初め、結婚後の妻との関係(夫婦仲)、子供(娘)についてご紹介します。

「渡辺貞夫の体調不良の原因は病気?90歳の時には狭心症の手術も!」からの続き
渡辺貞夫の妻との馴れ初めは?
渡辺貞夫さんは、1957年、24歳の時、貢子(みつこ)さんという女性と結婚しています。
渡辺貞夫さんは、有楽町の駅前にあったジャズ喫茶「コーヒーコンボ」に、仕事の前後、よく聴きに行っていたそうですが、
ある日のこと、かわいい女の子(貢子さん)が店の手伝いに来ていたそうで、通っているうちに親しくなっていき、やがて、交際をスタートし、結婚に至ったそうです。
ちなみに、この時、奥さんはまだ高校生だったそうですが、偶然、店の前で転んでいるところを、おかみさんが手当をしてくれたことがきっかけで、お店を手伝うようになったのだそうです。
(渡辺貞夫さんは、奥さんと知り合った時、まだ高校生だとは思いもしなかったそうです)
渡辺貞夫と妻の夫婦仲は良好だった
ちなみに、渡辺貞夫さんは、芸術祭大賞や紫綬褒章を授与した際には、家族の支えがあったからこそ今の自分があると、必ず、家族への感謝の気持ちを語っており、
渡辺貞夫さんの世界的な成功は、奥さんの内助の功も大きかったようです。
また、渡辺貞夫さんは、奥さんについて、
彼女は人形町の生まれで、生粋の江戸っ子。気っ風がいいというかね。男気があるというか。私が持っていないところを全部持っている。そこに惹かれましたね。ただ向こうは向こうで、私にまいっていると思うけど(笑)。
と、語っており、夫婦の仲睦まじさが伺えます。
渡辺貞夫の妻は急逝していた
ただ、そんな奥さんも、2010年に急逝されたそうで、
渡辺貞夫さんは、2018年、「徹子の部屋」に出演した際、
(奥さんは)バタッとうつぶせになって、そのまま逝っちゃったみたいなんです。あっけなかった。彼女は非常に行動的な女性でした。
僕が旅に出ると彼女も出るみたいで、ばったりサンフランシスコの街角で会っちゃったりね。そんなことがありましたし。けっこう二人では旅もしました。
と、語っています。
渡辺貞夫には子供(娘)が1人
渡辺貞夫さんと奥さんの間には、結婚の翌年の1958年に、女の子が1人誕生しており、渡辺眞子(わたなべ まこ)さんというそうです。
渡辺眞子さんは、東京女学館短期大学を卒業すると、その後は、ノンフィクション作家、エッセイスト、絵本作家などの活動していたそうで、著書には、「幸福な犬 世界一幸せな飼い主になる方法」があります。
ちなみに、現在、渡辺貞夫さんは、娘の渡辺眞子さんと2人暮らしで、
今もう全部娘に面倒見てもらってます
と、語っており、
渡辺眞子さんは、仕事のサポートなどもしてくれているといいます。
さて、いかがでしたでしょうか。
渡辺貞夫さんの、
- 渡辺貞夫の生い立ちは?「ブルースの誕生」を観てクラリネットを始めていた!
- 渡辺貞夫のプロフィール
- 渡辺貞夫は幼い頃から音楽に恵まれた環境で育っていた
- 渡辺貞夫は15~16歳の時、米映画「ブルースの誕生」に魅せられクラリネットを買ってもらっていた
- 渡辺貞夫は15~16歳の時にほぼ自己流でクラリネットを演奏できるようになっていた
- 渡辺貞夫の若い頃は?クラリネットからサックスに転向していた!
- 渡辺貞夫は宇都宮のダンスホールでクラリネットの演奏活動を始めるもステージでは楽器を持って立っているだけで良かった
- 渡辺貞夫は16歳の時に進駐軍の施設で演奏するも下手すぎてランク付けされなかった
- 渡辺貞夫は16歳の時にクラリネットからサクソフォンに転向していた
- 渡辺貞夫は高校卒業後に上京し演奏活動をするもプロになれるとは思っていなかった
- 渡辺貞夫は18歳の時にサックス奏者としてオクテット(八重奏団)に加入していた
- 渡辺貞夫は18歳の時にサクソフォンを猛練習していた
- 渡辺貞夫は18歳の時に「ジャフロ」を結成していた
- 【画像】渡辺貞夫の若い頃は?カリフォルニアシャワーほか現在までのアルバムや経歴は?
- 渡辺貞夫は19歳の時に秋吉敏子に誘われて「コージー・カルテット」に加入していた
- 渡辺貞夫は22歳の時に「コージー・カルテット」のバンドリーダーになっていた
- 渡辺貞夫は25歳の時に「ジョージ川口ビッグ4」ほか様々なバンドで活動していた
- 渡辺貞夫は28歳の時には初のリーダーアルバム「渡辺貞夫」をリリース
- 渡辺貞夫は29歳の時に「バークリー音楽院」に留学していた
- 渡辺貞夫は32歳の時にボサノヴァを初めて聴き魅了されていた
- 渡辺貞夫は33歳の時にアルバム「ジャズ&ボッサ」で日本にボサノヴァブームを巻き起こしていた
- 渡辺貞夫は36歳の時にアルバム「PASTORAL」をリリース
- 渡辺貞夫は45歳の時に「California Shower(カリフォルニア・シャワー)」が大ヒット
- 渡辺貞夫は50歳の時に「フィル・アップ・ザ・ナイト」が大ヒット
- 渡辺貞夫の現在は?
- 渡辺貞夫のアルバム一覧
- 渡辺貞夫の受章一覧
- 渡辺貞夫の兄は殺人事件の被害者だった!弟は渡辺文男!妹はチコ本田!
- 渡辺貞夫の兄・渡辺登幾雄は殺人事件の被害者だった
- 渡辺貞夫の弟はジャズ・ドラマーの渡辺文男
- 渡辺貞夫の妹はジャズ・ヴォーカリストのチコ本田
- 渡辺貞夫の体調不良の原因は病気?90歳の時には狭心症の手術も!
- 渡辺貞夫は48歳頃に原因不明の体調不良に見舞われていた
- 渡辺貞夫は体調不良により5ヶ月間の療養生活を送っていた
- 渡辺貞夫は体調不良の中、不本意なアルバム「ランデブー」が大ヒットしていた
- 渡辺貞夫はC型肝炎が順調に回復していた
- 渡辺貞夫は90歳の時に狭心症の手術を受けるも無事に回復していた
- 渡辺貞夫の妻との馴れ初めは?結婚後の夫婦仲は?子供は娘が1人!
- 渡辺貞夫の妻との馴れ初めは?
- 渡辺貞夫と妻の夫婦仲は良好だった
- 渡辺貞夫の妻は急逝していた
- 渡辺貞夫には子供(娘)が1人
について、ご紹介しました。
15~16歳でクラリネットを始め、その後サクソフォンに転向して以来、実に70年以上も音楽活動を続け、92歳となった2025年現在も「渡辺貞夫カルテット2025」として全国ツアーを行うほか、次世代への音楽教育にも情熱を注ぎ続けている渡辺貞夫さん。
そんな渡辺貞夫さんには、これからも、一日でも長く、元気に音楽活動を続けてほしいものです。
唯一無二の音色とジャンルを超えた音楽性で、日本にボサノヴァ・ブームを巻き起こすと、「カリフォルニア・シャワー」等のヒットで世界進出も達成し、以降、常にシーンの最前線で活躍を続けている、渡辺貞夫(わたなべ さだお)さん。 …








