1960年代、デザイナー・森英恵さんのファッションショーの常連モデルを務めるなど、トップモデルとして活躍した、入江美樹(いりえ みき)さんは、プライベートでは、指揮者の小澤征爾さんと結婚しています。

今回は、入江美樹さんの夫・小澤征爾さんとの馴れ初め、結婚式、子供(娘の小澤征良さん、息子の小澤征悦さん)についてご紹介します。

入江美樹

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入江美樹の夫・小澤征爾との馴れ初めは?

入江美樹さんは、1968年9月、24歳の時、指揮者の小澤征爾さん(33歳)と結婚しています。

入江美樹さんは、自身の家で開催されたパーティーで小澤征爾さんと知り合い交際をスタートさせたそうですが、

実は、小澤征爾さんがその場の雰囲気に馴染めず、部屋の片隅にいたところ、入江美樹さんのお父さん(ロシア人)に話しかけられ、ロシア人でありながら、”べらんめえ”口調の日本語で話すお父さんと話すうちに意気投合したそうで、

帰り際に、小澤征爾さんが指揮予定のコンサートチケットを手渡したことがきっかけで、交流が始まると、出会って、1年も経たないうちに、結婚に至ったのだそうです。

入江美樹と小澤征爾
小澤征爾さんと入江美樹さん。

入江美樹は結婚式で森英恵デザインのウエディングドレスを着ていた

ちなみに、結婚式は、1968年9月、東京駿河台のニコライ堂で挙げたそうですが、仲人はファッションデザイナーの森英恵さん夫婦で、入江美樹さんは、森英恵さんのデザインしたウエディングドレスを着たそうです。

というのも、入江美樹さんは、1960年代、森英恵さんのファッションショーに頻繁に出演しており、

森英恵さんは、入江美樹さんと小澤征爾さんの結婚式について、日本経済新聞「私の履歴書」で、

ヴェラ(入江美樹)さんは、1968年、指揮者の小澤征爾さんと結ばれた。その結婚式のウエディングドレスが彼女に着てもらった最後の「お嫁さん」になった

と、綴っています。

(オートクチュールのショーでは、伝統的にコレクションの最後をウエディングドレスで締めくくるそうですが、森英恵さんたちは、このウエディングドレスのことを、敬意を込めて「お嫁さん」と呼んでいたそうです)

入江美樹は結婚後はファッションデザイナーに転身していた

そんな入江美樹さんは、結婚後、モデル・女優業を引退し、

ファッションデザイナーに転身して、本名の「小澤ヴェラ」として、レディスブランド「ザ・ギンザ・バイ・ミズ・ヴェラ」などを手掛けたそうです。

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入江美樹と小澤征爾の間には子供が2人(娘が1人、息子が1人)

入江美樹さんと小澤征爾さんの間には、子供が2人(娘が1人、息子が1人)誕生しています。

娘(長女)は小澤征良

入江美樹さんの娘(長女)は、1971年12月29日に誕生した、エッセイストの小澤征良(おざわ せいら)さんです。

小澤征良さんは、アメリカ・ボストンで生まれ育ったそうですが、6歳の時に日本に帰国し、成城学園初等学校に転校後は、成城学園中学校・高等学校・大学とエスカレーター式に進学し、その後、成城大学を中退して上智大学比較文学部に入学すると、

大学卒業後は、ニューヨークのメトロポリタン歌劇場で首席演出家のデイヴィッド・ニース氏につき、演出助手としてオペラを学んだそうで、

その後、テレビ番組の司会や雑誌を中心に、エッセイを執筆するようになり、2002年には、「おわらない夏」(エッセイ)で作家デビューを果たすと、たちまちベストセラーとなっています。

ちなみに、2025年10月現在、小澤征良さんは、「一般財団法人サイトウ・キネン・オーケストラ財団」の評議員のほか、サイトウ・キネン・オーケストラ(SKO)の代表を務めているそうです。

息子(長男)は小澤征悦

入江美樹さんの息子(長男)は、1974年6月6日に誕生した、俳優の小澤征悦(おざわ ゆきよし)さんです。

小澤征悦さんは、アメリカ合衆国カリフォルニア州サンフランシスコで生まれ育ったそうですが、3歳の時に日本に帰国し、成城学園初等学校、成城学園中学校高等学校、成城大学に進学して卒業すると、

1998年、24歳の時には、NHK大河ドラマ「徳川慶喜」で俳優デビューし、翌年の1999年には、「豚の報い」の主演に抜擢されて映画デビューも果たすと、個性派俳優として注目を集め、

以降、テレビドラマでは、連続テレビ小説「さくら」、NHK大河ドラマ「義経」「篤姫」、「もみ消して冬〜わが家の問題なかったことに〜」「ハケン占い師アタル」「いだてん〜東京オリムピック噺〜」、

映画では、「釣りバカ日誌13 ハマちゃん危機一髪!」「るろうに剣心 伝説の最期編」「相棒-劇場版II-警視庁占拠!特命係の一番長い夜」など、話題の作品に次々と出演し、

シリアスからコメディまで、ジャンルを問わず、様々な役を演じこなせる俳優として活躍しています。

さて、いかがでしたでしょうか。

入江美樹さんの、

  • 【画像】入江美樹の若い頃から現在までの経歴は?家系図は?父はロシア人!
    • 入江美樹のプロフィール
    • 入江美樹の本名は?芸名の名付け親は永六輔
    • 入江美樹はハーフ(父親はロシア人、母親は後に料理研究家の入江麻木)
    • 入江美樹は14歳の時に2000人中1位に選ばれ雑誌「装苑」のモデルになっていた
    • 入江美樹は18歳~19歳頃「シャボン玉ホリデー」のマスコットガールで人気を博していた
    • 入江美樹は19歳の時に「世界一チャーミングなモデル」に選ばれていた
    • 入江美樹は22歳の時には映画「他人の顔」で女優デビュー
    • 入江美樹は24歳の時に小澤征爾と結婚後はファションデザイナーに転身していた
    • 入江美樹の現在は?
    • 入江美樹の家系図
  • 入江美樹の夫・小澤征爾との馴れ初めは?子供は小澤征良と小澤征悦!
    • 入江美樹の夫・小澤征爾との馴れ初めは?
    • 入江美樹は結婚式で森英恵デザインのウエディングドレスを着ていた
    • 入江美樹は結婚後はファッションデザイナーに転身していた
    • 入江美樹と小澤征爾の間には子供が2人(娘が1人、息子が1人)
      • 娘(長女)は小澤征良
      • 息子(長男)は小澤征悦

について、ご紹介しました。

14歳で雑誌「装苑」のモデル募集に2000人の中から1位に選ばれてモデルデビューを果たすと、「シャボン玉ホリデー」のマスコットガールとして可憐な姿で人気を博し、19歳の時には「世界一チャーミングなモデル」に選ばれるなど、1960年代のファッション界を代表する存在として活躍するも、

結婚後はあっさり表舞台から身を引き、ファッションデザイナーとして新たな道を歩んでいた入江美樹さん。

現在はどうされているのか分かりませんが、既に80歳を回る高齢ということもあり、穏やかな日々を送られているのかもしれませんね。

お読みいただきありがとうございました

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