1972年、22歳の時、テレビドラマ「剣道一本!」で俳優デビューすると、1974年、24歳の時には、特撮ドラマ「ウルトラマンレオ」で主人公・おゝとりゲン/ウルトラマンレオに大抜擢され、一躍、脚光を浴びた、真夏竜(まなつ りゅう)さん。
今回は、そんな真夏竜さんの、若い頃から現在までの経歴と、妻、子供についてご紹介します。
また、最後には、出演作品(テレビドラマ、映画)の一覧もご紹介します。

真夏竜のプロフィール
真夏竜さんは、1950年4月18日生まれ、
神奈川県横浜市の出身、
身長170センチ、
血液型はО型、
学歴は、
日本大学高等学校卒業、
趣味は、
テニス、ゴルフ、水泳、
特技は、
少林寺拳法(初段)、剣道、ボクシング、
だそうです。
真夏竜の本名は?芸名の変遷は?
ちなみに、真夏竜さんの本名は、「瀬戸幹雄(せと みきお)」というそうですが、
芸名は、「真夏竜」(1974年)⇒「真夏竜吾(まなつ りゅうご)」(1986年)⇒「瀬戸美季夫」(1988年、アニメプロデューサーとして)と変遷し、
1998年以降は、再び「真夏竜」となっています。
真夏竜は22歳の時にテレビドラマ「剣道一本!」で俳優デビュー
真夏竜さんは、幼い頃から役者に憧れていたそうですが、高校の先輩である坂本九さんが活躍したことから、まずは歌手として実績を積むことが、役者への近道になるのではないかと考え、横浜市内のクラブで専属シンガーとなったそうで、
1972年、22歳の時には、歌手活動と並行し、本名の「瀬戸幹雄」名義で、テレビドラマ「剣道一本!」で俳優デビューを果たすと、
その後も、
- 1973年、23歳の時には、「泣くな青春」第14話
- 1974年、24歳の時には、「若い!先生 」第23話
などのテレビドラマに出演したそうですが・・・
パッとしなかったといいます。
真夏竜は24歳の時、特撮ドラマ「ウルトラマンレオ」で主演を務め一躍脚光を浴びていた
そんな中、真夏竜さんは、1971年頃、横浜のクラブで歌っていると、お客として来ていた、後に「ウルトラマンレオ」の監督を務める真船禎氏と知り合ったそうで、
その後、交流はほとんどなかったそうですが、それから約3年が経った頃、たまたま埼玉の実家に帰省し、両親が買い物に出て、留守番をしていた真夏竜さんのもとに、真船禎監督から、突然、電話があり、
(「ウルトラマンレオ」の)主役が決まらない。明日、TBSに来なさい
と、言われたそうで、
(「ウルトラマンレオ」のオーディションでは3,000人の応募者が集まったそうですが、主役決定は難航していたそうで、そんな中、真船禎監督が、横浜のクラブで知り合った真夏竜さんを思い出したのだそうです)
翌日、言われた通り、TBSに面接に出向くと、真船禎監督のほか、「円谷プロダクション」の熊谷健氏やTBSの橋本洋二氏らの前で面接されたそうですが、
真夏竜さんが、少林寺拳法の経験があることを伝えると、アクションができるとみなされ、これが決め手で、即、合格となったそうで、
1974年、24歳の時、「ウルトラマンレオ」の主人公・おゝとりゲン/ウルトラマンレオを演じると、たちまち脚光を浴びたのでした。

「ウルトラマンレオ」より。
また、真夏竜さんは、「ウルトラマンレオ」の主題歌も担当しています。

「ウルトラマンレオ」の主題歌。
真夏竜は38歳頃、役者業を廃業していた
そんな真夏竜さんは、
1974年には、テレビ時代劇「破れ傘刀舟悪人狩り」で、萬屋錦之介さん演じる叶刀舟の医術の弟子・榊大介役、

「破れ傘刀舟悪人狩り」より。
1986年には、NHKの新大型時代劇「武蔵坊弁慶」で、源義経(川野太郎さん)の家人・佐藤継信役でレギュラー出演するなど、テレビドラマを中心に活動していたのですが・・・
1988年頃には、既に30代後半になっていたにもかかわらず、20歳そこそこの青年の役しかオファーが来ず、実年齢と役柄のギャップに疑問を感じるようになったそうで、役者業を廃業したのだそうです。
真夏竜は役者廃業後はアニメ制作に携わっていた
その後、真夏竜さんは、知人に誘われ、アニメ制作会社「スタッフ21」やその子会社「アニメーション21」でプロデューサー業に就き、
- 1989年「ダッシュ!四駆郎」

「ダッシュ!四駆郎」より。 - 1991年「炎の闘球児 ドッジ弾平」

「炎の闘球児 ドッジ弾平」 - 1991年「カンビュセスの籤」(藤子・F・不二雄のSF(すこし・ふしぎ)短編シアター 第6巻)

「カンビュセスの籤」より。 - 1992年「ケンネル所沢」
などのアニメ制作に携わっていたそうですが、
1998年頃、「スタッフ21」と「アニメーション21」の両社が廃業したことで、再び、役者業に復帰したそうで、
真夏竜さんは、
いろいろ経験させてもらいましたが、単純に『俳優という職業が好きか、嫌いか。もう一度、続けたいのか』って自問自答するようになり、再開する道を選んだ。そこからは、舞台、映画を見まくりましたね
と、語っています。
真夏竜は49歳の時に「キッズ・ウォー」で役者業に復帰していた
そんな真夏竜さんは、1999年、49歳の時、お昼のテレビドラマ「キッズ・ウォー」の主人公・中西茜(井上真央さん)の伯父・津村信彦役で役者復帰を果たしているのですが、
ドラマは高視聴率を記録してパート5(2003年)まで制作され、真夏竜さんもドラマのヒットと共にお茶の間の人気を博しています。

「キッズ・ウォー」より。
そして、その後も、真夏竜さんは、テレビドラマを中心に、アニメの声優やバラエティ番組のナレーションにも携わるなど、ジャンルを問わず、幅広く活動を続けていたのですが・・・
真夏竜は54歳の時に胃ガンを患い手術していた
舞台公演を翌月に控えた2004年9月、54歳の時、激しい腹痛があり、病院で検査を受けると、当初は胃炎と診断されたといいます。
ただ、薬の効果がなく、千秋楽を終えて訪れた総合病院で改めて検査を受けると、今度は、進行期の胃ガンの可能性が高いと診断されたといいます。
しかし、真夏竜さんが、この病院に好感が持てず、納得できる病院を求めて複数の病院を回っていると、
「ウルトラマンタロウ」で主演を務めた俳優の篠田三郎さんが、真夏竜さんの病状を知り、すぐに都内の大学病院を紹介してくれたそうで、
この大学病院で、ひととおり診察すると、
医師が、
うちでベストのチームを組んで治療に当たります
と、言ってくれたそうで、
真夏竜さんは、ようやく、全幅の信頼を置いて治療を任せることができたのだそうです。
そして、大学病院での検査の結果、ガンが進行していたことから、腹腔鏡ではなく開腹手術が選ばれ、胃の3分の2と周辺のリンパ節を切除し、小腸の一部を”代用胃”として充てる計画が立てられたのだそうです。
ただ、主治医は、奥さんだけには、もしガンが膵臓にまで広がっていれば状況は非常に厳しく、
来年の桜の花を見ることはできないかもしれない(余命半年程度)
と、極めて深刻な状態であることを伝えていたそうですが、
幸い、ガンは、膵臓にも他の臓器にも転移しておらず、そのまま予定通り手術に移行することができたそうで、手術も無事に成功し、その後は、再発を防ぐため、抗ガン剤での治療を始めると、6年間、再発もなかったそうで、
ついに主治医から、
もう卒業ですね
と、言われ、真夏竜さんは、見事、ガンを克服したのだそうです。
真夏竜の現在は?
こうして、胃ガンを克服した真夏竜さんは、俳優業のかたわら、少しでも人の役に立ちたいと、以前から興味があった民話の語り部としても活動しようと思い立ったそうで、
月1回のペースで、全国の幼稚園、中学校、高等学校などで民話語りを始めると、やがて、その活動が各方面で評価されるようになり、2010年には、文化庁から「芸術家派遣事業 協力芸術家」に認定されています。
また、真夏竜さんは、2026年現在(真夏竜さん76歳)も、山梨県のFM富士「真夏 竜の民話の小部屋」(毎週土曜日9:30~9:54)でパーソナリティを務め、山梨県の民謡を中心に全国の民話を紹介しています。
ちなみに、真夏竜さんは、
ガンになったことが、背中を押してくれたのだと思います。ガンになることや、年をとることはなかなか悪いことじゃない、捨てたもんじゃないと、今はそう思います
と、語っています。

真夏竜の妻は?
真夏竜さんは、1977年、六本木で「かよ」という飲食店を営む佳代さんという女性と結婚しています。
真夏竜さんは、プライベートをほとんど明かしていないため、佳代さんとの馴れ初めや結婚後の夫婦関係など、詳細は不明ですが、
真夏竜さんが2004年に胃ガンを患った際には、佳代さんが、家族ぐるみの交流があり、「ウルトラマンタロウ」で主演を務めた篠田三郎さんの奥さんに電話で相談したことがきっかけで、真夏竜さんが信頼できる医師と巡り合うことができたといいます。
また、真夏竜さんは、俳優業と並行して、佳代さんのお店で本の読み聞かせも行っているそうですが、
2010年には、俳優の木村延生さんが、自身のブログで、
竜じー様と飲んできました♪ しかも17時~渋谷で 渋谷の竜さんいきつけの焼鳥屋だっ!そのあと蕎麦屋行って5分くらいで食って出て、六本木の『かよ』へ♪ 奥さん(かよさん)と竜さん3人でいろいろ話してビールめっちゃ飲んで帰りましたー!竜さん、かよさん、御馳走様でした♪♪♪めっちゃ楽しくて、未来の話をいっぱいできましたー!!
と、綴っており、
真夏竜さんと奥さんの夫婦仲はとても良いようです。
真夏竜の子供は息子が1人
真夏竜さんと奥さんの間には、男の子が1人いるそうですが、
芸能関係者ではなく、真夏竜さんは、息子さんについてほとんど明かしていないため、詳細は不明です。
真夏竜の出演作品(映画)
それでは、最後に、真夏竜さんの出演作品をご紹介しましょう。
映画では、
- 1984年「アニメちゃん」

「アニメちゃん」より。 - 1987年「別れぬ理由」
- 1987年「トットチャンネル」
- 1987年「暗号名 黒猫を追え!」
- 2000年「東京爆弾」
- 2008年「クレーマー Case1」
- 2009年「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」※ウルトラマンレオの声
- 2012年「ウルトラマンサーガ」※おゝとりゲン役
- 2015年「アウターマン」
- 2016年「大怪獣モノ」
- 2018年「劇場版 炎の天狐トチオンガーセブン 閻魔堂!地獄の大決戦!!」
真夏竜の出演作品(テレビドラマ)
テレビドラマでは、
- 1972年「剣道一本!」
- 1973年「泣くな青春」
- 1974年「ウルトラマンレオ」※主演
- 1975年「敬礼!さわやかさん」
- 1976年「赤い運命」
- 1977年「いちばん星」
- 1977年、1980年「銭形平次」(第598話、第708話)
- 1978年、1980年「吉宗評判記 暴れん坊将軍」
- 1979年「からっ風と涙」
- 1980年「元気です!」
- 1981年「ゆるしません!」
- 1982年「鬼のいぬ間に」
- 1983年「あんちゃん」
- 1983~1984年、1999年「大岡越前」
- 1984年「東條英機暗殺」※主演
- 1984~1985年、1988、1999年、2002年、2004~2006年「水戸黄門」

「水戸黄門」より。 - 1985年、1988年「長七郎江戸日記」(第1シリーズ 第63話、第2シリーズ 第28話)
- 1986年「武蔵坊弁慶」
- 1987年「江戸を斬るVII」
- 1988年「徳川家康」
- 1989年「坂本龍馬」
- 1994年「タクシードライバーの推理日誌4 幸福の代償」
- 1996年 NHK大河ドラマ「秀吉」
- 1998年 NHK大河ドラマ「徳川慶喜」
- 1999~2003年「キッズ・ウォー」(パート2~5)
- 2000年「サラリーマン金太郎2」
- 2002年「春が来た」
- 2004年「黒革の手帖」
- 2005年 NHK大河ドラマ「義経」
- 2006年「ウルトラマンメビウス」

「ウルトラマンメビウス」より。 - 2006年「ウルトラマンマックス」(第33話、第34話)

「ウルトラマンマックス」より。 - 2007年「どんど晴れ」
- 2008年「炎神戦隊ゴーオンジャー」
- 2009年「嬢王 Vergin」
- 2010年「緑川警部vs16時02分の路線バス」
- 2011年、2015年「相棒」season9、season14
- 2014年「吉原裏同心」
- 2015年「ウルトラファイトビクトリー」※ウルトラマンレオの声
- 2016年「怪盗探偵 山猫」
ほか、数多くの作品に出演しています。
「真夏竜はウルトラマンレオの撮影では様々なシーンを命がけで行っていた!」に続く
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