お笑いタレントの、清水ミチコ(しみず みちこ)さん。特にモノマネを得意とされ、矢野顕子さん、桃井かおりさん、忌野清志郎さんをはじめ、レパートリーは200人以上と言われています。女優としても活動され、最近では大河ドラマ「真田丸」に出演。そのインパクトのある演技で注目を集めました。


Sponsored Link

プロフィール!

清水さんは、1960年1月27日生まれ、
岐阜県高山市のご出身です。

身長162センチ、
血液型はB型、

趣味は、
ピアノ、読書、ネコと遊ぶ、

だそうです♪

趣味でモノマネ

清水さんは、小学生の頃に、
モノマネを始め、

南沙織さん、天地真理さん、小柳ルミ子さん、
などのモノマネされていたそうです。

ただ、当時は、
クラス中のみんながモノマネをしており、
清水さんよりも、うまい子、目立つ子もいたとか。

そんな中で、清水さんは、
いぶし銀のような存在だったそうなので、
当初は、タレントになろうとは思っておらず、

ご両親が経営する、
ジャズ喫茶や、飲食店を継ごうと、
考えておられたそうです。

放送作家の世界へ

しかし、その一方で、
短期大学に通われていた時、

ラジオ番組や、「ビックリハウス」という、
サブカルチャー雑誌にネタを投稿。

ネタが採用された時は、とてもうれしくて、
アルバイト先の店長さんに、
話をされたそうです。

すると、その店長さんの親戚に、
放送作家業界で働いている人がいるとのことで、
紹介してもらえることに。

そんな縁で、
放送作家業界に入ることになり、

1983年、ラジオ番組、
「クニ河内のラジオギャグシャッフル」で、
放送作家兼ラジオDJとなられます。

リスナーの方からハガキが届くのを見て、

「こんなにおもしろい仕事はない」
と、心の底から思えた。

と、清水さんはおっしゃっていました。

初ライブ

そんなラジオ番組も、1986年に終了し、
これからどうしようか、と思われていた矢先、

渋谷の「ジャンジャン」というライブハウスが、
テープ審査に受かれば、
無料でステージを貸してくれることを知り、

さっそくデモテープを持ち込まれると、
見事合格。

日曜日の午後2時から1時間だけ、
ステージを貸してもらえることに。

清水さんは、エレベーターガールのモノマネと、
ピアノを使った、音楽パロディを披露され、
好評を博したのでした。

永六輔さんとの出会い

実は、清水さんの初ライブに、
タレントで元放送作家の、
永六輔さんが見に来ていたそうで、

ライブの後、永さんから、

「芸はプロだけど、生き方がアマチュア」

と言われたのだとか。

つまり、あいさつや、緊張している感じが、
見ていて心許ないというのです。

それで、もっと場数を踏めるようにと、
永さんのライブに出演させてもらったり、

知り合いのディレクターを紹介してくれたりと、
いろいろ、面倒をみてくれたのだそうです。

永さんとの出会いがなかったら、
今の自分はなかった。

と、清水さんはおっしゃっていました。

テレビの世界へ

そして、翌年の1987年、
清水さんは、新人発掘番組「冗談画報」で、
テレビデビューを果たされると、

それがテレビ関係者の目に留まり、
「笑っていいとも!」に出演。

2008年、ゲストで出演時。タモリさんと。

1987年10月から1992年9月まで、
レギュラーとして出演され、
(1988年4月から9月まで産休)

全国的に、
知名度を上げられたのでした。

初めての試練

翌年の、1988年には、
深夜番組「夢で逢えたら」に出演。

「ダウンタウン」「ウッチャンナンチャン」
野沢直子さんらと、共演されるのですが、

「アドリブができないなら、帰れ」

という、厳しい雰囲気だったそうで、

それまで、清水さんは、
当時、珍しかった、女性のピンということで、
もてはやされていたため、

このような厳しい環境でお仕事をするのは、
初めての試練だったようです。

しかも、ずっとピンでやってきた清水さんにとって、
人と一緒に芸をすることは、
とても苦手だったとのこと。

「みどりちゃん」でブレイク!

アドリブができず、切羽詰まった状況でしたが、
清水さんは、あるキャラを生み出します。

それは、顔もブサイク、滑舌も性格も悪い、
伊集院みどりという、キャラでした。

「みどりちゃん」キャラの清水さんと、内村光良さん。

すると、清水さんの、
この捨て身のみどりちゃんは、大ヒット。

清水さんは、みどりちゃんを演じる時、
長所を隠して、短所を引き出す、
という、普通とは逆のことをするのですが、

「こんなに気持ちいいことがあるのか?」

と、思えるほど、
自由になれた気がしたのだとか。

さらに、

「新たな自分が見えてきた」

とのことで、

清水さんは、大ブレイクとともに、
お笑い芸人として、
大きな自信をつけられたのでした。

その後は、お笑いとして、
安定した人気を誇る一方で、

テレビドラマや映画にも出演され、
活動の場を広げておられます。

結婚は?

そんな清水さんの、
気になるプライベートなのですが、

清水さんは、1987年、
フリーのラジオディレクター、
坂田幸臣(さかた ゆきのぶ)さんと、
結婚されています。

以前、一緒にラジオ番組で、
お仕事をされたことがあるようなので、
その縁で知り合われたのでしょうね。

清水さんは、ご主人のことを、
メディアでは多く語っておられないようですが、

2016年5月3日、
ご自身のブログで、

ご主人と一緒に、高尾山に登られたことが、
綴られていましたので、

現在も変わらず、
仲良くされているようですね♪

子どもは?

そして、お子さんはというと、
結婚された翌年の1988年、
女の子を出産されています。

この頃は、ちょうど清水さんが、
ブレイクされた時期でしたので、

公私共に、
充実しておられたようですね。

この娘さんも、
現在はアラサーになりますが、

情報がないので、芸能界ではなく、
一般のお仕事をされているのでしょう。

Sponsored Link

真田丸

さて、清水さんは、2016年、
NHK大河ドラマ「真田丸」で、
豊臣秀吉の妹、旭姫を演じておられます。

旭姫は、秀吉によって、
無理やり夫と別れさせられ、

人質として、大坂城から遠く離れた、
駿府の徳川家康の正室となった人物なのですが、

清水さん演じる旭姫は、
ほとんど、セリフがなく、
ひたすら、仏頂面を貫かれており、

その「顔芸」が、
大反響を呼びました。

清水さんは、このドラマの脚本を担当されている、
三谷幸喜さんから、出演のオファーを受け、

セリフがない役なら、という条件で、
この出演をOKしたとのこと。

清水さんは、ご自身のブログに、

すげーな、三谷さん。
実はめっちゃ腹立ててるという仏頂面の姫の役。

想定以上に不細工に出来上がり、
我ながらびっくりしました。

と、驚きと喜び(?)を、
綴っておられました。

清水さんの出番は、この1シーンのみ、
時間にして、約2分半ほどだったのですが、

強烈なインパクトを、視聴者に与えるところは、
さすがといったところ。

多くのお笑い、モノマネ芸人が出てくる中、
現在も、ひときわ、
存在感を放っておられる清水さん。

これからも、まだまだ、
私達を楽しませてくれそうです♪

https://www.youtube.com/watch?v=cX1ONIjJta0

Sponsored Link